戦いの傷
~1か月後~
夕暮れ、木漏れ日、雨の日、晴れの日、小雨の日、木漏れ日、朝の日、昼の日、夜の日、晴れの日、晴れの日、晴れの日、晴れの日、晴れの日、雨の日、雨の日、台風の日、雨の日、晴れの日、夜の日・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポコォ・・・・ポコッ・・・ポコッ・・・ポコッ・・・
ピッピッピッ、ピッ、、ピッ、ピッピッ、ピッピッ
「晴れの日・・・・」
ウィーン
・・・ガシャン・・・・ガシャン・・・
〈毎回、聞いていますが、ソレはなんですか?〉
「・・・・天気を・・・言っているんです」
〈今日は雨ですよ〉
「・・・・そうですか」
〈今日も外れましたね〉
「・・・・・前よりなんだか流暢になってますね」
〈そうですね、三号よりワタシの方がAIの精度が高いからですね、同じこと前にも聞かれましたよ〉
「あれ?そうでしたか?、・・・・あ~そうだったかもですね」
〈ちなみに、この会話で6回目です〉
「・・・・で、今日はどういう要件で来たんですか?、久々にまた献血ですか?」
〈寝れないと長く感じるかもしれませんが、たったの一週間ぶりですよ〉
コポォ・・・コポッコポッォ・・・コポォ・・・・
「じゃあ、この゛水槽゛の中から出られる目安でもたったんですか」
〈そうですね〉
「!?、え!?、マジですか!!やったーー!!!」
〈でも、今じゃないです〉
「え~~!!!・・・・はぁ~~~」
〈カチンッ〉
「(カチンって言った)」
〈そんな顔でも出ても良いならいいですよ、あと、たったの2週間で出れますのに〉
「・・・・すいませんでした」
「(感情がありすぎじゃないですか、ジョセフさん)」
コポォ・・・コポォコポォ・・・コポォコポォ
水槽の中にある水の様な水ではないナニカから気泡の音が聞こえる
〈あと二週間です、頑張ってください〉
人型ロボットになったホワイトは萌えのようなガッツポーズをとった
「(これも貴方の趣味なんですか・・ジョセフさん・・・)」
だが嫌いじゃない、そういうの
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~二週間後~
ガシャン!!ガシャン!ウィイイィイインンン!!
まるで、戦隊もののロボットが合体するときの音が僕の耳に入ってきた
「ホワイトさん・・・・、ヒーロー戦隊のヒーローになりたい男子はいますけどロボットの方になりたい男子は多分この世に一人もいないですよ・・・・」
〈・・・・ワタシに対して何か言いたい事でもあるんですか、だったらハッキリと言ったらどうですか)
機械独特の呼吸がいらない早口攻撃の言葉、詰められてる・・・
「(・・・・ジョセフさん、なんだかホワイトさん、ヒステリックになってますよ)」
って思ってるより、問題はコレだ。
僕は何もない部屋に唯一ある壁一面に貼られた大きな鏡で自身の体を再度見た
「・・・・マジか」
〈カチンッ・・・まだ何か?〉
「(ひっ、カチンッって言った!)・・・・いえ、なんでもないです」
僕はホワイトの顔が怖くて見れなかった
「(それにしても・・・)」
ガシャン!ガシャン!ガシャン!
鏡の前で一応ポーズをとってみたけど・・・、モ〇ルスーツにに人の顔がついてるみたいで怖いな・・・
「(いっその事、頭にガン〇ムのアレでもつけようかな。・・・・いや、でも流石にコレは・・・)」
僕がそう思っている時、ホワイトさんが僕に聞いてきた
〈そもそもですが、あなたの魔法でどうにかできないものなのですか?〉
「あ~それですか・・・・、あ、コレも言わなきゃいけないか」
僕はある事を思い出しホワイトさんに伝えた
「僕が水槽にいた時にホワイトさんが言った「例の話」ですが、・・・・あの時はまぁ正直言って「これ言ったら助けてもらえない」って思ってあー言いましたけど、この際、ハッキリと言いますけど僕は多分、戦力外になると思います」
〈!!〉
ホワイトさんは驚いたような顔をしていた。・・・多分、そうだよな、機械だからよく分かんないけど
〈いや、そのガン〇ム機体だったら大丈夫です、いざとなったら腰にある自爆装置で自爆してください。〉
「なに怖いこと言っているんですか・・・ていうか、ガン〇ムぽいってホワイトさんも思っていたんですね、どうにかならなかったんですか」
〈それと魔法と何か関係あるんですか?〉
僕の質問を無視をしホワイトさんが僕に聞いてきた
「なんと言いますか・・・・使えなくなっちゃったんですよ」
〈使えなくなったってどういう?〉
「そうですね・・・・、自分でもあんまり思い出したくないんですけど、僕の首がチョンパされ、脳天が貫かれた時、僕の命は確実に終わっていました、これは確信しています。ですが、ホワイトさんのおかげでなんとか生き返る事が出来ました」
〈ワタシも正直言いますと、驚きました。あの状態から生き返るなんて。ジョセフ様が生前おしゃっていました。「科学は分岐点」だと、「その分岐点を沢山見つけ増やすのが科学」だと。ジョセフ様はやはりすごいです〉
「ははっ、あの人らしい言葉ですね」
〈本当は細胞からあなたを沢山増やすつもりだったんですけどね〉
「え?」
〈では、話の続きを聞かせて下さい〉
最後何か怖い事が聞こえたような・・・・怖いから聞かなかった事にしよう
「では続きを。僕が助かった理由、いや、生き返った理由、それは明らかに『チートスキル』のおかげです」
〈なるほど。要は対価を差し出してしまった、という事ですね、つまり――〉
流石はジョセフさんのAIだ、理解が速い。
「そうです。ホワイトさんが思っている通り、僕はチートスキルが使えなくなりました」
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この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・




