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虚飾のアリス ‐不死の少年と白黒の吸血鬼‐  作者: 竜馬
第4章 とある兄妹の救済
132/214

第4章:19 『一週間』

「なるほど……普通に通れた、でございますか」


「そ、そうよ!」


 ガルベルトの確認するような復唱に対し、半ばやけくそ交じりのイレナの返事。はっきり言って、誰が聞いても嘘なのが丸分かりだった。

 イレナの隣では、カズが額に手を当て嘆くように吐息している。リノアを除いた他の面々も、大体似たような反応だ。


「――それは、嘘でございますね?」


「なっ!?」


「……いや、『なっ!?』じゃねえよ」


 まさか誤魔化し切れるとでも思っていたのか、あっさりと嘘を見抜かれたイレナが驚愕を顕にする。それについついツッコミを入れてしまったのは、先ほどまでのシリアスなムードがイレナのおかげで台無しになり、心に余裕が持てたからか。

 その一点に限れば、お手柄と言っていいだろう。


 ただ、弛緩した空気もそう長続きはしない。そもそもこれは、この程度で気を緩めていい話ではないのだ。

 そしてその空気を引き締め直すのは、顎鬚に触れながらイレナをジッと観察していたガルベルトの声だ。


「『選別の境界』は、吸血鬼以外は何人たりとも抜ける事は不可能。例外はリノア様に連れられてここへ来られたイチゴ様くらいでございます。お二方は、どのような例外を用いられたのでしょうか?」


「……一個、こっちからも確認させてくれ。その返答次第で、こっちも答える」


 とは、一歩前に進み出たカズの言葉だ。

 リンの家で別れる際、カズは何かに悩んでいた様子だった。しかし今は、そんな気配を微塵も感じさせない立ち振る舞いだ。

 自力で解決したのか、はたまた状況が状況なだけに、ただ単に取り繕っているだけなのか。


 ――おそらく、後者だろう。


「よろしいでしょう。それで、確認したい事とは?」


「さっきのアンタの宣言に、嘘偽りはないか、って事だな。生憎、オレもまだ死にたきゃねぇし、死ねねぇんだわ。だからそこんとこ、はっきりさせておきてぇ」


 腕を組み、吸血鬼相手に尊大な態度で応じるカズ。そんな青年を、ガルベルトはどこか感心したように見つめて、


「本来ならば、『選別の境界』を人の身で越える手段を有する貴方がた……厳密には、そこのお嬢さんは生かしてはおけませぬ。巡り巡り、お嬢さんの存在が世界の滅亡、その引き金となるやもしれませぬ故」


「世界の滅亡……!?」


 ガルベルトの口から飛び出したスケールの壮大さに、シンゴを含めた全員が息を呑む。しかし、一番の衝撃を受けたのはイレナだろう。

 口を開け、目が飛び出さんばかりに瞼を押し開いている。そんなイレナに、ガルベルトは「しかし」と苦笑し、


「もしもお嬢さんに手を出そうものなら、世界が滅亡する前に、私がリノア様に滅ぼされてしまいますな。そうなってしまえば、本末転倒。私の生存とお嬢さんの生存。その二つを天秤に乗せ、どちらが世界滅亡の阻止に有用かを考えれば、自ずと私の生存が最優先事項となります」


「……つまり?」


「殺しはしない、という意味でございます」


 カズの要約を求める声に、ガルベルトはそう断言した。

 先ほどから世界の滅亡という言葉を引合いに出すガルベルトだが、話がデカくなり過ぎていてあまり現実感が湧いてこない。

 正直、興味がないわけではないし、本当に世界が滅亡するのなら、シンゴも他人事ではない。が、今は世界の危機より、目先の問題だ。


「それでカズ、どうするんだ?」


「……オレは、明かしてもいいと思う」


 決断を問うシンゴに、カズは視線をガルベルトに固定したままでそう答えた。

 そして、しばらくガルベルトを見つめた後、ちらりと視線を隣のイレナに向ける。


「オレらの前には、二つの道が伸びていた。何も明かさず殺されるか、明かしてその内容次第で殺されるか生き延びるか。今の確認で、とりあえず後者の道は生存がほぼ確実だ」


「……それだと、前者もじゃないの?」


 カズの確認の成果で、殺されるかもしれない、殺されるかもしれないor生かされるかもしれない、から『殺されるかもしれない』が排除された訳だ。

 その考えでいくならば、確かにイレナの言葉通り、前者の方が安全に感じるかもしれない。しかしおそらく、事はそう単純ではない。


「たぶんだが、前者だと“殺されはしないだけ”だと思う。……だよな?」


「こちらは優先事項を無理やりねじ曲げ、ここまで譲歩しております。それを無下にされれば、さすがに困りますな」


「……うん。カズの言いたい事、なんとなく分かったわ」


 ぼかした返答をするガルベルト。しかし、それでイレナの理解は十分だった。

 今の話を聞く限り、前者の道は不確定要素が強く、かつ危険だ。となれば必然、『ゼロ・シフト』について明かすしか道は残されていない。


「……分かったわ。あたしの奥の手、明かしてやるわよ」


 少し悔しそうに言ってから、イレナは「ただし」と前置きし、


「詳細には語ってやらないんだから!」


 先ほどのガルベルトのぼかした解答、その意趣返しに、イレナは『ゼロ・シフト』の詳細をぼかし返す事を宣言。

 それに隣のカズがぎょっとするが、ガルベルトが「構いません」と受け入れた事で、ほっと胸を撫で下ろしている。

 当然、シンゴもカズと同じ気持ちだ。イレナは決してバカではないのだが、時々その評価を覆しかねない行動や発言をするので、堪ったものではない。


「――して、その奥の手とは?」


「あたしは、空間を跳躍する特殊魔法を使えるの」


 簡潔なイレナの解答だが、ほとんど説明してしまったようなものだ。完全にはぼかし切れていないところがまた、彼女らしいと言えば彼女らしい。

 無駄に背筋ひやりを味わったこちらとしては、抗議の声を上げたいところだったが。


 しかし――、


「……特殊魔法?」


 要望通りに答えたにも拘わらず、ガルベルトの反応は訝しげなものだった。


「なによ、これ以上は教えないわよ?」


「いえ、十分です。十分、なのですが……それは、本当の話でございますか?」


「――? そうだけど?」


 何やら納得できない様子のガルベルト。重ねて確認してくる執事に、イレナも不審げな顔で首を傾げている。

 イレナが嘘をついていない事は分かったのか、ガルベルトは顎鬚に触れて唸る。そうして難しげな顔で考え込んでいたガルベルトだが、やがて小さな吐息と共に首を振ると、


「本来、如何なる魔法を用いても、『選別の境界』を越えるのは不可能なはずなのです。たとえ空間を跳躍するという稀有な特殊魔法だとしても、魔法である限り、例外ではございません。――最優先されるのは、金色こんじきのはず」


「――?」


 最後にぼそりと付け足された一言、その意味が理解できず、イレナが静かに眉を寄せた。

 するとガルベルトは、失言したとでも言いたげな顔で自分の口元を覆う。が、すぐに平静を装うと、咳払いをして切り替えるように顔を上げた。


「少々納得しかねますが、どうやら嘘はつかれていないご様子。そのような特殊魔法を持たれるのであれば、この城から……いえ、神域内から出す事すらしたくないのですが……」


「――ガルベルト」


「と、リノア様に私が殺される損失に比べれば、苦渋の思いですが、仕方ありませんな」


「……そんじゃあ、オレらは見逃して貰えると思って?」


「ええ。感謝は、リノア様とイチゴ様に」


 カズが明確な回答を引き出し、それを聞いた事で、シンゴ達は揃って脱力した。

 しかしそこへ水を差すように、「お忘れですか?」とガルベルトが指を立てながら首を傾がせた。


「私は、条件がある、と申し上げたはずです」


「――ッ!?」


「そう身構えなくとも、至極簡単な条件でございますよ」


 身を強張らせるカズとイレナに、ガルベルトはあの柔和な笑みを向ける。

 ほどなくして、二人の動揺が落ち着いたのを見て、ガルベルトはその条件を突き付けた。


「この神域内から、速やかに立ち去って頂きたいのです。――無論、ここでの事は一切口外禁止でございます」


「あ、ああ……それくらいなら」


「あたしも、特に問題はないけど……」


 肩透かしを食らったような顔で、カズとイレナがガルベルトの提示した条件を呑む。それを受け、ガルベルトは柔和な笑みを崩さずに頷くと、


「それでは、お二方はお引き取り下さい。途中まで、うちの者に送ら」


「――待て」


「……どうなされましたか?」


 遮るように待ったをかけるカズの声に、ガルベルトが首を傾げる。

 そのガルベルトを鋭い眼差しで見つめてから、カズはちらりとシンゴ達に目を移し、


「今、二人って言ったか、アンタ?」


「――!」


 カズのその言葉に、隣でイレナが目を見開いて息を呑んだ。そしてすぐに、鋭い眼差しを老執事に向ける。

 そんな二人の視線に、ガルベルトは手を後ろで組むと、小さく嘆息。


「はい、この城から立ち去るのは、貴方がたお二人だけでございます。シンゴ殿にアリス嬢は、この城に残られます」


 ガルベルトの決定事項を告げるような告白に、カズとイレナの瞳が驚愕に見開かれる。そして、本当か、という確認を込めた視線をシンゴ達に投げかけてきた。

 その二人の視線に、最初に応じたのは――、


「――二人とは、ここでお別れだね」


「……嘘でしょ?」


「アリス……!」


 はにかむように笑って、アリスが別れの言葉を告げた。

 そのアリスの言葉に、イレナは悲しげな顔で首を横に振り、カズは目を見張りながらアリスの名を呟く。しかしそれ以上、二人は言葉を続けられない。アリスの顔を見て、その決心が固い事を見て取ったのだろう。


「……シンゴ」


「俺は……」


 イレナが縋るような眼差しをシンゴに向けてくる。が、それにすぐには答えを返せず、シンゴは考え込むように俯いた。

 先ほどとは、状況も心境も違っている。落ち着いて、シンゴの選択次第で状況がどう転ぶのか、必死に想像を巡らせる。

 そうして、十を数えるほどの時間が過ぎたところで、シンゴはほぅと吐息し、ゆっくりと顔を上げた。


「俺も、残るよ」


 シンゴの下した決断に、イレナがきゅっと唇を引き結ぶ。しかしその隣、カズは腕を組んだまま、閉じていたその目をゆっくりと開き、


「お前は……それでいいんだな?」


「……いいわけ、ねえだろ」


 カズの静かな問いかけに、シンゴは力なく笑って否定した。

 しかし、いくら否定したところで、ここでシンゴが状況をややこしくすれば、せっかく見逃して貰えそうな二人まで危険に晒してしまう事になる。それだけは、許容できない。


「――二週間」


「――?」


 不意にカズがぽつりと呟いた。その言葉の真意が読み取れず、シンゴは困惑に眉を寄せる。しかしそれも当然だ。それはシンゴに向けて放たれた言葉ではなかったのだから。


「ガルベルト、だったな、アンタ。ここから出てく件についてだが、二週間、時間が欲しい」


「……二週間、でございますか?」


 尋ね返すガルベルトも、カズの真意が読み取れていない様子だ。

 するとカズは、他の者らと同様に首を傾げているイレナを親指で指し示した。


「コイツは、ここの秘薬を飲んだ」


「……なるほど。そういう事でございますか」


 シンゴにはカズの言葉の意味がさっぱり理解できなかったが、ガルベルトには通じたみたいだ。が、ガルベルトはすぐに渋面を作ると、


「しかし、二週間はいくらなんでも長すぎます。……四日もあれば十分でございましょう」


 二週間という期限を半分以下に下方修正するガルベルト。

 しかしカズは、それで引き下がらなかった。


「ぶっちゃけると、オレとイレナの二人じゃ魔物の包囲網を突破するのは無理だ。だから、その為に万全の体勢を整えたい。……一週間でどうだ?」


「…………」


 最初に提示した期限のちょうど半分、それを提示し直すカズに、ガルベルトは思案するように顎鬚に触れて沈黙。

 十を数えるほどの沈黙を経て、結論が出たらしく、ガルベルトは「いいでしょう」と小さく吐息すると、


「期間は一週間。滞在は集落限定。滞在期間中はこの城へ近付く事を禁止します。……この条件でいかがでしょうか?」


「ああ、それで構わねぇ。感謝する」


 こうしてイレナとカズの、一週間の集落滞在が決定した。



――――――――――――――――――――



「――そんな感じで、オレとイレナは集落で一週間ほど休息を取る。イレナの回復を待って、この辺りの魔物の情報も集めてから、ここを出て行く予定だ」


 先ほどの出来事を回想していると、カズの今後の予定を告げる声によってシンゴは現在へと意識を引き戻された。


「いや、そうは言ってもだけどさ。二人だけで大丈夫なのか?」


「ああ、問題はねぇ。その為の一週間だ」


 不敵な笑みを浮かべてそう言い切るカズ。しかし、どうしてもシンゴは不安を拭い切れない。

 そもそもの話、シンゴとアリスがこの城に残ると知ってもなお、カズはこの神域から出て行く事に躊躇いがない様子だ。二人の安全を思えばそれが最善なのは理解している。だとしても、少しくらい悲しんでくれてもいいではないか。

 いっそ薄情とも取れるカズの態度に、表面上は何もない体を装いながらも、シンゴは内心少しばかり傷付いていた。


「――?」


 シンゴが心の内を悟られまいと苦心していると、不意にカズが何やら一枚の紙を目の前に差し出してきた。

 どうやら先ほどシンゴが回想にふけっていた時に書き込んだらしく、そこにはこう書かれていた。


『オレが稼いだ時間、無駄にすんじゃねぇぞ?』


「――!」


 息を詰めて顔を上げると、カズは口元に人差し指を当てて『静かに』のジェスチャー。それを受け、シンゴは自分達が監視されている事実を思い出す。

 改めて意識を引き締めると、シンゴはカズにペンを要求。渡されたペンを紙の余白部分に走らせながら、怪しまれないように雑談を振る。


「そういやカズ達は、どこに泊めてもらう予定なんだ?」


『つまり、一週間の間にここを抜け出す方法を見つけろって事か?』


 シンゴの書いた質問に目を通すと、カズは更に文字を書き込みながら会話を繋げる。


「リンの所にしばらく厄介になるつもりだ。ま、イレナが回復するまで、オレはここのうめぇもんでも食わしてもらいながら、だらだらと過ごすさ」


『そうだ。力技での脱出は現実的じゃねぇ。だからまずは、交渉材料を集めろ。弱みでも秘密でも何でもいい』


 紙に書かれたその指示に、シンゴは先ほど引き千切られて再生した右腕をさすりながら、静かに顎を引いた。

 正面突破が難しいのは、身を以て実践済みだ。その点はカズも十分察しているからこそ、こうして話し合いでの解決を提示してきたのだろう。


 そしてカズは今、だらだらと過ごすと言った。これはつまり、外から二人の協力は得られないという遠回しな忠告だ。

 城から抜け出すだけならば、イレナの『ゼロ・シフト』を使えば楽勝だ。しかし、イレナ本人を含め、シンゴ、アリス、イチゴの四人を同時に飛ばすとなれば、イレナの体力が尽きてしまうのは目に見えている。


 城を抜け出した後は、イチゴが『選別の境界』を越える為にイレナの力が必須だ。『ゼロ・シフト』は温存しておかなければならない。

 そして二人が滞在していられる期間は一週間。その間に、シンゴ達は交渉材料を集め、話し合いにより城を穏便に脱出。二人と合流後、イレナの『ゼロ・シフト』を用いて『選別の境界』を突破。おそらくこれが、カズの思い描くプランだ。


 このプランを成功へと導くカギは、相手を揺さぶる効果的な交渉材料を如何にして入手するかにある。

 同時に、自衛の手段も考えなければならない。強力な交渉材料を手にしても、強引に口封じされては本末転倒なのだから。

 ベストは、相手を揺さぶりつつ、こちらを排除しても活き続ける――つまり、口封じしても意味がない攻守を兼ね備えた交渉材料の入手だ。


 最悪、『守』の方は必ずしも兼ね備えなくてもいい。最低でも相手を揺さぶれる攻撃力を持つ交渉材料。そして口封じされない為の自衛手段。

 一週間以内にこれらを揃える事が、シンゴに課せられた課題だ。

 無論、人手は大いに越した事はないのだが、はっきり言って、アリスの協力は望めないだろう。どころか、城から出る事自体を拒絶される可能性もあり得る。


「一つ、課題が増えたな」


 沈黙し続けるアリスをちらりと見て、シンゴは小さな声で認識を呟く。

 アリスとの和解、そして説得。この二つの項目を成すべき課題に付け加える。

 そうしてシンゴが今後の予定を脳内で整理していると、何やらイレナがわざとらしく咳払いをした。


 顔を上げると、イレナはどこか気まずげな表情で、シンゴとアリスの二人に視線を往復させている。

 その不審な挙動に、シンゴはイレナが触れようとしている話題に勘付き、僅かに頬を強張らせた。


「えっと……シンゴとアリス、何かあったの?」


「…………」


 ずっと気になっていたのだろう、とうとうその話題へと切り込むイレナ。その隣では、カズも心配そうな眼差しを向けてきている。

 しかし、シンゴとアリスは何も答える事が出来なかった。シンゴは気まずそうに視線を伏せ、アリスはまるで聞こえていないかのように無反応だ。

 明らかに何かあった事が窺える二人の反応に、イレナとカズは互いに顔を見合わせる。そして、事情を知るであろう人物――イチゴへとその視線を向けた。


「あー、えっと、それはですね……」


 イチゴは答え辛そうに言いよどみ、シンゴに「言っていいの?」とでも言いたげな目を向けてくる。

 が、それにシンゴが是非を返す前に、不意に部屋の扉が外から叩かれた。次に「失礼します」と女性の声が響き、扉が開かれる。現れたのは、外で待機していた吸血鬼のメイドだ。

 メイドは丁寧な所作で腰を折ってから、ゆっくり顔を上げると――、


「そろそろ、お時間です」


 ガルベルトの計らいで設けられた別れの時間、その終了を告げるのだった。


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