參生
読め
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俺は目を開いた。
最初に目に入ったのは…
先ほど見た墓だ。
午前2:00。正確に言うと昨日か…
俺が今いるところは、死と生の境界そのものだ。
地の真ん中には大きな溝があり、溝に落ちると死ぬ。と言うか、地獄に落ちる。
溝の向こう側には、沈まない日が雲に乗っているような感じになっている。
分かっているとは思うが、これは比喩だ。
実際に日が雲に乗っていない。
でも、沈まない日は本当だ。
で、そこが天国、浄土、天界、冥界、仙界と繋がっているのだ。
どこに行くかは、行く人によって決まる。
それでは、俺はどこだろうか…どこでも良いや。
んで今俺が立っているここは、現世。
おかしい…何がおかしいかというと、色々とおかしい…
考えてみろ。ここは死と生の境界そのものだ。
自分の死と生の境界が直ったならわかるはずだしそれに光に当たったって、当然お迎えが来るはずなどない。
だとしたら…
俺…死んでない
心から嬉しくも悲しくも感じない微妙な気持ちになった。
だが、自分はまだ逝っていない。
という事は、いつも通り過ごしていれば良い…
なんか…最後味気ないな…
微妙だ…本当に微妙だ。微妙すぎる。
なんでこうなったのだろうか。
これが、厚い小説の最後だとしたら読者はどう思うだろう…
多分、本を全開にバッと開き、下に思い切り叩きつけられそうな気がする。
まあこの墓を拝んでから帰るかの…
はあ…腰が痛い。
老化してきたな…
つくづくそう思えてきた。
じゃあまた今度あったら冥界や天国などのあの世について語ろうか。
はい。無事薄っぺらい内容の小説が書き終わりました。
読んでくれてありがとうございます。
最後の最後味気ないな〜という風になってしまいましたが、謝ります。
すいませんでした。
さてあとがきもこれくらいにして最後の1フレーズ
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