コンビニバイト編②
~深夜1時~
僕はベットで頑張って寝ようとしていたがなかなか寝付けないでいた
「(・・・・・)」
僕は暗闇の中で見えない天井を見つめていた。
「(・・・アレはナニ?新手のケンカの売り方なの?・・・え、なんか、色々と言いたい事あるけど、ありすぎて言葉にできないんだけど・・・・)」
僕はそこから結局2時間程寝付けなかった
「(・・・・大人ってあんな感じか・・・ひろしの気持ちが分かったわ)」
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~翌日の夕時~
ついに来てしまったな・・この時が・・・
なんていうんだろうか、4時間目の授業すぎた辺りから喉に゛何か゛がつっかえる嫌な感覚がいきなりでてきた、
まぁ、喉に゛何か゛がつっかえる感じの正体は分かるがこれを言ってしまえば負けてしまう様な感じがするので言わないでおこう
「いや、しょーもないよなぁ~・・・」
僕はコンビニの前でそう呟き、自動ドアを通り裏ロッカールームに向かい
「こんにちわー」
僕は大きな声でそう言った
「うるさいわね!」
中年のおばさんが僕にそう言った
「・・・え?」
「(おめぇが僕に昨日、若いから大きい声で先に挨拶しろっていったんだろうが!!)」
僕が歯を食いしばりながら眉をピクピクさせて我慢していると後から無感情な、いや、人の気持ちを考えてない声が耳に入ってきた
「早く着替えて、品出しして」
「」
僕はグっと感情を抑えた
「・・・・はい」
これもARグラスZの為だ・・我慢しよう
僕の喉で゛何か゛がまたつっかえた
「(はぁ~~いやいや、ダメだ、ネガティブになるな・・良い事を考えよう)」
僕は着替えて品出しをするために表に出ようとした
「うわっ」
黒髪のチャラそうな青年とぶつかりそうになった
「あ~ビックリした~~」
黒髪のチャラそうな男は僕の事を観察するように見てニヤッと笑った
「あ、新人さん!よろしく!」
「あ、よろしくお願いします」
僕は良い人かなぁ~と一瞬思ったが僕みたいなタイプは゛ある事゛にたけているのでこの男が良い人ではないことはよく分かった
僕はその場を後にし、品出しをするために裏の食品置き場に回った
「あ、これとこれを出せばいいのね」
僕が品出しの商品を確かめていると黒髪のチャラそうな青年がなぜかきた
「ね~新人君!お願いがあるんだけど!!」
僕はこんなすぐに化けの皮が外れるとはビックリしたがそんぐらい僕が゛舐められやすい゛って事だろうな
「あ、何ですか?」
「あのさ~!悪いんだけど明日のシフト代わってくれないかな~?早く仕事覚えないといけないからいいと思うんだよね!!」
黒髪でチャラそうな男が僕に笑いながらそう言った
僕はあ~うざいと思ったが笑って
「良いですよ!」
と言った
黒髪のチャラそうな男は笑ってその場を去った
僕は一人で裏で仕事をすることができた
「はぁ~、僕みたいな人間はね、゛観察眼゛が優れてしまっているんですよ、その人の゛目線゛、゛眉の動き゛、゛声の質゛、゛声量゛、゛顎の向き゛、゛態度゛、゛体の揺れ方゛、分かりやすくいえばその人の゛雰囲気゛が分かるんですよ・・・まぁいいや、これで゛三人目だ゛」
僕は独り言でそう呟き、品出しをするために商品棚の方でしゃがんだ
ちょうど、中年メガネのっぽが見える位置だった
・・・・これ思ってる人いると思うんだが、「ゆとりとか言ってくる所だけ目瞑れば無表情で無関心なだけで別に良いんじゃね?」って思う人いると思うが・・・
中年のソレは中々にキツイんだよなぁ・・・アニメや漫画だったら別に良いと思うがリアルで見ると本当にリアルにうざいから、肌の質感、タバコの嫌な臭い、そんで優しくない、・・・単純に絵にならないんだよ、そういうヤツは、で、そんな絵にならないヤツに嫌味言われる、なんともいえない歯がゆいさ、ソレが嫌なんですよ~~!!!
「はぁ~、文句言われるなら、アニメキャラのような見た目の奴に言われたいな・・・」
そんなこんなで品出しが終わり、レジをすることになった
ピッ、ピッ、ピッ
「合計で1800円になります」
「あ~あと、メビウス」
リーマン姿の中年が僕にそういった
「(め。メビウス?トウマンのやつ?)」
僕は訳が分からなくなり、リーマン中年に聞いた
「あ、あのメビウスって?」
クンッ
顎で後ろの棚を指す
「(あ~たばこね)」
「あ、番号言ってもらってもいいですか?」
僕は素敵な笑顔でそう言うと
「チッ!、107、だよ、覚えておけよ」
と言われた
「・・・お前でいいや」
「あ!?、何言ってんだ、お前?」
「いや、なんでもないです!、お会計2500円になりまーす!!」
チャリン!!
小銭と札がばらまかれた、僕はそれを拾い数えた
「ちょうど!ありがとうございましたー!!」
リーマン姿の中年がニヤニヤしながら帰っていった
僕はロッカー室に向かった、帰る為ではない、ここには防犯カメラがないからだ。
「『時間停滞✖3』」
周りの時間が遅くなる
僕は自動ドアをこじ開け、外に歩いてでた、そして、探した。
「あ、見つけた」
僕は゛悪人゛を見つけた
僕は゛悪人゛の顔を見る為に正面に回り悪人の顔を見た
「うーーん・・・僕、いつも思うんだけど、職務質問を断ってる人の動画って「そりゃ絶対お前職質されるだろ!」って人ばっかなんだよなぁ、車がそっち系の人らがよく使ってる車種に乗ってたり、人相悪かったり、怪しかったり、服装が悪い奴が着てそうな服着てたりで・・・で、本題はここからで、お前も「人に嫌な事する見た目」してるわ、つーか、僕さっきお前に嫌味いわれて舐められたから分かることだけど!!てっ、聞こえてないんだけどな!!!ハハハハ」
僕は゛悪人゛に指をさして言った
そして、僕は真顔になり誰も聞こえないこの時間で持論を語った
「・・・悪い奴は゛拷問して殺す゛だとか゛痛めつけて殺す゛だとかそういう事が好きで大事にしてる人たちがいるが僕は違う。僕は゛消す゛のが大事だとおもう、痛めつける、拷問など、そんなのは゛無駄゛、一刻も早く゛消す゛のが効率がよく気持ちがいい・・・こう見えて僕、お掃除大好きなんだよなぁ~、アレは気持ちがいいんだよな~」
「『火の玉』」
リーマン姿の中年の男が燃える
「じゃあ、戻るか、まだ3人残ってる」
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この物語は、フィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・
ーー仏の顔も三度までーー




