迷惑系がしてそうなダボダボファションしてる子供編①
「なぁ~!?、なんでテメェ~らはそんな恰好するんだァ~~!??、そして未成年なのに何でタバコを吸うんだァ!!??、しかも見せびらかすようによ~!!、なんとか言ってみろよ!!」
僕は顔を小刻みに震わせながら興奮気味に喋っていた
「そ!それは!――」
「何とか言ってみろよ!!!」
僕は顔を小刻みに震わせながら興奮気味喋っていた
「ヒッ!ヒィィ!!」」
「テメェらのせいで!!第二部早々悪口スタートになっちまったじゃねーか!!、そんななろう系ねーよ!!普通は仲間や可愛い女とかと一緒にハーレムしてスタートだよ!!!・・・陰キャだから女いねーし!!、唯一の仲間は昨日死んじまったよ!!!、バカヤロウ!!!」
普通は異世界のきれいな幻想的な所でスタートの筈がこんな暗くてコオロギの声が鳴り響く山の奥でスタートとか・・・まぁ自分にあってると言えばあっているが・・・ハーレムしたかった・・・
その時、クソガキの一人がいきなり叫んだ
「クッ!狂ってる!!!ギャー!!、誰か!!誰か助け下さい!!」
僕はソレを遮るように笑った
「アハハハハ!!!!゛日本語゛で言っても意味ねーよ!!!ここ日本じゃねーよ!!!アハハハ!!」
なんで僕が今、ミャンマーの山の奥にいるかと言うとそれは1時間前に遡らないといけない
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~1時間前・日本のどっかのコンビニ前~
僕はさっきまで近所のコンビニで800円の次郎系ラーメンと角煮と煮卵を買い、コンビニを出た時、「にょぉww」「ギャハハハ!www」「ひやぃww」みたいな気持ち悪い笑い声が聞こえた、僕はふとその声が聞こえる方を見ると、ラップしてる人が来てそうな中二英文が書かれてるパーカーにダボダボのズボンを着ている三人組の若者がいた・・・・・長いな・・・・まぁ、詳しくは48epを
なんやかんやあってこの三人組のクソガキがコンビニでバイトをしている人に対してちょっかいをかけようとする事が分かり僕は重い腰を上げ「世直し」をする事を決意した
「よし、じゃあ世直ししますかぁ~」
僕はコンビニの方を向き歩みを進めた
「はぁ~~このラーメンとは今はお別れかぁ~~、『四次元ポケット』」
ー『四次元ポケット』ー
ーこれは『何処でもドア』とは違い無生物しか移動できないー
ー移動先は田中太郎のアパートの部屋であるー
ー無生物ならなんでも移動できるが自身の手で触れてなければならないー
そして、僕はクソガキ三人組の前まで来た
「ギャッはは!!!www、早くコンビニで撮影しようぜwww」
まるで、僕の事が眼中にない様だ
「・・・・・おい」
僕は声をかけた
「あ?なんだよ」
1人が僕を威嚇するように僕を睨みながら僕の前に来てそう言った
「(?、コイツ等の臭い・・・まさかな)」
僕がある事に気になっていると僕の前に来た一人がこう言った
「お前から殴ってこいよ!!!チビw!!、したら俺もお前をボコボコに出来るからよ~ww!!」
「おww!!喧嘩ww!!」
「ヒゃハハwwwヒゃははww」
後ろの二人はタバコを吸いながら・・・いや、タバコか?・・・まぁいいや、とにかくウザすぎて普通ならすぐにでも世直しする筈だけど、この時の僕は昨日の事で疲れていたからか分からないけど
「・・・・・」
僕は真顔になった
いや、真顔になったというか言葉が出ない顔になった
なんというか、こんなティ〇トックでしか見たことないDQNが言ってることをこうもまじかで言われると・・・プッ・・・なんか面白いな・・プハハハ
「・・・プハハハ!!!・・・あ」
僕はつい口に出して笑ってしまった
「あ!!舐めてんのかオマエ!!!」
僕の前に来たクソガキの一人が僕に対して殴りかかって来た
「え~~~殴るまで殴らないんじゃなかったけ?」
僕はそれをヒョイと軽く避けた
「お、おおお!!」
ドシャん
殴りかかって来たクソガキが遠心力で転んだ
「ギャハハハ!!!www」
「ヒゃハハwwwヒゃハハwww」
それを友達である二人のクソガキがあざ笑うように犬のケンカを見るように笑った
「(おいおい、友達だろ・・・そりゃないんじゃないか)」
僕がこのクソガキ二人を殴ろうと思った時
バッ!
転んだクソガキがすぐに立った
そして、ネットで見たであろう格闘技のファイティングポーズを取った
・・・足は閉めすぎ、脇は空きすぎ、顎は出し過ぎ、頭は縮こまりすぎ・・・見るに堪えんな
僕は目を薄め夕焼けに照らされた雲を見ながら三秒ほど考え下を見て僕に殴りかかってきた、哀れな痩せこけた虫みたいなポーズをしているクソガキに声をかけた
「・・・なぁ―――」
ビクッ!!!
クソガキが体をビクッとさせ震えている
「・・・いや、別に殴らないから安心してくれ・・・・まぁ、なんだ、人生の先輩からのアドバイスとして言うけど付き合う人は選んだ方がいいぞ、下に引っ張られるぞ、あと、僕と君の身長はほぼ同じだ、そんな人にチビって言うんじゃない、ていうか君・・・その靴は厚―――」
「あ~~!!言わないで!!!!」
クソガキが涙目になり必死になって言うので僕は言うのを止めた
「ん?」
僕はある事に気づいた
ガシッ!
「!!、な!、なになに!(すごい力なんだけど!!)」
僕は厚底靴履いてるクソガキの両肩を掴みパーカーや首やポケットの臭いを嗅いだ
「wwwホモやwww」
「ヒゃハハwww!ヒゃハハww!」
僕は厚底靴履いてるクソガキを嗅ぎ終わり後ろでゲラゲラと気持ちが悪い笑い方をしているクソガキ二人をを睨むように見た
「・・・これは、僕の思い出の話なんだけど、僕はすごい長い間、日本を離れていたんだ、その時に出会ったそこの住人がいたんだ、貧相だけどとても楽しそうな村だったよ・・・・、でも、そこに゛アル物゛が流行ったんだ・・・すると、ソレが流行りだした途端その村はすぐに崩壊したよ・・・同族で喧嘩は当たり前になり窃盗、強姦、詐欺が横行するようになった・・・一か月もたたずに・・・」
ゴクッ
厚底を履いているクソガキは唾を飲み驚いてる様子だが、気持ち悪い笑い方をする二人は、この話を聞いてなんも思っていない様だ
僕はその表情で察した
「ダメだ、こりゃ~・・・もう、ハイになっちゃているのかな?・・・まぁいいや、お前ら二人は変われない、ずっとそのままだ」
僕は二人に指さしそう言った
ブンッ!
1人が僕目掛けて殴ってきた、僕はそれを軽く避け、このクソガキがガキなのにコンビニで買ったであろうスト〇ングゼロをコンビニ袋の中から取った
「はぁ~~、ガキがイキってんじゃねーよ」
「wwwww・・・返せ!!!!」
いきなり激高し猛攻撃を僕に仕掛けた来た
僕はソレを軽くヒョイヒョイとよけながら観察した
「ラリッてる目、いきなり切れる情緒不安定さ、気持ちが悪い笑い方、目の焦点が少しズレている・・・そして、厚底靴のクソガキからは感じられなかったこのクソガキ二人の臭い、完璧に「薬物」だな、いや、覚せい剤もしてるな・・・はぁ~~、そんなに楽したいんなら楽にさせてやるよ―――」
カシュ
ゴクゴクッ
僕はストロン〇ゼロを飲み口にため込んみ吐き出した
プシュュュュ!!!
「『酔え酔え』」
「はぁ~~www、なにオレにげろ吐いてんだ・・・・よ・・・・」
バタンッ
「ヒゃはwww!!ヒャはははwww、・・・・・・・」
バタンッ
「ヒっ!!一体何が起こって!?―――ッ」
僕は腰を抜かしている厚底靴クソガキの前に来てこう言った
「おい、スマホだせ」
厚底靴のクソガキは怯えながら僕に質問してきた
「な、な、なんで?・・・」
僕はその言葉を聞いて
二・・
二・・
ニチャァァア
微笑んだ
「ヒィ!!ヒィィィ!!」
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この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・。




