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チートスキルを保有したまま帰ってこれたのでこの世界を世直ししようと思います  作者: ただの山すけ
チートスキルを保有したまま帰ってこれたのでこの世界を世直ししようと思います
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ジョセフ・スワン編①

AI護送車、いや、この護送車はホワイトと名乗ったのだから・・・・ホワイト護送車か


「・・・・よし、流れを゛掴む゛ぞ~~」


「流れを掴む」要は周りの状況を整理する意味だ。


ここは体育館、外装、内装は市の体育館を大きくした様な感じ・・・だが、ここは多分最新鋭中の最先端刑務所だ、侮れないな。


「『聴く聞くヘルツ・エコロケーション』」


ーーーーーー∻ーー∻ーーーーーーーーー∻ーー


監視カメラ・五台、体育館の外装の内に・・・鉄か?、なんだこれは?、木か?・・・いや、そんなわけないか、鉄と木を間違ったらヤバいよなぁ・・・・まぁよく分からんから一旦保留で、

そして、『聴く聞くヘルツ・エコロケーション』の射程内には生命が1つ増えた、しかもホワイト護送車が来たとこからだ・・・・


ニヤッ!!


「つまり!!ここに来ているんだな!!君らの親玉が!!!」


僕は高らかに笑った、笑わずにはいられなかった、コレは嘲笑の笑いではない、嬉しさで笑っているのだ!!!


ーその時、大塚が田中の顔を見ていたー


「なんだ、あの顔は!!!(人間がしていい顔じゃねーぞ!!!)」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~???内~


スタッ


クルンッ


男はソファに座り、ワイングランの持ち手を掴み回した


「・・・・第三ロボットの映像から察するに、と言うより田中太郎のあの発言、まるで私の位置が分かっている様な・・・」


ガッ!


男はソファの前にある吊るされたモニターに顔を寄せた、モニターと男の距離は1㎝程しかない


「いや、あの顔は私の位置を完璧に把握してる、となれば、「探査系」か「サポート系」、そして「()()()系」のどれかだろう、・・・・」


男は少し黙りこみ、机に置いたワインのコルクを取った


ポンッ


と良い音をなり、男はコルクの匂いを鼻に近づけ優雅に嗅いだ


「ふーーん・・・いい匂いだ、やはり、ピノ・ノワールは良い」


男はワイングラスに注いだ


クルンッ


「そして、良い色だ・・・」


ゴクンッ


「・・・だが、私は味の違いがよく分からない、それを良しと考えるか悪しと考えるか・・・・」


男はそんなことをいい、モニターに映っている田中太郎を見た


「もしも田中太郎が「チート系」だとすると・・・少し()()な~、ふ~~む」


男は顎に手を置き足を組み上を見た


「・・・・ちゃんと発動するだろうか、第三ロボットは主になんでもできるが、分野は「対チート」だ・・・、もしも田中太郎がチートとその手前の能力しかなかったら、第三ロボットは確実に負ける。」


男はワイングラス並々にピノ・ノワールを注いだ


ピト・・ピト・・ピタ・・・


表面張力のおかげでワインはこぼれなかった・・・いや、これは・・・


「『偉業・分岐点』」


男はそう言うと注がれたワインの「液体」だけが宙に浮いた


パチンッ!


いい指鳴りの音が響いた


「第三ロボットが負けたら、次は私が出る」


男はハッキリとそう言い、宙に浮いたワインを切り取る様に飲んだ


ゴクンッ・・・


「だが、もし田中太郎が「チート系」だとしたら第三ロボットは゛絶対゛に負けない」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~刑務所・体育館~


「ハハハッ!!!だったら待たせたらいけない!!一秒でも速く君の親玉の所に行かないと!!」


僕は気分上々でそう言い、ある魔法を唱えた。

この魔法は強いのに使うのは久しぶりな感じがした


「『時間停滞(スロータイム)』!!」


ー『時間停滞(スロータイム)』ー

ー文字通りに時間を停滞させるー

ー停滞と言っているがほぼ時間停止に近いほど遅らせるー

ーこの魔法は異世界の上級魔法使いでも使える者がいなくこの魔法を発見したのは田中太郎一人ー

ーその経緯はーーーー


「経緯は、異世界の山奥でジョジョ立ちの練習をしていた時に、「あれ?時間を遅らせるスタンドいたよなぁ~」と思ったがそんなスタンドはいない事を思いだして、「・・・でも、もしかしたら、時間を遅らせる程度なら僕にも出来るんじゃ」と思い、実行したらなぜか成功しちゃった!!、゛あれ?僕なにかやっちゃいました?゛・・・プハハハハ!!!、いや~~この程度、異世界じゃ役に立たないから別にそんなすごくもないんだけどね~」


僕はそういい、『聴く聞くヘルツ・エコロケーション』で探知した、愛しい恋人の所へ歩こうとした


「さぁて、独り言はここまでだ、早く会わないとな~~」


その時、


ークッーー


「?・・・」


そんな筈はないはずだ・・・、いや、確かに今僕が感じたのは゛視線゛だ・・・、ありえるのか?、この時間が停滞した世界に入ってこれるのか、この世界の住人がーーーー


「!!!」


僕はここで思い過ごしをしていた事に気づいた


汗が頬から流れる


「そうか、冷静に考えれば最初からおかしかった・・・というより、なんで僕はそこに気づかなかったんだ。」


僕は思い過ごしをしていた。


それは、


「普通に考えたらそうだ、こんな技術力、現代じゃ゛ありえない゛、それも絶対だ・・・なんで、僕はそれに気づかなかったんだ・・・まさか?」


僕は事の経緯を遡った


「警察が家にくる、たいていの人間はテンパる、実際僕もそうだった・・・、そして、学校という顔見知りが大勢いる中で突然捕まえる、そして、その混乱した状態のまま、正規の手続きを踏まずにいきなり刑務所に連れてくる、ここで僕の思考が遅れた・・・・。」


問題はここからだ


「そして、ここにいる受刑者は全員クソがつく程のクソだ、僕はコイツ等を消すことを優先してしまった、いや、そうすべきだったと僕は納得している・・・・。ここで僕の思考が止まったんだ。

つまり、僕は最初から最後まで「手のひらで踊らされていた」という事だ。」


僕のすべてが見透かされている、僕をここまで追い詰めたあなたは一体どんな人なんだ



ニヤッッ


「気になるなぁ~~~!!!!!」


僕はそういいホワイト護送車を見た


「・・・・ハハ!!この世界で初めて僕の時間停滞(スロータイム)を破ったのが、まさか、「AI」だとはなぁ~~、こりゃ一本取られた!、『時間停滞(スロータイム)』解除」


僕は時間停滞を解除した、そうせざるおえなかった


時間は通常に戻った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~???内~


「・・・なんだ?、バグか?、一瞬で第三ロボットの警戒レベルが最大になっただと?・・・・、田中太郎は「チート系」だったという事か?・・・・、まぁいい、これで、第三ロボットは゛変形゛する。」


男はそう言いうと黙り、モニターを見ながら顎に手を置いた


「一体、田中太郎は「時代(いつ)」から来たんだ・・・・そして、」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~刑務所・体育館~


僕はホワイト護送車を見ながらあることが気になった


「なぁ、君の親玉は一体、異世界(どこ)から来たんだ?・・・あと、」


ーこの時、田中太郎とジョセフスワン、両雄が考えたいた事は全く同じだったー


「そして、」


「あと、」


「「一体どんな能力(スキル)なんだ。」」


ニヤッ


「気になるなぁ~~!!!」


僕は笑みを抑えきれなかった、「笑みがこぼれる」という言葉を僕の顔は体現していた。


「さぁ、本気の本気だ!!!、簡単にくたばってくれるなよ!!!ホワイト!!!」














































































































































































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この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・。





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