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【脱糞ざまあ】新米冒険者ですが嫌な先輩が絡んでくるので脱糞させてざまあします

第5弾【脱糞ざまぁ】冒険者カジノで嫌な先輩にイカサマされたので脱糞させてざまあします

作者: ramus
掲載日:2026/09/19

【これまでのお話】

新米冒険者ジャンは、ろくでなしのロベール先輩の陰謀を二度も跳ね返し、その度に先輩は失神脱糞していた。大土蜘蛛討伐で大型魔石を得て高額換金し、打上げの高級食堂ではロベール先輩の窃盗が発覚して黒翼隊隊長ヴォルターの鉄拳で再び脱糞。その後宿屋においても、ジャンを脅して下着を盗もうとした、ロベール先輩は脱糞し、宿屋は大混乱となる。

そんな中、ジャンは、貴族令嬢ジゼルの命を助けたことで「小さな騎士様」と感謝されるのだった。


 僕は、最近登録したばかりの新米冒険者ジャン。

 僕達は今、冒険カジノに来ている。


 冒険者カジノとはできる冒険者の集会場みたいなものでステイタスらしい。

 ロベール先輩の言うことなので、少し怪しいけど、みんなも居るし、まあ大丈夫だろう。

 息抜きも大切だしね、もしかして大勝ちしちゃったりして。

 これは、少しは、贅沢してもいいのかも?


 僕は期待と不安のなか、煌びやかで大人びた雰囲気に圧倒されながら、冒険者カジノの門をたたいたのであった。


 「ジャン、本当の目的は別にあるんだが、ちょっと時間をつぶしててくれ。」


 「そ、そうなんですか。トマスさん。」


 探索小隊の隊長トマスさんの謎めいた声に、僕は、底知れない違和感を覚え、緊張のせいだろう、無意識に唾を飲み込んでいた。

 トマスさんは、育ての親のような人で、態度と口は悪いけど優しい人だ。

 今日は、いつもと雰囲気が違うような気がする?


 「ジャン、俺がカジノでの立ち回り方ってやつを教えてやる。

 俺の言うことを聞かねぇと直ぐカモにされんぞ、あははは。」


 「…そ、そうなんですか…。」


 ろくでなしのロベール先輩は、ことあるごとに僕を馬鹿にしてくる嫌な奴だし、何かにつけて絡んでくる。

 昨日は、1日に4回もアレしている…本当大丈夫なのかな?

 まあ、意地も悪く、とてもせこい人なので、逆らわないことにしよう。


 「なんだ、やらないのか?トマス。」


 「…ああ、仕事の依頼内容を確認しに来たんだ、俺たちパーティーは、

 しばらく 冒険者ギルドに申し訳なくていけないからな…。」


 「非公式の依頼ってやつか、いいねえ。

 なんだ、混んでるな、そこ席を開けろ、気が利かねえ奴だな。」


 「順番でしょ、当たり前じゃない。」


 ロベール先輩の言葉に、魔法士のマリーが文句を言っている。

 戦士のウィリアムさんと、魔法士のアグネスさんは、顔を見合わせてため息をついていた。


 「まあ、いいけどよ。

 お、あそこにカモっぽい身なりの良いやつらがいるな…行くぞジャン、ついてこい。」


 ろくでなしのロベール先輩は、 冒険者カジノ の床につばを吐くと獲物に狙いを定めたように、ニヤニヤと笑い、身なりの良い二人組に近づいて行った。

 

 クズで嫌な奴だ。


 実際のところ、僕は冒険者ではあるんだけど、仕事としては、傭兵団最下層部隊の素材収集隊である探索隊の下働きで、主に荷物持ちなんです。


 たまたま、昨日は仕事がうまくいって、お金があるけど、こんなところで散財したくないなあ。

 お金を貯めて、いい装備を揃えて、どんどん強敵に挑むんだ。

 いつか、お伽話に出てくるような冒険をするんだ。

 

 僕は、いつか英雄騎士になってみせる。


 僕は、冒険者カジノの通路を緊張しつつも、ロベール先輩の後を追った。


 

 

 「俺とカードで遊ばないかいお二人さん。」


 ロベールさんが声をかけたのは、長身で一見女性のようにも見えるほどの綺麗な人で、中性的で整いすぎたその容姿は、お伽話の中の登場人物の様に感じる。

 もう一人は、侍女風ではあるが身なりの良い服を着た赤い髪の少女だ。

 

 二人とも、奇妙なお面をつけていて表情は分からない。

 貴族がお忍びで遊びに来ているのだろうか?

 

 この侍女、どっかで見たような気がするのは何でだろう…。


 「いいですよ、何のゲームをしますか。」


 「こちらは2人、そちらもお連れさんがいるみたいだし、『ポーカー』でいいだろ、へへへ。」


 「これはまた、楽しそうですね。」


 「決まりだな。」


 ロベール先輩がいやらしい笑い声をあげるのに対して、長身の貴族は、優しく優雅に微笑している。

 赤い髪の侍女は、微動だにせず無言のままだ。

 放蕩貴族の主人に付き合わされているんだろう、お疲れ様です。



 「うへへへ、また俺の勝ちだな、今日はマジでついてるぜ、悪いね。」


 「そのようだね、全く歯が立たないよ、でも、まだまだ勝負はここからだね、楽しもうじゃないか。」


 「そうこなくっちゃな。」


 ロベール先輩はとても上機嫌だ、それもそうだろう、連続20連勝なんだから、いくら何でもおかしいような気がする。

 先輩、絶対なんかやってる。

 僕は、もうほとんどお金が残っていない。

 もうやりたくないよ。


 「そうだ、ロベール君、せっかくだし、レートを上げないかい?スリリングに楽しもうじゃないか。」


 「結構負けが込んでますよ旦那、金は持ってるのかい?」


 「もちろん、このとおり。」


 長身の貴族は、テーブルの上に、革袋を置いて、中身を僕達に見せてきた。

 革袋の中には、金貨がぎっしりと詰まっている。

 ロベール先輩の目つきが変わり、舌なめずりしている。


 先輩絶対なにかやってるでしょ、僕のことすらカモにするなんて…。


 「さあ、カードを配ってくれ。」


 「ひひひ、わかりましたとも。」


 長身の貴族の優しく優雅な声が響く。

 ロベール先輩が狂気の表情をしている、嫌な予感しかしてこない。

 赤い髪の侍女の身体が僅かに揺れたように見えた。



 それからは、長身の貴族の10連勝だった。

 レートが上がったこともあり、かなり負けてしまっている、何でこうなった…。

 ロベール先輩が異様なほど動揺している。


 「さて、そろそろ、最後の勝負にしますか?せっかくですし、私は所持金全てを掛けましょう。

 貴方たちは、何を掛けますか?」


 「こいつは、俺の従者だ、こいつを賭けるぜ。」


 「ええええ、なに 僕のこと賭けてるんですか?」


 「もういいんじゃないですか…止めましょう先輩?」


 突然先輩が僕を引き寄せて顔を近づけてきた。

 ロベール先輩は、僕の顔を見て、一瞬にして狂気の表情に豹変する。

 恐怖で全身が硬直した。

 

 「一気に取り戻すチャンスじゃねえか。黙って付き合え、心配すんな…ジャン。」


 ロベール先輩が、僕にだけ、聞こえるように耳元で囁いた。

 長身の貴族と赤い髪の侍女は、この会話は聞こえていないのだろう。


 「いいでしょう、従者は主人の所有物みたいなものですからね。」


 長身の貴族がクスクスと声を立てて笑っている。

 やばい、やばい、やばいよ。

 このままだと、僕、賭けの負けの形として売り飛ばされてしまう。


 カードが配られ、順番にカードが交換されていく。


 僕のカードは、『7のツーペア』終わった…。


 ロベール先輩の顔が狂気に歪んでいる、大丈夫なのか?

 長身の貴族は、お面のせいで表情が分からない。


 「コール。」


 その瞬間、赤い髪の侍女が ロベール先輩の右腕を掴んだ。

 一瞬のことで、その動きは、目で追うことができなかった。

 

 「な、なにすんだこのやろう。」


 次の瞬間、ロベール先輩の袖口から、複数のカードがこぼれ、袖から落ちたカードが床に散らばり、周囲の客が一斉にどよめいた。

 複数のエースのカード、そしてロベール先輩の手札は、エースのフォーカードだった。

 やっぱりイカサマしてたのか、しかもこのタイミングでばれるなんて。

 

 最悪だよ。


 赤い髪の侍女が素早く、ロベール先輩首元を締め上げ、眼球すれすれにアイスピックのような金属の棒を突き付ける。

 

「マスター、どうしますか、殺しますか?」


 ロベール先輩は、恐怖で気絶でもしたのか、床にへたり込んでいた。


「まてまて、まだ、勝負の最中だ、少年、カードを見せてくれ。」


「7のツーペアです…。」


 長身の貴族が、ゆっくりと手札を僕にみせていく。

 死刑宣告を受けている感覚がしてくる。

 ロイヤルストレートフラッシュが僕の前に現れた。

 完全に終わった…。


 「場に、スペードのエースが何枚もあるのでは、私は、ハイカードということになる、君の勝ちだね。

 ふふ、ラッキー7とは、君は幸運の持ち主だ。楽しませてもらったよ。」


 僕の勝ちってこと?


 長身の貴族は、赤い髪の侍女を連れて笑いながらその場から去っていく。

 テーブルの上には、貴族の置いて行った大量の金貨があった。



   ブリブリブリブリ…。



 意識を失って床にへたり込んでいたロベール先輩のズボンの尻がどんどん膨らんでいく。

 酷い悪臭がした。


   「きゃああああ。」


   「何の、匂いだああああ。」


 冒険者カジノから阿鼻叫喚の悲鳴が響きわたってくる。


   「最悪…。」


 マリーとアグネスが汚物を見るような目でロベールを見た。

 スロットをやっているウィリアムが他人のふりをしている。

 トマスが、残念な気持ちでいっぱいになり深いため息をついた。


 「…おいおい…ここでもかよ…。」


 ウィリアムが震えるように小さく呟いた。



 赤い髪の侍女だけが戻ってきた、どうしたんだ?

 まさか、ロベール先輩を始末しに来たんじゃ…。


 「私からの掛け金の支払いよ…。」


 なんか、迷宮であった少女と同じ声のような気がするな?

 赤い髪の侍女は、お面を外すと、いきなり僕にキスをしてきた。

 顔が近すぎて、表情が見えない。

 透きとおるような赤い瞳だけが見える。


 「じゃあね、さよなら。」


 赤い髪の侍女は、いつの間にか消えていた。

 頭が真っ白になる。

 口にキスしてくるなんて…しかもとんでもないキスだった…。

 僕は、頭が真っ白になっていた。



   ブリブリブリブリ…ブス。



 ロベール先輩は、 冒険者カジノ の床でへたり込んだまま気絶している。

 気絶しているロベール先輩の股間から生暖かい湯気が上がっていた。




 「ジャン、凄すぎ、大勝ちじゃない。」


 マリーさんが僕を抱きしめて、胸の谷間にうずめていく。


 「ビギナーズラックのレベル超えてるよ。」


 アグネスさんが腕を組んできて、胸が僕の腕に押し付けられる。


 「は、放してください、勘弁してください。」


 マリーさんとアグネスさんが僕を揉みくちゃにしてくる。

 キスの余韻で僕は頭が回らなかった。


 


 赤い髪の侍女は深いため息をついた。


 「…DNAサンプルとるんだったら、髪の毛だけで良かったのではマスター。」


 「せっかくだし、唾液とか、細胞片とかも欲しかったからさ。

 早速、戻って検査だよ、検査、排泄物だけでは、詳細が分からないからね。」


 長身の貴族は、小躍りするように喜んでいる。


 「ほんと…マジで、こんな仕事辞めたい…。」


 赤い髪の侍女は深いため息をつき、長身の貴族と共に裏路地に消えていった。


次回は、冒険者クエストでのうんこ先輩の戦術的脱糞回です。

ジャン|(主人公)は、うんこ先輩の戦略を打ち破ることができるか。

【脱糞ざまぁ】シリーズを気に入っていただけましたら、スッキリ感又は残便感など、ご意見ご感想をお願いいたします。

あと、同じ世界線の別シリーズもありますが極寒シリアス系なので興味があったら見てみてください。

【深緋瞳の魔王孵化器】

 迷宮の底で僕は宇宙を語るエルフと赤い瞳の少女に拾われた・観測外異世界物語

 

 ※ またの脱糞で会いましょう。


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