なんの為に力を使うか
僕は8時20分に目を覚ました
この時点で本来なら遅刻が確定だ
だが、僕はそんなことも気にせずに朝食を作った
ベーコンに目だま焼きにパン、キャベツを半玉、千切りにしボールに移しテーブルに並べた
「ご機嫌の朝食だ」
あむ、あむ、シャキ、シャキ
ーーー
「ふー食った、食った」
僕は歯を磨き、制服に着替えた
時間は8時49分
「行っていきます」
僕は玄関のドアを開けた
だが、ドアを開けた時、見えたものは小便器だった
家のドアから学校のトイレのドアに転移したのだ
汚いド〇えもんだと僕は学校の小便器にのっているチン毛を見ながらそう思った
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る
僕の教室は3-1だ、トイレのすぐそばだ
チャイムが鳴り終わる前に僕は席ついた
「フっ・・・」
僕は少し笑ってしまった
「(僕、かっこいいな、、、)」
ーーーー
そして、一時間目の授業中僕はこんなことを思った
「(あれ、使い道なくね?)」
こんな時は脳内質問会をしよう
意外と実生活にも便利だからおすすめです
パシャパシャ
カメラのフラッシュが僕を包む
「早速で悪いですが、質問させて、いただきます」
「スポーツでチートスキルを使うのはどうですか?」
「スポーツで使う?、いや、僕は目立つのはちょっと恥ずかしいし、スポーツは興味ないなぁ」
「じゃあ、格闘技は?」
「格闘技かぁ~、うーん、パスで、今更格闘技とかはちょっと興味ないし、大体最近の格闘技界は悪口多すぎてダサいからなぁ~それにーー」
「いや、愚痴とかいいんでパスでいいですね」
「あ・・・はい」
「(僕の脳内のくせに生意気だなぁ)」
「じゃあ、カンニングとか?」
「いや、点数は普通だし、いい点とるとか興味ないからパスで」
「うーん、じゃあ、ヒーローになるとかは?」
「・・・・・」
「そうだよなぁ、いいことはした方がいいよなぁ、、、、アリだな」
「おおおーーー」
パシャパシャとフラシュがたかれる
「でもヒーローはちょっと違うなぁ~、僕は僕の立ち位置をわかっているからそれは無理だなぁ・・・・あ、でもこういうのはどう!?
ヒーローをするんじゃなくて世直しをするってのは!!」
「おーいいですね、それで行きましょう!!」
ばんざーい
ーーー
放課後
僕はとぼとぼと歩いて帰っていた
「悪いヤツいないじゃん!!!」
そうなのである、クラスの人達はいい人で学年にも悪いヤツはいない
「ほんとに俺は恵まれてんなーーー!!!!」
そうして家まで帰った
その晩母親から電話がかかってきた
「もしもし、母さん、何用だい?」キリッ
僕だけなのかもしれないが親と電話するとき、なぜか、ふざけてしまうんだよなぁ
皆はどう?
「うん、え?・・・うん、まあいいけど、お金とか大丈夫?、あ、そう、ならいいけど・・・・うん、食べてるよ、うん、ありがとう、おやすみなさいー」
「・・・・」
僕は少し自問自答した、別に陰キャだから人ごみが怖いとかそーゆーのではないので、詮索しないでください、お願いします。
「゛車の免許゛とれって言われたんだけど、使うかー?・・・まぁ帰省したら使うかもだけど・・・・まぁいいや、取れって言われたしとりますか!・じゃあ明日、手続きしにいくかー」
「゛宇座杉自動車教習所゛に」
ー自動車教習所編に続くー
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