どこかのタイミングで
ほんの一瞬でも好きの気持ちを見せた
夕日のキレイなこと
川辺では時間を忘れても
あたたかい言葉だけは
忘れない恋人たちが
絶妙な間隔で眺めてる
川はオレンジの色と絡まりながら
なんのためらいもなく
同じ方向へと流れてく
何かを語れば
それに興味を持った様子で
流れはゆっくりとなり
見届けたあとには
また、いつもの流れに戻ってく
カッコいいことも
恋には必要なのかな・・
わたしには必要ないけど
ココロが追いつかないくらいなら
普通でいいね
その普通がいちばん難しいのだけど
みんなが見つめる川辺に
夜が訪れても
さみしくなんかない
これからもずっと
さみしくなんかない
声に出して
思いを伝えたいけど
誰かに聞かれていたら
それは恥ずかしいから
どこかのタイミングを
ひたすら待っている
夜が深くなっても