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魔術人物資料2 天出仁

     ……………


概要

 来歴は資料:全世界指名手配第一級相当違法魔術師『天出仁』来歴調査記録に詳しい。

 天涯孤独、幾度となく魔界府を襲撃し秘匿物品、呪物、資料、知識を盗み出した世界的指名手配違法魔術師。活躍は比較的近年。来るものを拒まない呪術師団体『呪塔會』に名前を変えて潜入し多くの修練や知識を蓄え抜け出したという噂がある。


・B評:≪第一級評価≫:戦闘について手馴れており、特化した魔術をいくつか持つ。多数の手札を操り柔軟に立ち回るスタイルは並の術師では敵わない。

 身体の魔術順応度は著しく低いが、驚くべき魔力効率と魔力操作によって肉体の強度以上のパワーと運動性能を持つ。

 しかし、そのパワーに追いつかない肉体の疲労は激しいものとなっており戦闘継続力は低く、最大魔力量との兼ね合いもあって戦闘後は長時間の休息が必要。


・I評:≪特別指定級評価≫:魔界府において密入国し各大学において文献を研究したほか、神祇寮や伏魔殿への侵入、魔界府での戦闘に乗じて重要文献の回収などを行い、魔術学についての実践・理論双方の円熟した知識を持つ。

 近年では『神霊』『宗教』『民俗学』への知見を主として広げており日本各地の村落や放棄された祠、神社、遺構などをめぐっていることが確認されている。

 また、積極的な秘匿封印セクターへの襲撃により呪物のほか、封印した知識などを盗み出している。


・M評:≪三級評価≫:魔力量拡大の修行途中である。魔術の習得からそこまで時間が経っていないこともあり戦闘能力や知識に対して最大魔力量は乏しい。

 実践による拡大率が高いが、最大魔力量の拡張に関する限界は彼の場合非常に少ないようだ。限界を超えての拡張は10年単位の超長期的な修練を継続する以外の選択肢は一般的には存在しない。

 彼はこの魔力拡張に関する知識も収集していることが盗まれた資料のアーカイブなどから確認されている。


・S評:≪第一級評価≫:半径100メートル規模の広範な通常感知範囲と周囲への鋭敏な感知能力は魔術結合や呪物の構造を把握することに特化している。

 通常であればこれだけの広範囲をカバーする通常感知範囲の魔術師であっても半径20メートル程度の圏内でなければ術式構造の解析は難しいが、彼は50メートル圏内であれば大体の構造を経験と知識も併せて解析可能である。

 また、集中さえすれば半径1キロメートル圏内の知覚も可能。紛れもない『感知型』の才能を持つ魔術師である。


・P評:≪第一級評価≫:予知能力に関して常人以上の才覚を持つ。修練により戦闘で有効な予知能力が研ぎ澄まされているほか、占術の精度も高く、予知夢や虫の知らせなど予知に関する才能なしには得られない経験を幾度となく得ている。

 彼の引き際の良さと逃げ足の速さはこの能力に由来するところも大きい。

 第一級の予知能力者は魔界においても極めて少なく、戦闘経験を積めば順当に高まる戦闘能力以上に才能と努力が必要な分野であるため、彼の存在はより厄介なものとなっている。

 そして予知能力で劣る者が勝る者に勝つ可能性は低い、よほどの戦闘能力の差と人数、形勢の有利が無ければ予知能力で負けることはそのまま敗北を意味する。


・T評:≪第一級評価≫:精密かつ高速な魔力操作と魔術結合の展開。結界術、呪物の扱いにも長ける。

 技量の高さから相手の防護を縫い研ぎ澄まされた攻撃や俊敏かつ正確な防御を可能としている。細胞レベルの魔力操作能力であり、ここまで研ぎ澄まされた魔力操作を行える魔術師は魔界でもなかなか出会うことはできない。わずかな魔力消費で強力な魔術や的確な魔力操作を行う事が出来るため、最大魔力量の少なさをカバーできている。

 チベットなどの特殊環境に存在する『呪塔會』が管理する魔界において彼は名を変えてこの技術を含めた教練を受けたという噂もある。


・総合:≪第一級相当≫:戦闘と隠密に長け、魔界の重要文献や秘匿物品の数々を盗み出してきた。

 全世界指名手配違法術師。勝ちにこだわる事もないため非常に厄介。

 各魔界においては特別指定級魔術師を最低でも一名、予知能力に優れる第一級魔術師を最低でも二名連れて対処する必要があると指令される。


 最大魔力量:9.7*10g(緊張時0.000097 リラックス時0.00097g)

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