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水の叫び  作者: 若苗音和
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第8話〜第9話 本当の友達

8、大丈夫

家に帰ってから、ベットの上で私はずーっと考えていた。

亜紀をすてて華織を選んだら、クラスで嫌われることはないけど亜紀がひとりっきりになる。

亜紀にとって私は裏切り者。

「そんなの、いやだーっ!」

叫んでみたけど。

やっぱりわからない。



「ふぁーっ!」

目が覚めた。

ああ、叫んだっきり、私、寝ちゃったんだ。

はやくお風呂に入って、明日の用意をしなきゃ!


そこで、私は外がうっすら明るいことに気がついた。

時計に目をやる。

「AM5時30分」

あれ?5時30分って?この時計壊れちゃったの???

んー、もうっ、、、って?え、?もう・・・朝?

うわーーーーーーーーーーーっ!!

急がなきゃーーーーーーーーーーーっ!!

困る困る。



結局、急いだので、いつもよりかなり早く準備が整ってしまい、亜紀に電話して先に学校に行った。

門が開いてすぐだったみたい。

教室には誰もいなかった。



私は、学校に行く準備をしながら決めていた。

亜紀と、いままでどおりに仲良くする。

もし、私がクラスで亜紀と一緒にはじかれても、正々堂々と戦おう。



「今日は大変になりそう。」

誰もいない教室には、私の独り言も、大きく響いた。

私は、今日ここで、どんなことが起こるかなんて、知らない。

「大丈夫、何とかなるよ。」

もう一度呟いてみる。

それも、響いた。






9、死神ははじまり

「死神っていうタロットカード知ってる?」

私は、亜紀に話す。

「意味は終わり、なの。

もう、駄目。

でも、ひっくりかえしたらどうなる?」

「え??」

亜紀は理解できていない。

「始まり。」

私が言っても、やっぱり亜紀は理解不能のようだ。



私が学校について10分ほどしたころ、みーと梨良がやってきた。

そしてゾロゾロとみんなが登校。

今日は、部活禁止デーだ。

そして、亜紀が来る。

・・・・・・。

いきなり、みーと梨良がしらけたので、他のみんなもそれを悟ったようだ。

私はサエと英と話していた。

あっっ、そうだ!

「あきー!おはよー!お腹大丈夫なの??」

私の声が教室に響く。

その声に、気まずい雰囲気はなくなった。

ただし、私、亜紀、サエ、英、みー、梨良、華織以外。

みーと梨良が亜紀を睨む。

亜紀はなにがなんだかわからないという顔。

残りは、その成り行きがどうなるのかと、3人を見ている。



話し出したのは、サエだった。

「亜紀、このグループからでてってよ。」

「私も、、、そうしてほしい。」

これは英。

私は、2人に対する怒りを抑えながら、言った。

「私は、、、私は、亜紀と一緒にいる。」

サエと英は驚いた。



「もう終わりだ、って亜紀は思った?」


その後、すぐにチャイムが鳴った。

1日の間、特に何も起こらなかった。

私の発言のせいだと思う。

私は怜也と幼馴染だ。

みーは、その怜也を好きだから、私との関係を悪くはできないのだろう。

それに、英とサエによると、私はみんなに嫌われにくい性格らしい。

私をはじくのは、賭け。

みーにみんなが従うか、微妙なところになる。らしい。


そして、今は放課後になる。


「うん。思った。」

亜紀が悲しそうに言う。

「でしょ?でもね、私と亜紀のキズナ(?)を試すのの始まりでもある。」

「智花・・・・。ありがと。」


明日からどうなるかわからない。

でも、亜紀といっしょに過ごすのは、確実。



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