キレる
ーあかねは浮いたままラス・プーチンがいる方、下に手をかざし無気力な声でこう言ったー
「『想像を現実にする能力』・『重力100倍』」
ーラス・プーチンは黙ったまま攻撃体勢も取らずあかねがいる空中を眺めていたー
ぐしゃ
ーという嫌な音が森中に響いたー
「潰れたかしら~?・・・・じゃあ、次に行きますか」
ーあかねは目だけをしたし向け、赤くなった地面を見るとラス・プーチンの死体があるはずの所を浮いたまま通り過ぎたー
グサッ
「ッッ・・・痛いなぁ。・・・ふ~ん、ホワイトちゃんが言ってた事は本当だったんだね~」
ーあかねは右肩に刺さった矢の様なモノが刺さり、血が風でなびいていた。だが、あかねは痛がっている様子をあまり見せていなかったー
「・・・・・」
ーその様子をラス・プーチンは下からぼ~と無表情に眺めていたー
ーラス・プーチンがこちらを見ている事に気づいた、あかねは顔を変えることもなく口を開いたー
「『想像を現実にする能力』・『剣・槍・矢』」
ーあかねの後ろに無数の剣・槍・矢が出現したー
「『発射』」
ーあかねがそう言うと後ろの武器達がラス・プーチンの方角、下に飛んで行ったー
ーラス・プーチンはそれを動かずじっと見ているー
ぐしゃ!ぐしゃ!グシャ!!!
ーラス・プーチンの体から血が噴き出しバラバラになるー
「やったか・・・・、って、すーぱーフラグな事言ってるなぁ~私」
ーあかねは少し顔を二ヤらせそう言ったー
くちゅくちゅ!くちゅ!くちゅくちゅ!
ーラス・プーチンの肉片は気持ち悪い音を出し一つに集まろうとしていたー
「流石は【死なない男】と言われた偉人ね・・・」
ーあかねがそう言い切る前にラス・プーチンの体は元に戻ったー
「なるほどね。身体だけじゃなく、゛服゛までもが元通りって訳ね・・・、【治った】じゃくて【戻った】んだね、だったら触っても無駄かな、ムサシの『刀』と同じで、なんらかの壁がある・・・、いや、【条件】があるって感じかな」
ーラス・プーチンはあかねが言っている事を無表情のまま聞いていたー
「・・・うざいなぁ~、少しは表情動かしなさいよ。余裕ぶっちゃって・・・」
ーあかねは無表情でそう言ったー
「まぁいいわ、時間は沢山ある」
ーあかねが腕も上げると後ろに大量の銃が出現したー
「答えを当ててあげるわ」
ーあかねは腕を下したー
ーその瞬間、戦争の様な音が樹海中に響いたー
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~樹海・西側~
「ホワイトさん、ちょっとヤバくないですか・・・」
〈当たり前の事・・・言わないでくださいよ〉
このピリピリしてる人がアンドロイドってなにも知らない人は思ないだろうなぁ~と内心思った僕であった
「どうしますか?、もう何回も殺してるのに、また、復活して、ブラックホールの様なモノをだして、の繰り返しで今僕たちは樹海外まで追い出されそうですよ」
そう、そうなのである、僕の体が地面から抜けた10分前時に僕らはこの捕虜たちを何回も殺している、殺さなくても、頭が勝手に爆発してブラックホールが発生する、ハッキリ言って手詰まりだった。
それを示すかのように、僕たちは文字通りに後ずさりしていた
僕たちは一旦大きく後方に移動し、大木の木の裏に移動した。僕はこの状況をどうするか、ホワイトさんにすぐに聞いた
「ホワイトさん!、ヤ――」
〈あ~~!!、もう分かってますよ!!!〉
僕の質問を聞く前に、ホワイトさんが髪をかきだし、正確に言えば髪ではないが、いきなり大声で僕にそう言い放った
ビクッ!!
僕は体をビクつかせた
「わ~!!、いきなりビックリ!」
僕は思わず、心の声を口に出してしまっていた。さっきから、ホワイトさんがイライラしてるのは分かってたけど・・・キレなくてもよくない!?、おかしくない!?、え!?、ホワイトさんの作戦と全然展開が違うんですけど!!
僕は心で我慢するタイプだが、僕の怒りもこの状況でいつの間にか爆発していた
「あ~~!!!!」
僕は上を向き無意識に自分でも聞いたこともない大声をだしていた
〈〉ビクッ
ホワイトさんの肩がビクッとし驚いた様子を見せ、目も映像の様な感じだが、見たことがない表情になっていた
〈ど、どうしました?・・・・〉
ホワイトさんが小さな声で僕に向かってそう言う、心なしか腰が少し引けている様に見える
「・・・・ホワイトさん」
数秒の沈黙のあと、僕はホワイトさんを見つめながらそういうとホワイトさんは、また、肩をビクつかせた
〈は、はい?〉
ホワイトさんが顔の前で人差し指と人差し指を合わせこすりながら、もじもじとしながら僕に聞きかえした
「・・・・・」
〈・・・・・〉
沈黙の時間が流れる。僕らの方向にゆっくりとじわじわと向かって来る裸の変な男達三名の足音が沈黙の中で聞こえてくる、その間に、ホワイトさんは足音がする方向を木の陰からチラッと覗こうと僕が目をそらそうとする、いや、僕と目を合わすのが気まずいだけだったかもしれない
「ホワイトさん、聞いてください」
〈な、なんでしょう!?〉ビクッ
ホワイトさんは、僕の声を聞くと、少し体を縮こませ僕の方を見た。少し顔を俯かせていた。
「ホワイトさん、このままじゃ、負けます」
〈・・・分かってます、すいません〉
「・・・・・」
ホワイトさんは俯いたまま、手を手をこすり合わせながらもじもじとしていた
「すいませんでした!!!!!」
僕は体を90度に曲げ、完璧に頭を下げた
〈は、はい~~!?〉
ホワイトさんは長い髪をぶわっと上げながら驚いたように戸惑った様子を見せていた
「すいません!!!、ホワイトさんは女なのに、まるで暴力を振るうように声を荒げてしまってッッ!!!」
僕は自分が叫んだ事を反省しどう謝るかをに頭の中で考えていた。
僕は自分が許せなかったのだ、自分より弱い女にキレるという行動を・・・。本当に自分が情けない・・・・。
僕は目を瞑りながらホワイトさんに謝罪をした。ホワイトさんはいきなりの事でフリーズをしたかの様に動きが止まっていた
「・・・・ですが、ホワイトさん、このままじゃ・・・絶対に「負け」ます」
〈あ、はい〉
ホワイトさんは僕の突然の謝罪に驚いた様子で心ここにあらずという様子だった
「ですので、もう【グリモワール】を使います」
〈は、はい・・・・・・!!〉
ホワイトさんは心ここにあらずという声で僕に同意してくれた
〈絶対に!!ダメです!!!〉
ホワイトさんがそういう前に既に【魔導書】は僕の手に落ちていた
ポタッ・・・ポタッ・・・
僕の手から血が滴り落ちた、だが、それは僕の血ではない、【魔導書】の血だ。
「『三ページ使用』」
血が火山の火孔の様にグツグツしゆっくりと魔導書から溢れた
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この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・




