永遠
幼き日々。私にとっての世界が始まった日。
時は流れ続ける。とどめる術はない。
あの幼き日々は、どこにあるのだろう
そこにあった永遠は 桜の花の春の夢
そこにあった永遠は 気だるき心の夏の空
そこにあった永遠は さやけき光の秋の月
そこにあった永遠は 音無き里の冬の雪
幼き吾が遊ぶ世に いませし若き父と母
世界はじまり 世界とどまらず
幼き吾は 六十光年の果て
超越者よ お前はすべてが分かるのか
幼き日々はどこにある
あの日の世界はどこにある
永遠はどこにあるのだ
# 昨年作った詩です。
神、完全、絶対、理想、宇宙、こういった大きな言葉を
詩で使うというのは、慎むべきと思っているのですが、
あえて「永遠」という大きな言葉を使ってみました。
(文字数不足というメッセージが出ましたので、文章を付け加えました)