一話 妖怪の賢者
やたらセリフが多くなってしまった・・・
読みにくかったらすみません
博麗大結界消滅1ヶ月前
幻想郷・マヨイガ
「紫様、お伝えしたい事が」
「ええ、分かっているわ結界の事でしょう?」
「はい、1ヶ月前から結界が徐々に弱まっています処置を施しましたがほとんど効果は見られませんでした」
「そう、あとどのくらい持つの?」
「私の試算ではこのままではあと1ヶ月前と1728530秒ほどです」
「そう・・・原因は分かっていないんでしょ?」
「はい、今のところは」
「なら、考えられるのは・・・外の世界ね」
「それは・・・」
「ええ、恐らく外の世界に原因があるわ」
「それは・・・」
「まぁそれならここで考えても仕方ないわ
今からちっょと見て来るから」
「はい、分かりましたいってらしゃいませ」
「じゃっ、行ってくるわ」
そう言うと、彼女は扇子を一振りして空間に
スキマを作りそのなかに消えた
「・・・・さて、私ももう少し調べるか」
外の世界
「これは・・・」
とあるコンビニの新聞売り場に一人のスーツを着た金髪の女性が立っていた
その女性―――八雲 紫は新聞を見て驚愕していた
記事によると某県の山中で見つかった生息・・
もとい妖怪によりこれまで歴史上で語られてきた
存在が実際に存在したと言う可能性が極めて高いとされているという
これが何を示すのか妖怪の賢者たる紫にはすぐに分かった
もしこの考えが広く一般化されてしまえば今の
常識と非常識の境界は無くなり博麗大結界も維持出来なくなってしまう
それは幻想郷の崩壊に他ならない
しかし・・・・
(博麗大結界があそこまで弱ってしまうほどこれが人々の常識になってしまったのならいまさら止めるのは難しそうね)
「別の方法を探しましょうか」
暫くして店員が店のドアから人が出ていく音を
聞きそちらを見たがそこには誰もいなかった
主人公いつ出そう・・・