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Anomic Generation  作者: 暇犬
July――Athletic Meet
13/18

Go! Go! Go!

 抜けるような青い空。

 空高くそびえたつ白い雲。

 世界そのものを洗い尽くさんとするかのように降っては止んでのレインスコール。

 もちろん、それは教科書で温暖湿潤気候と区分けされる水清く森豊かな国の出来事である。亜熱帯などと答案に書こうものなら必ず減点されるので気をつけよう。

 もっともこの国のウェットな夏のむさ苦しさは半端ではない。おまけに海水面温度上昇のせいで、肥満児と化した台風メタボリック・タイフーンが暴れまわるのだからたまらない。

 少し早目の梅雨開けを迎えいよいよ夏本番。

 七年もの間、地中に潜っていた噂の彼らが命を掛けて大合唱し始めると、いよいよ楽しくぼっちな夏休み……のはずだった。

 だが、そうは問屋が卸さない。

 問題が発覚したのは期末考査終了翌週の頭。体育祭実行委員会に呼び出されてからだった。

 うっかり一回目の会合をすっぽかし、その知らせは委員長を経由してオレの元へとやってきた。

 おかげで彼女との気まずい空気を少しだけ緩和できたものの、再び悩みの種が増えた。

 山、山、そして谷。針の山を転げ回って傷だらけのまま荒海に放りこまれ、流れついた先は不毛の地。それが人生である――というのは誰の言葉だっただろう?

 何者かの呪いか、あるいは置き土産か。

 ともあれ、オレはその日の放課後、予定していた一人委員会活動を中止して、体育祭実行委員会へと足を向けることとなった。


 体育祭。

 通常ならば秋に行われるのがデフォルトの学校行事できごとである。

 マンガやラノベでも季節感を無視すれば、ステレオタイプな脳みその読者には嫌われるはずだ。

 だが、一応進学校という看板を掲げている我が校特有の事情で、この行事は数年前にこの時期にスライドされることになったという。

 期末テストから夏休みが始まるまでの中途半端な期間というのは多くの学生の気がゆるむ。

 しかも財政難の影響か、受験を控えた三年のクラスと職員室、そして一部の特別教室にしかエアコンが完備されていない公立校《我が校》では、じわじわと押し寄せるウェットな暑さで勉強どころではない。室温が三十度を軽く超え、若さあふれる肉体から放たれる汗によって上がり続ける湿度、おまけに校舎の構造と立地条件により程よい風にも恵まれない。

 そのような場所で難解な演習問題を解けというのだから恐れ入る。

 昨今の学生は学力レベルが低いなどと真顔でのたまう大人共の首根っこひっつかんで、同じ事をやらせたいと考えるのはオレだけではないだろう。

『我々が子供の頃はそんなの当たり前だった。気合と根性で乗り切れぬものはない!』

 己は気合も根性もなく悪漢と大資本に流されっぱなしのヘタレの分際で、子供にそれを強要しようとする恥知らずな昭和脳共の主張は、堂々と世間にまかり通り、たっぷりとエアコンの効いた議会すらも素通りしてしまう。

 上がり続ける二酸化炭素濃度の枠を国家間で売買するだけの世界的環境保護政策のせいで、古き良き昭和とは五℃近く違う平成時代の温度計の目盛りとすでに疑似亜熱帯といっても過言ではない夏の天気の現実を彼らが見ることはない。

 かつては高かったかもしれない学力と詐称するその頭で、よーく考えてほしいものである。

 学問とは知性を育み、古きを識り、変わりゆく新しき時代の変化に柔軟に対応し思考する豊かな発想の礎となるものであると思うのだが、どうやらこの国では違うらしい。

 いらぬところでは、さんざん諭吉さんを搾り取るくせに、肝心なところに回してくれないのはどうしたものだろう。

 何よりも偉大な諭吉さんの思想をとことん無視して、肖像だけを手の込んだ銀行券に張り付けて満足してしまう高給取り共の無知蒙昧振りは、先達への非礼にあたるのではないだろうか。

 論理的思考のできぬ昭和脳の構造的欠陥に関する論文が発表されれば、その研究者は間違いなくノーベル賞を取ることができるに違いない……。

 ともあれ、そのような事情でこの時期にスライドされた体育祭であったのだが、なんとここぞとばかりに学校側にも利用され、三者面談及び進路相談とのダブルヘッダーとなる。

 世の中にただ楽しい日々など許されない――学生のうちから、その精神を叩き込まんとする有り難ーい師の教えである。

 もっともそのような裏事情など気づきもせぬオレ達学生代表者一同は、終業式前日までの三日間を使っての体育祭に挑むべく会議を行っていた。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



「二年D組実行委員の央城連理です」

 罰ゲームよろしく愛想のかけらもないオレの一人自己紹介に歓迎の拍手が鳴る。一番大きな拍手をしている対面の人物に少しばかり面識のあるオレは、苦笑いしながら着席しようとした。

「君が美化委員の央城君か。色々と聞いているよ。しっかり活躍してくれ!」

 体育祭実行委員長にして三年の小宮山さん(♂)がのたまった。

「はあ……、善処します」

 どんな噂なのかは知らぬが、あまり良いものではないだろう。

『センパーイ!』

 コの字型に配置されたテーブルの向こうで、ニコニコ笑顔で小さく両手を振る顔見知りのポニーテール少女に視線で挨拶し、改めて着席する。

 一回目の会合では互いの自己紹介と、実行委員長の方針確認だけをしたらしく、どうやら今日からが本番という。とはいえ、体育祭当日まですでに二週間を切り、実質一週間程度の準備期間しかない状態からのスタートという恐るべき状況でありながら、会議の内容はさらに輪をかけた恐るべきものだった。

 昨年の七月に起きた例の事件のせいで、その年の体育祭は中止、秋の文化祭も一部の催し物の成功を除くとかなりしょぼくれたものとなったという。文化祭に参加した記憶のないオレの事だからおそらく、教室内でゲームでもして時間を潰していたのだろう。

 その反動のせいか、今年の三年生達は学校行事の成功には並々ならぬ執念があるらしく、実行委員の小宮山さんを筆頭に随分と活発な議論がなされていた。

「楽しい」という事を追求するのは結構なことだが、一つのイベント事を成功させるには十分な段取りと念入りな下準備が必要であるのは 周知の事実である。

 体育祭の成功に執念を燃やす自分達を基準に考えているせいか、学校行事の参加というものに非協力的あるいは拒否反応を示す者もいるという現実は頭の中にないようだ。

 場にいる者の多くが運動部所属であることで、どうも最終的には気合と根性でアクシデントを乗り越えよう的な空気が感じられた。さらにこの時期ならではの懸案事項がもう一つ。

 オレ以外にもこの会議の深刻な状態に気づいている者は数名いるらしく、その代表格が小宮山さんの席の隣に座り終始、沈黙したまま成り行きを見守っている一人の女子生徒だった。


 標準よりもやや細身の体型に、気持ち脱色気味のセミロングの髪を肩口で切りそろえた彼女は、文化部的な空気を漂わせる。

 顔立ちのはっきりした全体的に垢ぬけた美人という表現が適当だろう。

 オレと同じ二年生にして、体育祭副実行委員長、兼、生徒会副会長の南方珠希みなかた・たまきというらしい。

 明らかに議論が行き過ぎると素早くメモを取る姿に、彼女がこの事態にかなり危機感を持っていることがよく分かる。


 三日間の球技大会で総合得点を競うのが我が校の体育祭の通例らしいのだが、今年は最後の三日目にいわゆる運動会のノリを加えるつもりらしい。

 全校一丸となって一つの目的に取り組もう、というのがその趣旨のようだ。

 ちなみにスローガンは『Go! Go! Go!』

 もちろん、行ったあとは自己責任で。頼もしい連帯意識である。

「一、二年生もしっかり議論に加わってくれ。君達は来年もあるんだから俺達三年任せの御客様でいられては困るんだ」

『議論には参加することがすばらしい』精神での議長の言葉に乗せられる者、戸惑う者、そしてしらける者……。

 しらける者代表のオレの心を見抜いたのか、小宮山さんがオレに意見を求めた。

「央城君、気になる事があったらいくらでも言ってくれ。言わずに不平不満をため込まれては、後あと面倒だからね」

 なんとなくカチンときてしまったのは夏の暑さのせいに違いない。

 この部屋の空調が『冷房28度キャンペーン』を無視した実に快適な温度であることは脇においておくとして……。

「えーと、それでは言わせていただきますが……」

 立ち上がり彼を正面から見据える。

「少し、目論見が甘いんじゃないのでしょうか、というよりは、あらゆる点に置いて計画に無謀さを感じますが……」

 会議場内がどよめいた。

 これまで気持ちよく行われてきた活発な話し合いに水を差されたのだから、無理もあるまい。生意気な下級生の指摘に三年生の何人かの顔色が変わった。だが小宮山さんは表情を変えることなく俺に尋ねた。

「どの点を無謀だというんだ?」

「あらゆる点においてです。簡単に言えば自分達を知らなすぎることです」

 さすがに言い過ぎだったか。これには小宮山さんもむっとした表情を浮かべる。オレは続けた。

「面白い事をしよう、楽しい事をしようとアイデアを出し合う皆さんの考え方は嫌いではありません。ただそれを実行するため、あるいは体育祭を行うために必要となる備品の数、運営における人員の割り振り及び時間的制約、ライン引きなどの競技場設営、審判や点数計算の基準の確立。アクシデントの対応。そういったものをここにいる三十名近くの人間の能力をまったく考慮することなく、先に競技ありきの精神には疑問を感じます。さらにここにいる全員は、各クラスでの競技参加者への調整を行わねばなりません。リレーなどの競技なら準備も必要でしょう。わずか一週間しかないこの状況は明らかにオーバーワークになるんじゃないのでしょうか」

 十人で出来るところを八人で、八人で出来たら六人でもできるだろう。

 無茶な人員削減を経営の合理化と褒めそやすバカどもに煽てられ、経済の原理を気持ちよく無視してBlack企業が増長したのは、視野狭窄による独善的営利主義を信条とする人間的に未熟、否、幼稚な経営者とそれを操る資本家達の責任だけでなく、それに追従した気合と根性で場を乗り切らんとする脳筋体育会系精神の賜物に違いない。

 一億総活躍社会などと聞こえのよい事を唱えたところで、愚か者の思考を排除して相応のペナルティを与え、健全な思考に基づく公平なルールを重んじるシステムを周知徹底しないかぎり、行きつく先は魔女狩りが頻発する一億総いじめ社会が関の山だろう。

 オレがこの手の事に頭が回ったのは多分、生来の怠け者だからである。学校行事の参加という面倒事に対して、いかに楽に事態を処理するか、少しでも負担を減らすかという事に重点を置くからに他ならない。

 世間一般の常識に照らし合わせれば、自慢できることではないらしいのだが……。

 室内は徐々に静まっていく。オレは続けた。

「そして一番の懸案事項が天候です。クソ暑い最中、三日間も炎天下に置かれれば運動部ならばともかく、他の一般生徒には酷なのではないでしょうか。オレのような帰宅部には拷問です。熱中症で集団救急搬送されて、今年も全国に名を馳せるのはさすがにいただけないのではないでしょうか……」

 ははは……、と誰かが乾いた声で笑う。しかし、それに続くものは少なかった。さすがに今のとどめはきつかったのだろう。

 ここ数年、毎夏のように死者がでる熱中症に関しては、その本当の恐ろしさを実感できぬ者が実に多い。

 時の流れと住環境の変化を弁えず、いつまでも若いつもりの無知な老害が暑さで干からびるのは自業自得、むしろ積極的推奨だが、若者であっても軽いものならばまだしも、重度のものになれば、例え命を取り留めても内臓をやられ、全身不随あるいは一生人工透析などという笑えぬ事態となる。

 にも拘らず、未だに運動中の水分補給は身体に悪いとか、精神力の強化につながる、若いうちから横着するな、などとアーパーな発想の昭和脳に罹患した迷指導者達が、気合と根性で運良く乗り切った体力バカの信者とともに堂々と大きな顔をしているのだから恐れ入る。

 指導者としての責任という発想を持たぬ一種のDQNだから仕方のないことではあるが……。

 学内日程の都合上、この時期に体育祭をスライドさせることを認めた大人達も、多分分かっていないのだろう。知識の園にいながら、まったく困った教育者達である。


 オレの容赦ない駄目出しに、会議室内はすっかり黙り込んでしまった。

 といっても自分達の浅はかさを恥じているわけではなく、せっかくの楽しい雰囲気に冷水を浴びせかけた生意気な下級生への無言の反論である。

――やっちまった。

 もう少し、『大人』にならなければいけないのだろうか。

 勿論、この場合の『大人』とは『周囲に迎合し、建前に追従する』という意味である。

 断じて『責任をとり、信念を持って信じる道を切り開く』という意味ではない。

 言いたい事を言いきって、着席したオレを暫しじっと見つめていた小宮山さんだったが、一瞬、その口元に笑みが浮かんだように見えた。

 微妙な違和感を覚えたオレだったが、すぐにその正体ははっきりする。

「委員長、いいですか?」

 小宮山さんの隣に座っていた南方さんがそっと立ち上がった。室内の視線が全て彼女に注がれる。実行委員長の許可を得て南方さんが口を開いた。

「私も央城君の意見に賛成です。理由も概ね一緒です」

 会議場内に様々な反応が現れた。大方は落胆だろうか?

「では、副委員長、何かよい代案がありますか?」

 小宮山さんの言葉に南方さんが首肯する。

「はい、では少しお時間をいただきます」

 言葉と同時に彼女の左隣に座っていた神経質そうな眼鏡姿の男子生徒が立ち上がる。手にしていたノートパソコンをケーブルでつなぎ、会議室内のプロジェクタに接続した。

 室内の照明が半分消され、スクリーンに、様々な資料が映し出される。

「こちらは一昨年、さらにその前年に行われた体育祭兼球技大会のスケジュール、及び進行のデータです。さらに球技大会用の備品のリストがこちらに……」

 二人は息のあった様子で次々に関連資料を示し、必要な解説を行う。

「御承知のとおり、昨年度のデータはありませんが、これらは三年前に校内システムの一部がOA化された際に保存された生徒会のデータから抽出してきました」

 おー、と小さな歓声が上がる。最後の資料が映し出されると画面が消され、室内の明かりが一斉に点灯する。

「私達生徒会としては、生徒間、及び実行委員間での混乱を避けるため、過去のデータをもとに修正を加え、今年の体育祭を開催することを提案します。さらに……」

 南方さんがなぜかオレをじっと見つめる。

「先ほど、央城君から指摘のあった人員不足の点に関しましては、各運動部に協力を願うということでいかかでしょう。幸い、この中には、各部の主将、副主将を務められる方もいらっしゃるとお見受けしますが……」

 その提案に小さな賛同の声が上がる。

「さらに彼から提案のあった、熱中症対策に加えて、雨天時のスケジュール進行についての調整も加味することを重ねて提案します。そのうえで、先ほどから活発に議論された皆さんの案を盛り込んで決定事項とすることでいかかでしょうか?」

 話している間、彼女は俺から一度たりとも視線をそらさなかった。まるで俺に挑戦状を叩きつけんとするかのように……。

――あれ?

 不意に生まれる既視感。

 垢ぬけた美貌の彼女に、記憶の中の何かが重なった。

――オレ、この娘、知ってる?

 頭の中(メインメモリ)の薄い人物事典を検索してみるが答えは出てこない。

 同じ中学の出身という訳でもない。ただ、なんとなく見覚えがあるという感覚だけが俺を支配した。

「どうだろうか、央城君、納得してくれたかな? あるいはもっといい代案があれば、こちらとしても望むところだが……」

 小宮山さんの声ではっと我に帰る。オレを見つめる彼の顔には微笑が浮かんでいる。

――やられた……か。

 多分、この流れは事前に準備されていたのだろう。

 しっかり議論をさせて実行委員同士の間で連帯感を作り、自分達の手によるイベントである事を自覚させる。そして盛り上がったところに反対意見をぶつけ、一度冷静にさせた上で、最初から準備していた『本命の生徒会案』に彼らの提案を加味することで納得させる。

 たまたまオレが反対意見を言う役割を負ったわけだが、もしオレが何も言わなければ多分、それを言う役どころを事前に負った者がその役目を引き受けたに違いない。

 さらにオレのようなひねくれ者に敗北感と同時に、リーダーとしての彼らへの信頼感を植え付けるという一石二鳥、三鳥の手法である。

 わずか一週間という期間をしっかり計算に入れて、彼らが動いている事は確かだった。

 とにもかくにもオレは体よく使われたという訳である。

 単純な人心掌握手法と見事な根回しだった。常に一人での問題解決がデフォルトであるぼっちには思いつきもしない、見事な手法、尤も世の中では常識なのかもしれないが……。

 改めてオレは立ち上がり白旗を上げる。

「異議ありません。実行委員会・・・・・案に全面的に賛成します。それで、資料の詳細は僕でも閲覧可能なのでしょうか?」

「学内ローカルから閲覧可能です。パスワードは……」

 悔し紛れのちょっとした意趣返しも、南方さんによってあっさり撃退される。もはやオレの取るべき戦術は、尻尾を巻いて戦略的撤退一択のみである。

――べ、別に悔しいってわけじゃないんだからな!

 そう、オレは皆の為にあえて悪役になったのだ。

 己の器の小っちゃさから目をそらし、ピエロな自分を正当化して、着席する。

 央城連理――かなり無様だった。

 このやり取りをきっかけにして、その日の会議は終息へと向かった。時計はすでに下校時刻をすぎ、明日の集合時間を確認して会議は解散となった。

 一人委員会活動よりも、ずっと疲れてしまった事は言うまでもない。



2015/11/08 初稿



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