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異世界逆行  作者: 白髪源内
第一章
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第二話

2030年7月10日


突然地面が揺れるような感覚に慌てて飛び起きた。

地面が揺れているわけではないが空間が揺れているような感覚に囚われていた。


なにが起きたかわからない、わからないが絶対になにかが起きた。そう自分の感覚が告げていた。


なにやら外から警察や消防の警報が鳴り響いている。


時計は12時を示していた。


集「あー完全に寝坊だ、どうすっかな」


そう独り言を言っている間に学校や友達への言い訳を考えながら携帯を手に取った。


茜から大量のメッセージやら電話がかかってきていた。


ったくおせっかいな奴だなと思いながらうつろな目をこすりながらメッセージを読んでいった。


理解できない文章がそこには書いていた。


「家にいるなら学校に絶対こないで!!安全な場所に避難して!!」


そんな内容がそこには記していた。


地震でもあったのか?外も騒がしいし、そう思いテレビをつけた。



「世界各地で大変なことが起こっています。未知の生物が人を殺しています。これはここだけではありません。日本内、いえ日本以外でも起きています!!これを見ている人は今すぐ逃げてください。

平和な世界は終わりを告げました。もう一度言います。平和な世界は終わりを告げました。」


なんだこの番組、すごいCGだな映画の番線か?そう思っているとテレビの中継が砂嵐に代わってしまった。


とりあえず家から出ようと学生服に着替え外に出ることにした。


目の前の家からは炎があがっていてほかの家もガラスが割れていたり、今にも壊れそうになっていた。周辺には赤い水たまりといつも買い物をしている商店のおっちゃんが倒れていた。


集「おっちゃんなにがあった?」


そう言いながらその体を持ち上げると血色の悪い表情で成人男性にしてはあまりに軽かった。

持ち上げたうでは赤い水で汚れてしまった。


集「死んでる」


何が起きたかわからない、本当に死んでいるか確認することは簡単だが、

確認するまでもなくそれは物語っていた。


集「なんなんだよ、どうなってんだよ!!」


そんな叫ぶ言葉に返す言葉も周りには答えてくれる人間はいなかった。


そんななか大きな川の向こうに動くもの人影を見つけた


集「おーい!!そこの人!!助けてくれー死んでるんだ人が!!」


その人影はその声に返してこないがこちらにその顔を向けた。


なんなんだ?あのみどりの顔、そして普通の人間とは似ても似つかない容姿。

まるで昨日夜中までやっていたMMORPGから出てきたゴブリンのような姿をしたものがそこにはいた


ゴブリン「ぐぁぁああ!!!」


そう雄たけびを上げると川から少し離れてこちらに向かって助走をつけて走ってくる。


集「おいおい、うそだろ?」

そう思いながらも後ろを振り返ることをやめ全力で自分の家に引き返した。


だが、そのゴブリンは川を飛びこえこちらのアパートに向かってくる。

あいつらがこれを起こしたのか?そう確信することはできないが自分の危機的状況にその事実を確信するほかなかった。


扉をガンガンとたたいている。


今にもあのみどりの奴が飛び込んできそうなくらい扉がゆがんでいる。


やり過ごすしかない、クローゼットに隠れることにした。


人一人はやっと入れるようなクローゼットに隠れると扉がやぶられる音が鳴り響く


心臓の音がガンガンと鳴り響き体も気が付いたら震えていた。


どっかいってくれ頼む、頼む。

そう思っているとポケットに入っていた携帯から着信音が鳴る。

それに気づいたゴブリンが迫ってくる。やるしかない


そう思い近づいているゴブリンにクローゼットの扉を思いっきり開き扉を直撃させる


しかしそれだけではたおすことはできない


昏倒しているゴブリンに対して


たまたまクローゼットにしまってあった金属製の物干しざおでそのゴブリンに向けてたたきつけた。


何度も何度もものすごく長く感じたその行為は次第に形が変わったそのゴブリンを見てやめた


やったのか、そんな死亡フラグのような言葉を発して事なきを得た。


その時、頭のなかに言葉が聞こえた。


「レベルが上がりました。アビリティの開放をします」


そんなセリフが頭によぎる。


ここは現実だよな、なんでこんなゲームみたいなアビリティ?訳が分からん


だが確かに普段機能しない器官が動かせるように感じた


頭の中にその情報が流れ込んでくる


凍らせることができる?まさかそんな


人が言葉を発することを知っているようにそんな当たり前が増えたような感覚に襲われていた


まさかな、そう思ったがキッチンに行き水道の蛇口をひねる。


凍れ!!


そう念じると触れた水が凍り付いた。


なんなんだこれは、凍ってる。たしかに凍っている


頭がズキッと痛くなる感覚とともに確かにそれは凍っていた。



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