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E/S  作者: みかんゼリー
第一部~epilogue
4/15

everyday

紡の日常。

学校に到着し、靴を履きかえ教室へ向かった。

教室に入ると、


「おはよう紡。」


一人の少女が挨拶をくれた。

彼女は小学校からの幼馴染で、いままでクラスが離れたことがない。数少ない俺の友達だった。名前は、亜儚光(あゆめ ひかり)と言う。


「おはよう光。」


挨拶を交わし、俺は席について読書を始めた。ちなみに今読んでいるのは、恋愛小説というやつだ。ベタな展開も意外とおもしろい。

8時30分、チャイムが鳴りホームルームが始まる。まだ聞き慣れない担任の声が連絡事項を言い終わると、次の授業に向かう。

俺の日常は至って普通で、だけど何も不満は無かった。


今日も学校が終わり、帰宅部なので放課後は特に何もなく家に帰る。

家に帰って、普段はテレビを見るのだが、今日は本屋さんに行くことにした。好きなシリーズの新刊が発売されたのだ。発売日に買いたくなるのは俺だけだろうか?


本を買い、店を出て時間を確認すると6時だった。俺は暗くなる前に帰ろうと、やや早歩きで帰った。

家に帰り、食事をとって風呂に入り、もう寝る用意ができたころ。

ピンポーン

家のチャイムが鳴った。モニターを確認すると、スーツに眼鏡姿の若い人が映っていた。雰囲気は、どちらかと言えば玄人で、初々しさのようなものは感じられなかった。

俺は何故か迷わず玄関に向かった。

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