思い出した身近の悪編②
僕は彼が゛変わった゛のかが気になり偵察に行くことにした
「『透明化』」
僕は透明化の魔法だけを使った、野見山優斗の動向を近くでちゃんと見る為に
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~10分後~
「(お、ここがコイツ等の高校か・・・地味に汚いなぁ)」
敷地内は、木はたくさんあって自然らしくていいが、フェンスがまばらに錆びてて壊れている、他にも校舎の外壁は白くペンキで塗られているが、黄ばんでいる所がある
「(でも、汚いって程じゃないんだよな~、゛地味゛に汚いんだよな~)」
僕はふとある事を思い出し時計を見た
「(今は8時丁度だ、コイツ等みたいな奴がなんでこんなに早く来てるんだ?)」
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カキーン!!
「リーリーリー!!」
「(あーなるほど、部活か)」
僕は運動場の近くにあるベンチに坐り、10分ほど野球部が練習しているのを見ていた、「頑張ってるなぁ~」と内心思いながらこんな事を思っていた
「(ホントにもったいないよなぁ~こんなに頑張っているのにクラス内では゛人をイジメちゃう゛もんなぁ~、いや、イジメるっていうか横柄な態度取って、周り困らせちゃうもんなぁ~・・・ホント勿体ないよなぁ~゛頑張ってる意味がない゛」
そんな事を考えてその場を後にし、体育館に向かった
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~体育館~
セイ!!ハッ!!セイ!!
「(へぇ~中学では柔道を学校でやってたけど、高校では空手なのかぁ~)」
俺は10分程、練習している光景をみた
「(うん、頑張っている・・・人は意外と変われるのかもしれない・・・・かも)」
野見山優斗に対しての見方が変わりつつあった、
その他にも世界の゛悪人゛に対しても変われるかもという゛期待感゛が芽生えた
「(人の可能性は無限大というけど本当かもな・・・ハハ)」
僕は顔を少し緩ませた
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~一時限目~
ギャハハハハ!!!!
「お前、早くやれよ!!」
ギャハハハハ!!!
「(そうか~・・そうか、そうか、君はそういう奴なんだな)」
クラスで、また、イジメのような事をしていた
「(鼻くそほじってるヤツにやるのはまぁ分かる、けど、あんななんもしてない弱そうな子をイジるか?゛玩具゛にするか?しかも゛集団゛で・・・・はぁ~ダメだ)」
オロオロオロ
「(あ~ほらぁ~、イジられてる子の友達がオロオロしてるじゃん、はぁ~アレは家帰ったら、ふとした瞬間に「なんで、僕は止められなかったんだろう」と自分を責めるだろうなぁ・・・あの感じは嫌な気分なんだよなぁ・・・しかも、イジられてる方は゛笑いながら゛言われてるから断りずらいんだろうな~、ここで断ったら゛空気読めない変なヤツ゛ってレッテルをつけられる事を悪と思ってるんだろうな・・・イジってる方が本当の゛悪゛なのに・・)」
なんで、彼らは゛自分の友達がイジられて嫌な気分にならない゛と思ってるんだろうか、
理由は簡単だ、゛自分らはそういう境遇にならないという自負゛と単純に人の気持ちが分からない゛悪゛のどっちかだろうな・・・もしくはその両方の考えを持ってる゛クズ゛だな
・・・どちらにしても゛そういう事゛をしてる時点でやることは決まってる、゛世直し゛だ
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放課後
6時50分、校舎前
「あれ?優斗は?」
「まだ、練習していくって、いってたな」
「え~!!凄いなアイツ!俺らも負けてらんないな!!ハハ」
「ハハハ、そうだな」
「でも、彼、ジ〇イアン恐怖症だよ」
「え!?何それ!!」
僕の方を野見山優斗の友達達が見た
「・・・・誰お前?」
「僕?僕はただのヒーローだよ」
・・・・・・
「「「「ギャハハハハ!!!」」」」
「はーおもしろッ!、こんな中二病初めて見たわッ、」
僕の肩に手を置いた、
「でさ、優斗がジ〇イアン恐怖症になったってどういう事?聞かせてよ!!」
僕は「あ、なめられてるなぁ」と思ったが一旦その感情は心にしまって、この悪の質問に答えてあげる事にした
「そうだなぁ、簡単な訳だよ!ジ〇イアンみたいな人に負けてボコボコにされて逃げたからだよ!!お前らの友達は雑魚のクズ!!なんだよ!!!ヒャッハー!!」
ゴズッ
僕は殴られ吹っ飛んだ、
「おい、いい加減にしろよ、あんま優斗の事バカにすんなよ」
僕を殴ったヤツがそう言うと周りの奴らが「自分らは正義ですよ」みたいな目をしながら僕を見ている
ブチッッ
僕の何かがここでキレた
「お前らは、自分の友達が悪く言われたらキレるのにお前らはそれでも゛他人の友達をバカにする゛のか?・・・いや、答えなくていい、お前らは「もう遅い」んだ、゛そういう事゛をしてる時点でお前らは゛悪゛なんだから」
「あ、何言ってんだ?コイツ、また殴られたいのか!あぁ!?」
僕にズケズケと近づいてきた
そして、僕をまた殴ろうとしてきた
「『火の玉』」
メラッボォォォォ
「・・・・!!!!??」
「あ、なんだ!!いきなり燃えたぞ!!」
「おい、消防と救急呼べ!!、・・・・・早く!!」
「無駄だよ、もう死ぬよ、何にも残らない、全ては灰になって終わり、だからいつも使ってるんだよ」
「!!!(ヤバい!!このチビなんかヤバいぞ!)」
「おい、お前ら、逃げるぞ!!」
一人がそう言うと周りがソイツに続いて逃げようとする
「あ~逃げるんだ、さすが優斗の友達だ、よく似ている・・・でも、ダメ、僕は見逃すほど甘くない」
『透明壁』
ドンッ
「なんだ、門から出れないぞ!!」
「なんだ、コレ!!なんだ、コレ!!」
「誰か!!!助けてください!!誰か!!」
僕は後ろから彼らに近づく
「意味ないよ、外からは見えないし、壊せない、魔法のなんだよ、」
「ハァ、ハァ、ハァ、助けてーー!!!」
「無駄って言ってんだろ?馬鹿か?コイツらは・・・・」
僕は彼らを引いた目をしながら見ていた
「はい、終わり、来世は゛人の気持ちが分かるよう゛に成ろうな、『火の玉』」
ーー人の気持ちが分らないヤツは人じゃないーー
「さてと、後は゛ゴミクズ゛だけか」
たまにめっちゃくちゃ誤字ってる時あるので、教えてください!!!
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