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ありふれた異世界召喚 その3

お待たせしました!

それではどうぞ。

 啓成先生が兵士たちに連れられるタイミングを見計らって霧乃くんが怪しい少女に声をかけた。


「君も気がついたらここに?」


「……はい。」


「でも君、俺たちの中学の制服は着てるけどどの学年の生徒でもないんじゃないか?」


 もしかして霧乃くんは生徒全員を覚えてるのか!?


「私は黒影留空(こくえいるあ)って言います。私はとある中学校に通ったのですが、親の都合で転校することになりまして。さっきの先生に朝『ホームルームが終わったら紹介します。廊下で待っててください』……って言われて待ってたらいきなり足元に幾何学模様の円が現れて気がついたら……」


「……ここにいたのか?」


「はい」


 とても不安そうな表情を浮かべている怪しい少女ーー黒影留空。


 クラスメートのみんなは黒影留空が同じ召喚された被害者だと分かり安心をした。


「……」


 霧乃くんはそれ以上の追求をしなかった。


 そんな都合の良い話があるのか?


 そんな考えが過る。

 しかし啓成先生を連れて行った兵士たちが戻って来て、王様が喋りだしたので頭の片隅に残して話を聞くことにする。


「先程の様にいきなり召喚され、混乱してる者が多かろう。よって、まずは自己紹介をさせてもらう。儂はこの国、エタリアル新国の王、ハリアス=エタリアル20世である」


 20世も続いて新国ってどうなのだろうか。


「この世界はトライアスと呼ばれ、火、水、風、光、闇と不可侵大陸がある。そしてここは光の大陸にある世界最大の最大領土を誇る国だ」


 世界最大の領土……それほどこの国の影響は大きいってことか?


「そなたたち『勇者』を召喚したのは闇の大陸に住む『魔王』によって溢れ返った強力な魔物。そして水の大陸を支配している帝国から民を守るためだ。この国には冒険者と呼ばれる依頼を生業とする者たちもいるが、腕の立つ高ランクの者はなかなか言う事を聞かん。そこで最後の手段、異世界の勇者であるそなたたちを召喚した。もちろんタダとは言わん。毎日の朝・晩の食事と風呂の用意、個人部屋を勇者の待遇として保証しよう」


 この世界はトライアスと言い、そしてこの世界にもいくつかの大陸があり、ここは光の大陸と言うわけか。


 そして僕らを召喚したのは魔物や帝国という別の大陸からの侵略から民を守るためらしい。


 まさに異世界モノでよくある流れだ。


 だけどあまりにも優遇が良すぎて怪しい。

 しかし今の僕たちではどうにもならない。


 だったら、賛成するしかない……。


「分かりました。僕はやってみます」


「そうか……なら俺もやるよ。すぐに地球に帰れない以上は何もしないで死ぬ訳にはいかない」


啓成先生がいない今、クラスのリーダー格である霧乃くんが僕に続いて賛成。


 そして霧乃くんに続いて迷っていたクラスメートたちが次々と賛成と反対に別れた。


 最終的にはクラスメートの3分の2以上が賛成したことで王様が全員が参加することを決めた。


「うむ。午後はステータスプレートと武器の配布をする。その後にダンジョンでの実習をしてもらう。それまでは各自個人の部屋で自由時間を過ごせ。部屋は今から兵士たちに案内させるから着いて行け。話は以上だ」


 話が終わると先程啓成先生を連れて行った兵士たちが僕たちを先導し始めるのだった。

次話は新しい話となります。


この話が「面白かった」「次話はよ」「ステータスはよ」など


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