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日下神社の巫女さん  作者: くしでつきふみ
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まずは自己紹介

荒和津の森という様々な木々が生い茂る中、古めかしく情緒溢れる階段、述べ135段という階段を登り終えるとそこには、二匹の狐の石像が出迎えてくる、通称お狐さま神社、本来は日下神社という神社がひっそりと建っておりました。

その神社には、とても可愛らしい巫女さんがせっせと仕事をしておりました。その巫女さんのお話しです。


わたしは秋津 ミユです、年は12才です。この日下神社の住職をしているお父さんとお母さんのお手伝いをしています。今日もまず、境内の落ち葉掃きから始まり、お狐様を拭き、お賽銭箱の拭き掃除、そして神社の中の掃除をしていました。

途中、お母さんが起きてきた。「あら、ミユ、今日も頑張っているわね、本当ならお母さんもやらなきゃ駄目なんだけど・・・」と言いながら、お母さんは顔色が悪い。二年くらい前からお母さんは、体調を崩すことが多くなった。お医者様曰く、「疲労が続いた事によるものでしょう」と言ってたけど、お父さんが帰り際、何となく暗い顔つきだったんだ。

「お父さんとお母さんのお手伝いをする」と言ったら、二人とも泣いてた。



そしてお父さんの最早玄人裸足で逃げるレベルになった料理を食べて、ランドセル背負って、階段降りて、荒和津小学校に向かった。友達のユリミちゃんや、フジエちゃんと楽しく授業したわ。

ユリミちゃんが、木に登って落ちたり、フジエちゃんの自慢話を聞いたりしてたの。



そして神社に帰ったら、お父さんが叫び声をあげていたの。お母さんが殺されたって叫んでたの。

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