02、咲
いくつの日が渡って段々と学校の生活が慣れてきて、周りの同級生も普通に話せるようになった
でもやはり鳳さんと話す時なんかモヤモヤしてるけど一応普通の対話が出来てた
とあるの休憩時間、皆が突然今人気のドラマの話が始めた、そのドラマ自分も見てるし話を混ぜた
好男さん:「ねね、ヒロインの龍子どう思う?やはり美人でしょう」
??さん:「それはそうだよ、なんかあの女優さんシンガポールで一番美しい人と近年報道されてるだぜ」
自分もその女優のこと綺麗と思ってる、その時なぜか鳳さんの顔を見ていた、そしてうっかりと一ごと話した
「鳳さんって、龍子と似てるね」
自分はまだ何事を考えてるのようなボートしてるみたいけど、周りはなんかちょっと静かになった、皆の目線は全部鳳さんに向かった、一瞬、鳳の顔が赤くて見えて、そしてその赤さをコントロールしたいみたいに、何とも言えない表情を出して、速やかに普通の顔に戻った
好男さん:「へぇぇぇ、シバさんって、どこ似てると思う?」
「唇、似てるんじゃやん?ほらそのかたち」
またの静か
??さん:「流石隣さんかい、普段よく観察したんだね」
「いや、別に、ただいま皆が龍子を話して偶然発見したっと言うか…」
好男さん:「まあ確かに言われて見るとちょっと似てるかもね」
??さん:「でも私たち気づかなかったし、シバさんもしかして鳳さんの事好きか?」
中学坊こそそんな無神経な発言が出来たかもしれない、でもその時点から、何かが変わったの気がする
「す、すき?」
多分その時「好き」っと言う概念は頭の中にはまだなかったのせいか、頭の中に急速て何かを構築されてることを感じた、ああ、それは無数のドミノパズルが何の形で必死に集まってるシーン
好男さん:「そうよう、すきじゃない?」
「そ、そんなこと…」
まだ頭の中混乱してるけど、ちらっと鳳を覗いたら、鳳さんの目線がこっちに向いてない、良かった、もし向いたらどうなるかっとちょっと安心した自分が
「な……いわ」
っと…言った
その瞬間、周りがどうだったかは自分はもう感じとってない、ただ慌てた自分しか頭がいっぱい、そしてなぜか分からないが妙に頭の回転が早くなった
突然、後ろにいて皆の話が聞いてるだけの潔さんに向かって問った
「ねぇ、どう思う?鳳さんと龍子似てるでしょう?」
潔さんはしばらくの沈黙、そして言った
潔さん:「全然似てないと思うわ」
…
授業の鐘が鳴き始めた
…
放課後、帰る途中いつも一つの単語を頭の中に繰り返してた
「すき…すき…すき……………」
「ああ、もう家か」
なんか今日の帰り道、普段より短く感じていた