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常識崩壊  作者: 新良 井蝶
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プロローグ  常識崩壊

20XX年八月某日 

○○県北部 博麗神社と呼ばれる滅多に人の来ない寂れた無人神社の付近で謎の呻き声が聞こえると通報があり、調べに行った警察官が大きな岩の下に見たこともない生き物がいたと報告があった。

生物はかなり大型で外見からして付近に同種がいた場合

人が襲われる可能性もあるため近くの大学にも調査に協力して貰うこととなった


そして、調査の結果生物は今まで見つかった事の無い新種、、、

それどころか明らかに現存する生物とは一線を画す存在であることが分かった


生物は発見時巨大な岩石の下敷きになっておりかなり弱っている

様子だった

岩には縄の様な物が結びつけられており神社に関係があると考え

神社を管理している宮司に問い合わせたところ宮司は数人の関係者と思われる人を連れ焦った様子でやって来て生物に向かってお札

のような物を投げつけ何か唱え始めた

すると生物が凄まじい声で鳴き、その体は発光した

しばらくして生物の発光は止まり活動を停止した


駆けつけた宮司に話を聞くとその生物は数百年前博麗の巫女と

呼ばれる人間に封印された「妖怪」だと言う

にわかには信じられないがその「妖怪」の遺骸を調べると

様々な現生生物との相違点が発見された


まず体の構造から考えられる食料だが

全体的に見て大型の肉食動物のようだが

妖怪と言う事を考え食料を「人間」と仮定すると

それなりに合理的な構造をしている事が分かった


じつは妖怪は宮司たちに殺害される前に岩から這い出ていたのだ

しかし岩に押し潰されていた下半身は無傷だった

妖怪についての文献を調べると

妖怪が妖力と呼ばれる謎のエネルギーを保有している

と言う記述があったため遺骸の一部を燃やしたところ

明らかに異常な熱量が記録され妖力があると言う可能性

が高くなった


そしてもっとも信じ難い事実が

妖怪が本当に数百年以上生存していた様だと言うことだ


さらに神社付近を調査すると

数百年前の物だと思われるのに殆ど劣化していない札や

妖力だと思われる物が残る傷跡などが見つかった


大学がこれを発表されると世界中から

似たような事例や研究結果が報告された


数ヶ月後科学界では現代科学では説明できない存在が認められ

研究が進められていた

またこれらの事が大々的に報道された影響で

世間にも同じ様な認識が広まり

最早それまでの「常識」は崩壊し

これまでの「常識」と「非常識」の境界消え去ったのだ


プロローグってこんな感じでいいんだろうか・・・

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