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一話

 吾輩は猫である。

 だが普通の猫では無い。

 夜より暗い真っ黒な毛をまとった姿。ここまでは普通だ。

 けれど次からはそこら辺の猫とは違う。

 何度も人生、いや猫だから猫生と言うべきか?

 闇から生まれては死を何度と繰り返し、長い年月を生きてしまっている。

 そして前世でしてしまった罪か、触れた生き物を不幸にする、いや不幸では留まらない。

 いくつかの事象を連鎖し殺してしまう呪いをたずさえ永遠を生きている未来になんて何もないと絶望しやさぐれた一匹の猫と

 顔に大きな火傷跡を刻まれてしまった引きこもりでどんな冷たい態度をとっても優しく声をかけ、凍りついた心を溶かしてくれる心に傷を持った女性一人と一匹の短い生活を記したお話である。

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