第1話 初!!まともな戦闘
「さっきの敵は手ごたえ無かったねー青龍」
と、ソニックは青龍に言う
「…だな」
青龍が答える。
手ごたえがない・・・それもそのはず。
それは、最下級の敵なのだがら。
だからと言って、油断はならない。
「一応」魔物なのだから。
~数分後~
「ようやく最初の町か・・・」
青龍が言う。
しかし、見渡す限り人気はない。
それ以前に人気どころか、「町」という形を保ってないのだ
「うーん、ここも魔物に荒されたみたいだねー」
町に入り、周りを見渡しながらソニックは言う。
ドガーン
「「!?」」
二人は驚きながら、周りを見渡した。
町の奥の方で爆発音がしたのだ。
二人は走って奥の方へ行く。
「魔物か・・・?」
青龍が聞くと
「だろうねー」
軽くソニックは答えるのだ。
ヒュンッ
上空から針が10本ほど。それも長くて大きい。
二人が上を見上げると空を飛ぶ魔物がいた。
「チッ、あいつを倒さないとダメなのか・・・」
舌打ちをして青龍は双剣を構える。
「邪魔は勘弁だよ♪」
パァン!!
ソニックが放った銃弾は、見事に空を飛ぶ魔物へ命中。
「流石銃の名人・・・」
「それほどでも♪」
二人が話していると、次は目の前に大きな魔物・・・いや怪物が現れた。
「貴様ラ・・・戦士カ?」
怪物が聞いてくる
「まぁそんなところだ。答えてやったんだ、黙って逝け・・・冷凍円」
そう唱えると、怪物の周りには、白い円ができ、一瞬で氷の柱になった。
そして、青龍は怪物が中にいる、氷の柱を一刀両断の元に切り落とした。
「ヒュゥ~♪カッコイイ~」
ソニックが口笛を吹きながら言う。
「茶化すなよ」
青龍は冷静な口ぶりで言葉を返した。
「マダ・・・安心スルノハ・・・早イ・・・」
「なにっ!?」
驚いて、青龍は後ろを向いた。
切られたはずの怪物がしゃべる。上半身だけのようだ。
それを見た青龍は少し安心したようだ。
「俺ヲ倒セテモ、マダ上ニハ上ガイル・・・」
と言い残し、怪物は息絶えた。
「…上には上・・・か」
「気にせず、行こうよ♪」
「・・・だな」
ソニックにそうは言われ、こう言い返したものの、青龍はその言葉を胸に刻んだ。
その頃、ある家の裏では
「な、なんなんだ、あいつらの強さ・・・」
太った男が喋る
「黙りな、奴らの後をついてけば何かあるかもしれない・・・ついて行くよ!!」
女の人が言い、歩きだしたのを見て、太った男もそれにつられ、ついて行った。