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短編物置  作者: 水戸
6/9

馬鹿の一つ覚え

ばちん。

虫が俺の部屋の光につられ窓にぶつかる。

そして違う虫がまた窓にぶつかる。

……本当に虫ってやつはバカの一つ覚えだな。本能でしか生きてない。


瞬間、虫が俺の目の前を通り過ぎる。

いつのまに入ってたんだ。まったく、殺虫剤は……あったあった。

虫が止まっている場所にこれでもかと殺虫剤を噴出する。

すると虫は一瞬驚き飛び始めるが徐々に衰弱し、動かなくなる。

まったく。毎回こんなことをするのは面倒だな。


……まさか虫が入ってくると殺虫剤をかけるってのも馬鹿の一つ覚えにはいるんだろうか。


だとしたら人間も虫みたいなもんなんかねぇ。

そう思うと急にばからしくなった俺は嘲笑のような笑みを浮かべ電気を消し布団へ潜った。


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