ゾンビウイルス編②
~中国のどっかの地域~
「なぜ、あのハg、、いや、あの李 勇翔を日本に向かわせたのですか?」
秘書が習〇平に質問した
「いや、私が答えよう」
習〇平の隣にいる参謀が会話に入ってきた
「なぜ、李勇翔を単身で日本に送ったわけだったな?簡単な理由だ。アイツは危険すぎる周りを巻き込む事も厭わないマットサイエンチストで単身で゛一騎当千゛の力を持っている怪物だ・・・心配はいらない、今日、日本はゾンビウイルスにより消滅する!!!」
(というのは嘘だ、本当は李勇翔を殺すのが本当の目的だ、あのマッドサイエンティストが我らに牙をむかないのは愛国心があるからだ・・それがふとしたタイミングで゛気づかれたら我が国は滅ぶ・・・国に洗脳された人が目を覚ました時が国としては一番恐怖なのだ・・・だから死ね李勇翔!!!)」
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~日本のどっかの空港~
「ウガ―!!!」
「え」
僕にいきなり女子が襲い掛かってきた、だから僕はとっさに
「時間停滞」
と唱え魔法を使った、周りの時間が遅くなる
「・・・どーなってんの?」
僕は襲ってきた女子の観察をした・・・別にそういう行為ではないから!別に興奮してないから!!僕は変態紳士だから!!
「うーーん・・・・・」二ヤ
僕は思わず口元が緩んだ、唾液はちょっと反則でしょ
「いや、それより・・・周りもこの女子と同じ感じかぁ・・・・うーん、これってアレか?バイ〇ハザード的な?いや、ここは空港だからゲーセンにある古いけど面白いあのゾンビのアケードゲーム的な感じかぁ・・・」
僕は周りを見渡した、そして、少し歩くとなにかビンのようなものが落ちているのに気が付いた
「ん?なんだこれ?」
形状を見るに手榴弾のようだ
「んーーーこれ、アレか、ガス出すタイプのヤツか・・・カエデさん思い出すなぁ」
カエデとはクラスごと異世界に召喚された時の中の一人である。
チートスキルは「あらゆる武器を具現化できるスキル」だったなぁ~
僕はその中二ッぽいスキルを聞いて羨ましかった、けど、当の本人は武器とか戦闘が嫌いなかわいい女性だったな
実は好きだったけど、剛田くんに告って振られて、「僕にもチャンスが!!」って思ったけど、一回闇堕ちしたヤツにも告ってるの見てなんか萎えちゃったんだよなぁ~、カエデさんは結局目立ってる人が好きな承認欲求モンスターに近しい者だったんだよなぁ~・・本人はそう思ってないみたいだけど
「はぁ~陰キャあるあるだと思うけど、自分でもヤレそうな女子って一回は好きになる・・・まぁカエデさんは普通に可愛い部類だったけど・・・・さてと、無駄話はこの辺にして゛犯人゛の所に行きますか」
僕は犯人に目星がついてた
「あ!!、なんで!!!?魔法の効力切れそう!!!」
ウガ―!!! ウガーー!! ウガーー!!!
ゾンビが一斉に僕に襲い掛かってきた
「空浮!!」
僕はとっさに飛行魔法を使った
「ふー危なかった~、、昔の失恋思い出すのにこうも時間を取ってしまっていたとは・・・・んーどうしようか、無意識に限界まで時間停滞使ったせいで多分、今日はもう使えないなぁ~゛かけ算゛使っておくんだった~~」
考えすぎはよくないとは正にこの事だと思った。過去の事考えるより行動した楽しいのになぜか考えすぎてしまうんだよなぁ、分かっちゃいるんだけどね
「まぁいいや、このまま犯人の所まで行くか」
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~空港・監視カメラ室~
「フ、フ、フ、いいぞ!!いい感じにゾンビだ!!これで!!これで!!憎き日本も我が国の物だ!!!!、フハハハ」
「うわっ、ホントにバ〇オじゃん、いや、ゲーセンにある・・・このくだりはもういいか」
「 ・・・・」
「!!!!!!?????」
「どうした?」
ガシャン
ハゲが椅子から転げ落ちた
「ななななな、なんでここまで!!!」
「ん?中国語でなに言ってるか分かんないけど、「何でここが!!?」って顔してるな」
俺はハゲに近寄り教えてあげた
「なんでここが分かったか、そ・れ・は・ね・・・・゛お前声デカいんだよ!!!゛、いや、僕もビックリしたよ!?時間停滞の時にスローな声で「チョン・・・;。::・@Þチャオン」←中国語がけっこうな声量で聞こえるんだもん!!そりゃ分かるよ!!中国人本当に隠れる気あったの!?やばいよ!!それってデフォでそれなん!?やばいよ!!」
僕はうるさいのが嫌いだ、暴走族とか嫌いだ、なのでつい熱く叱ってしまった
「(この、日本人は何を言っているんだ!?、俺が言いたいのはそういうことではない!!監視室の前にいた大量のゾンビをどうしたんだ!?・・・まさか、倒し・・・・)」
「ねー、ちゃんと聞いてる!?・・・クソ、こんな事で魔法使わすなよな!言語読解!!・・・どーだ分かるか!?」
「!!?(日本人の言葉が分かる!?・・・いや、分かるのレベルが違う、コイツの含みや喋り方のイントネーションまで分かる!・・これは日本語が分かるというより゛言語が分かる゛というべきか・・なんだ、この不可解な感じは・・・)」
「おい!!聞いてんのか!?僕はな、うるさいのが苦手なんだよ!!!、ビクッッってなっちゃうんだよ!!声のボリューム考えろよ!!ふーふーふー・・・・で、なんでこんなことしたの?」
ハゲがいきなり声を荒げた
「我が国の名誉の為に日本を潰すのだ!!日中戦争の仕返しだ!!!日本は我が国の敵だ!!お前らは悪なのだ!!!」
「・・・・・・ない言ってんだハゲ?進劇〇巨人読めや!!戦争ってのはなぁ!!人と人が接触したら起こるんだよ!!結局、関わりあいにならなければ戦争ってのは起こんないんだよ!!お前らのおかしい所はなあ~!!わざわざ日本に来て迷惑な行動をするんだよ!!ねぇ~なんで?なんでそんなにバカなの?」
ハゲが口を開いた
「俺がバカだと!?・・俺はIQ300の天才だz」
「黙れ、ハゲ」
僕は口をはさんだ
「あのなぁ~中国人が観光に来ないだけで日本の観光業は終わるんだよ・・なのにテメーらは利益を優先しないでプライドを優先しやがる・・そして!!日本でお前らはデケー声で騒ぎやがる!!クソうぜーヤンキーと同じだよ!!関係ないけどうるさい日本人を僕は「え、コイツ中国人みたいな事して恥ずかしくねーの?」っていつも思ってるわ!!!」
ハゲはぼそぼそと言い始めた
「・・・でも、日本人嫌いだし・・・」
「え!!?なんだって!!ハキハキ喋れよーお前よー!!・・まぁ聞こえてるけど・・・嫌いなら近づくなよ!!なんなんだよ!嫌いなくせに日本に来るって!!゛いじめっ子゛やん!!」
「・・・・・俺がいじめっ子だと・・・」
李勇翔がさっきまで喚き散らしていたのにも関わらず一瞬で静かな殺意がその場の空気を変えた
ゾクッ
「(なんだ、この血が逆流する感じはッッッ・・・いや、僕は覚えている、異世界で初めてラスボス・・・゛魔王゛と会ったときもこの感じが僕を襲った・・・・なにかッッヤバいぞ!!)」
僕はすかさず魔法を放とうとした
「火のーーーー」
「俺は゛いじめっ子゛じゃない!!!欺负なんかじゃない!!!俺は!!俺は!!弱い者!虐げられる者のヒーローだ!!」
グサッ
李勇翔は首に何か注射器の様な者を刺し注入した
「ぐおおおおおおおおおおお!!!!」
李勇翔の体が膨れ上がり体の形状が゛異常゛になった
「・・・ふーーマジかよ・・・こりゃちょっと怒らせすぎたかな、、ハ、ハハ」
異世界の緊張をこの世界で初めて感じた瞬間だった・・・・今から謝ったら許してもらえるだろうか?・・・・いや、今から入れる保険はありますか?って聞くべきだな・・・今からh
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この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・