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一蹴 球磨川禊

「ウラララ‼ に身体を洗ってもらってるんじゃああああああああああああああああ。

 何か気持ち良いんじゃあああああああああああああああああああああああああああ」

「おう、よしよし。ごしごし」

 サクマヒメはウラララ‼ に身体を洗ってもらっていた。

「えへへー、サクマさんの裸体~。お姉様は邪魔だけど」

 その様子をココロワ‼ は浴槽から見抜きする。

「ココロワ‼ も洗ってあげるから来なさい」

「やだもんねー」

「てか、身体洗ってから浴槽に浸かりなさい」

「やだもんねー」

 ココロワ‼ は尻を突き出し、平手で叩く。絶妙に可愛くない駄々っ子だ。

「ココロワ‼ お姉ちゃんの言うことは聞け‼」

「はい、サクマさん」

「ココロワ‼ 身体洗ってあげるから」

「やだもんねー」

「人格分裂してるのかこの子!」

 ウラララ‼ はまあいつものことだと半ば諦め、サクマヒメの身体を引き続き洗う。サクマヒメはウラララ‼ に顔を向け肩を竦めるが、何か絶妙に腹の立つリアクションだ。

「はあ、サクマさん。可愛いなあ」

 ココロワ‼ は全く意に介さない様子で見抜きを続行する。ゾッコンをゾッコウする。自身の脳を覚醒させ、ハイスペックなオナニーをケイゾクするのだ。ニノマエの二の舞にならないように、禊を済ませていく。川で球を磨くような地道な禊を。

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