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いのちの詩(仮題)

沈殿

作者: 浮き雲



壊れた夢や哀しさは 捨て去ることもできぬまま


時が過ぎれば、ひそやかに こころの底を沈みゆく


消えてしまえと願えども 忘れようとも思えども




忘れたことにしてみても 沈んだものの重たさは


いつか、こころを押しつぶし 鈍い痛みを伝え来る


「消えることなどあるものか 我は(なれ)だ」と嘲笑う




こころが凪いで静まれば 想いの底の奥深く


朽ちることなく降り積んだ 哀しいものを映しだす


忘れたふりをしてみても 「ここにあるぞ」と気づかせる




こころの底の掻き乱れ 哀しき夢の舞い立てば


揺らめく色は、様々に いまへと過去を伝えきて


遠き季節を呼びかえす 遠き記憶を呼び覚ます




詮なきことと知りながら 甲斐なきことと知りながら





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― 新着の感想 ―
[気になる点] 三連二行後半は、文字が抜けていないでしょうか。哀しいもの、かな? [一言] 渇水の際にダムの底に沈んだ街が姿を現すように、沈めて無くなったと思った想いも、時に心の表に浮かび上がってしま…
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