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チートスキルを保有したまま帰ってこれたのでこの世界を世直ししようと思います  作者: ただの山すけ
チートスキルを保有したまま帰ってこれたのでこの世界を世直ししようと思います
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この感じ、この雰囲気、あーそうか、この感じは―――。

ージョセフスワンは死亡したことによりこの場にはムサシとあかねだけになったー


「・・・・・」


「・・・・・・」


ーお互いは見つめ合ったまま無言だー


「あ~―――」


ーその時、あかねは自身の髪の毛を指でイジリながらそっぽ向きながらこう言ったー


「どうする~()る~~?」


ーその言葉にムサシは目を少し見開きもう一本の刀、小刀に手を掛けようとしたー


カチッ


ーだが、寸前の所で刀を抜くのを止め、抜いていた大刀を鞘に納めたー


ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ


ームサシはあかねを見下ろしながら歩いたー


「やらんわ、わしはそもそもオナゴとは()るよりヤル派じゃ、だがの―――」


ームサシはあかねの目と鼻の先にとまり見下ろしながらこう言い放ったー


「次、オナゴのお主を見たらわしは迷わず襲い殺し犯すぞ―――オナゴが二度と神聖な戦場(いくさば)に足を踏みいれるではない」


ー侍で伝説になった、ムサシはチンピラの様な発言を平然と眉一つ動かさずあかねを見ながらそう言う、ムサシの目に恥じらいも何も感じられないー


ーその時、あかねは髪をイジリながらムサシの顔をチラッと一瞬見て、その後にまたそっぽを向いた、そして、少し目をニヤッとさせながらこう言ったー


()()はどうだろうね~~」


ーソレとはいったいどの事だろうか―――ー


「フンッ」


ームサシは面白くない顔をし鼻でそう言い、あかねを通り過ぎ、後ろ付近に落ちていた、ジョセフスワンの左腕を拾い上げ肩に背負いあげたー


「これでいいか、「体の一部を持って来い」がアイツのご要望だ、―――クソッ、どうせなら首を持ち帰りたかったのぅーーーーッッ・・・・まぁ良いか、、、でもなぁ~~~」


「早く帰れば~~」


ーあかねはスマホをイジリながらそう言うー


「分かっとるワイ!」


ームサシは懐から紫に輝く宝石の様なモノを取り出したー


「おい、もう終わったぞ~」


ームサシはソレに向かってそう言うとー


ビリッビリビリビリリリリリリ


ームサシの目の前の風景が裂けたー


「じゃあの、二度と顔を見せるではない」


ームサシは裂けた空間に入りあかねの方を振り返らずにそう言った時、空間は直ぐに閉じたー


ビィィィィィィィ・・・・――――


「ふぅ~ん、やっぱ、ソレ関係かぁ~~、――――、まぁけどいいか、私と私の周りが巻き込まられなかってら別に何が起こっても構わないし~~」


ーあかねはそう言った後に自身の手がふと目に入ったー


「・・・・あ!、ネイルが!!!全部なくなってる!!!~~あ~そうか~~、『汚れが消える』でネイルも一緒にはがれちゃったのか~~、もう~早く家に帰りたい~~、『家に帰りたい~~』」


ポンッ


ーあかねは一瞬にしてその場から姿を消したー


ーその十秒後ー


ズザァァ!!!


ー男は物凄いスピードで横からスライディングするように到着したー


「―――ッッ!!!」


ー男は息を飲み冷や汗を垂らしながらこういったー


「・・・・一体、ここで何が起こったって言うんだ!!!――――ジョセフさぁぁん!!どこですかぁ!!!」


ー男とは田中太郎の事だったー


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

~????~  


ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ


ームサシは暗い空間を歩いていた、だが周りが暗くてよく分からないがムサシが今いる所はとても広いようだー


「おいおい、お前はいつまでその雑魚そうな草履をはくつもりだよ、そろそろ捨てろよ、ソレ」


「黙っておれ、お主はチン子が雑魚だろうが、゛ナポレオン(なぽれおん)゛」


ームサシは目をずいぶんと下に向け男にそう言った、いや、男子に、いや、男児にー


「おッ、お前!!、行ってはいけない事を俺にいったなぁ~~~!!!」


ぷんぷん


ーナポレオンはほっぺを膨らませていたー


「・・・・お主は本当にふらんす(フランス)という国の英雄だったのか~~?、いや、ふらんす(フランス)という国は童でも英雄にられる雑魚国なのかのぉ??」


ームサシはおとばけ顔でナポレオンを見てそう言ったー


「~~~!!、言い負かされた・・・」


「いや、この程度で落ち込むではない、・・・というか、お主こそ,その服装どうにかした方が良いんじゃないか?」


ームサシはナポレオンの服装をみたー

ーナポレオンは見た目はどこからどう見ても子供、それなのに、中世ヨーロッパの男爵の服装(名称はナポレオンジャケット)

ーそれに加え、帽子は二角帽子、分かりやすく言えばナポレオンの絵画のアレであるー

ー傍から見るとトムとジェリーのジェリーがナポレオンの服を着ている様に見えるー


「もうちょい、童らしい恰好をした方がいいぞ」


ーナポレオンは泣き顔になりながらムサシを見上げながらこう言ったー


「仕方ないだろう~~!!召喚されたら何故かこの見た目だったんだから~~~!!うぅうぅう」


ーナポレオンは涙を流したー

ームサシはそれをボーっと見ながらこう思い口に出して言ったー


「・・・・・・七五三にしか見えん」


「ハッ・・・!!」


ガチンッッ


ーナポレオンは石のように固まったー


ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ


ームサシはナポレオンを通り過ぎようとした時、ナポレオンはムサシに伝言を言ったー


「あっ、忘れてた、ムサシ、これから゛円卓゛で会議がある、「絶対来い」って」


ームサシはめちゃくちゃ嫌そうな顔をしたー


「・・・・はぁ~~、分かった、分かった、前はバックレたからのぉ~―――」


ームサシは広い通路をナポレオンと一緒に歩いたー

ーそして、左や右に上や下に歩きある部屋に辿り着いたー


「・・・・おい、ナポレオン、お主が来いと言ったんだ、必ずわしをちゃんと部屋に戻すんだぞ」


「はいはい、お前の方向音痴は異常だからな~~」


ガチャ


ーナポレオンがそう言いドアを開けたー


ーそこには白い円卓があり白い椅子が7つあり既に3名座っていたー


ギギ、ストン


―ムサシが椅子引きを座るー


ぽすっ、ぽすっ、ぽすっ、ぽすっ、ぽすっ、ぽすっ


ーナポレオンは椅子に座布団を6つ程置き着席したー


「あらあら~、いつみても可愛いわね~、ナポちゃん~」


ー巨乳の身長が2メートルを超えた女がデレデレした顔でそう言うー


ーナポレオンは引いた顔をしていたー


「・・・・それより、ノーベルとレオニダスは?」


ーメガネのキリッとした顔の男がムサシに聞いたー


「あ~死んだ」


ームサシは腕を組みながらあっさりとそう言ったー


ームサシ以外のその場にいる全員が驚いた顔をするー


「うそでしょ・・・あの二人がスワンに負けたの?」


ー女がそう言うとムサシは口を開いて説明しようとしたその時、声が上から聞こえたー


「皆の衆・・・幹部は二人も減った・・・よって一人継ぎ足すことにした・・・こい、エジソン」


「はいは~い」


ー陰から出てきたエジソンは金髪の髪をした、いかにも好青年みたいな男だったー


ーそして、早速口を開いたー


「ムサシさん!スワンを僕の目の前で見せてください!!」


ボトッ


ームサシは円卓の真ん中ににジョセフスワンの左腕を投げおいたー


「あ~~~~!!!」


ーエジソンは近づき、左を持ち、なめたー


「うげ~~、何してんだ、お前」


「いや~何って、興奮しているんですよ、あのスワンの腕を僕がッッ!!僕の手のひらにあるんだからッ!!」


ーエジソンの目はイッていたー


パチンッ


その時、エジソンはジョセフスワンの腕を嗅ぎながら指パッチンをして、その時、円卓の上部に電子のモニターが写しだされ、そこにある男の後ろ姿が映し出されたー


「うん?―――あ、さっき、すわんと戦った場所か」


「ムサシさん・・フーーーン!!フーーーン!!あの男は一体誰ですか?フーーン、フーーン!!、あなたと戦っていたあの女性と同じ学校の制服を着ているんですけど、フーーン!!!」


ーエジソンはジョセフスワンの腕を嗅ぎながらムサシに聞いたー


「はて、誰だったかのぉ?―――知らんな~~」


「いや~、ムサシさんがここに帰ってきたタイミングで来て、フーーン!!!フーーン!!、ずっっと動かないんですよね~~」


「いや~~知らんな~~」


「ただの通行人じゃないの~?なんか雑魚そうだし」


ーナポレオンがそう言った時ー


ーモニターの男がピクッと動いた、ー


グーーンギギギギギギギギギギ


ー男の首が180度曲がりカメラのモニターに顔が映ったー

ーそして、口を開いたー


「・・・そこか」




面白ければ、ブックマーク、評価をお願いします。

この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・



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