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楽しい日々になりそう!!!

僕が後ろでヒーローショーを見ていると僕に上品な青いスーツを着たキリッしたメガネをかけた人が僕に喋りかけてきた


「君もあのカッコよさが分かるのかい、いいぞ、゛カッコイイ゛ぞ」


と僕にキリッとメガネを輝かせながら言った


「あ・・・はい、どうも」


どっかでこの人見た事があるなぁ~と僕は若干と思っている時、男は僕にさらに喋りかけてきた


「どこだ?何処がかっこいいとおもった」


男はポケットに手を入れながらヒーローショーを見ながら僕に聞いてきた


「あ~そうですね、なんというかリアル感がありますよね、質感って言うのかな?なんかリアルですね」


僕は思ったことをそのまま言うと男はメガネをガクッとさせた


「おいおいおい、なんだよ、゛質感゛って、゛デザイン゛はどうだ?゛カッコイイ゛か?」


男は僕に詰め寄りながら聞いてきた


「え!え!ああ!そうですね、な、ななんか良いと思いますよ」(汗汗


僕はテンパりながら男の質問に答えると男は下を向きあからさまに気持ちが下がったように態度を変えた、「おいおいおい、今度は嘘か・・・カッコよくないな」と言い男はポケットから手を出し指パッチンをした


ガタガタッ


「おおお!!負けてしまうぞレッドマン!!」


アリエーテさんがレッドマンのそう言った時に違和感にきずいた、このヒーローショーは悪役がなんでか分からないが押していた、いや、と言うより勝ちそうだった、「おい、台本にないぞ、お前どうしちまったんだ」というレッドマンの声が一番後ろにいる僕の方まで聞こえたきた、どうやら本当におかしいようだ、僕は念のため、目を輝かせながら見ているアリエーテさんには悪いと思ったが最前列から連れてくる事を決めアリエーテさんの所まで行こうとした時


ザシッ


「え」


「なんじゃ、コレは・・ゴフッ」


ヨロイ武者が腰に付けていた剣をいきなり取り出し小さな体のアリエーテさんの胸を貫き、アリエーテさんは血を口からこぼれ吐いた


「「「キャアアアアア!!!!」」」」


とヒーローショーを見ていた子供たちが叫んだ時に皆が事の異常さに気づきヨロイ武者から離れたがいた傷でアリエーテさんはそこから離れられずにいた


「アリエーテさん!!!」


僕がそう叫ぶとアリエーテさんは傷を手でふさぎながら震えながら振り返り血を吐きながら僕の方を見た


「く、くるな・・・ゴフッ・・・こやつら魔力反応がなかった、何かおかしいぞ・・・ブハッ!!」


ブチャ!!!ビチャ・・・・


言い終わるとアリエーテさんは大量の血を胸の傷と口から出し血の池の真ん中で動かなくなった


「アリエーテさん?」


僕がこの状況で頭がおかしくなりになった時、あの男が手をメガネをキリッと触りいきなり口をひらいた


「゛カッコイイ゛事か、この状況でカッコイイ事はなんだ・・・そうだ」


男は両の手を広げこう言った


「ゼウゼン編①―――だな」


キリッ


バッコンッッ!!!


僕はそういう男の鼻を思いっ切り殴り男は吹っ飛んだ


「フーー!!フーー!!!」


僕は鼻息を荒々しくなり体の芯から熱くなるのを感じた


「・・・・痛い」


ヌクッ


男はゾンビの様に起き上がった


「なんだ!!!」


男の顔、いや、僕が殴った個所がヨロイの様になっていた、「痛いがそれだけダメージはない」と男はメガネを治しながら言ったあと男はこういった「やはり、私はカッコイイ」キリッとポーズを決めながら・・・・舐めんてんのか


「なんだテメェは!!!!」


僕は激高し男に魔法を使わずに突っ込んでいた


「君~カッコよくないぞ」


バチッ!バチバチバチ!!


男の体の周りを雷の様な稲妻が走っていた


「関係ねぇ!!!」


僕はそう言い殴りにかかった、その瞬間


ガチン


「・・・かてぇ」


ボンッ!!!


男が放ったパンチが僕の顎を砕き僕を吹っ飛ばした


「フーー間に合った」


男の体は中世ヨーロッパの鎧のようなもので包み込まれていた


ガンッ!!


僕は壁にめり込んだ


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ー「ゼウゼン編①」ー


「(分かった、うん、分かった、冷静になった)」


僕は目を瞑りながら冷静になり目を開け魔法を唱えようとした時にある事に気が付いた


「あうあああ・・・(あ~顎が折れてんのか、しゃーねー)」


僕は心の中で『天の治癒(ホリーヒール)』と唱えるとみるみる内に体が治っていった

ーレベル100の特典その1ー

ー魔法詠唱の詠唱なしでの魔法の行使可能ー


「まさか、こんな事で使う事になるとは・・・フーー、いや、今はそんな事はいい、今は整理だ」


僕は目を瞑り考えた、アリエーテさんの最後の言葉、「魔力反応がなかった」という単語が僕の頭を駆け巡り僕は思い出した、ホワイトとジョセフさんの事を、あの人たちが持っていた「スキル」を、あの正体不明の魔力を使わない魔法の様な「能力」を・・・

僕は目を開け息を大きく吐いた


「あの中の生き残りか・・・もしくは新手の敵か・・」


僕はゆっくりと向かってくる鎧の男を見た


「やる事は一つだ・・・゛世直しだ゛」


僕は黄金に輝く紫の宝石が埋め込まれている魔法の杖を四次元ポケット(テレポート)で取り出した


「黄金の杖・・・使わせてもらいます、アリエーテさん」


僕は魔法の杖を鎧の男に向けた


火の玉(ファイヤーボール)』」


いつもとは格段に大きさが違う火の玉(ファイヤーボール)が杖から飛び出した


「圧縮」


と言うと火の玉(ファイヤーボール)は棒の様に細長くなり赤い槍の様になった、そして、火の玉(ファイヤーボール)が鎧の男目掛け豪スピードで飛んでいった


「おいおいおい、なんだ、ソ――」


鎧の男の胸を貫き腰から熱で溶かした


「・・・・・凄いな、やっぱ、本物の魔法の杖は違う」


「隙あり」


殺したはずの鎧の男が後ろから僕を斬りかかった


「・・・知ってるよ、だからそれは残像だ」


スカッ


「う~ん・・・やってしまいました」


「『火の玉(ファイヤーボール)』」


といい直ぐに魔法を打ち、今度こそ殺したと思った


「おい!!何をやってるんだ!?ゼウゼン!!」


今では聞きなれた声が黒い煙の中から聞こえた


「いやいや、意外と強いですよ、あなたの恋人さん」


煙が晴れると大石さんと鎧の男が映画とかで良く見る凸凹コンビの様にツッコミあっていた・・・ああ?どういうことだ?・・・・・・


「大石ーー!!!!!」


僕がそう叫ぶと大石は


「大塚だ!!!バカヤローー!!!」


「死ね!!!」


僕は大塚目掛け突っ込んだ、すると、大塚は機械で作った杖の様な物を僕に向けた


「潰れろ!!!田中ァァ!!!」



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