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過去編3
今回はちょっと短いです
しかし、アスタリアの不安をさらに煽るかのようにその日はやったきた。お父様の代わりに王宮へと赴き、帰り際何気なしに庭園をのぞいた瞬間、驚くべき光景を目に入る。そこには1人の令嬢と話すカーシス様がいた
「...っ」
アスタリアは、内気な性格であったため友達も少ない、また、社交界にも片手で数えるくらいにしか出たことがないためカーシス様と話している女性が誰なのか分からなかった。しかし、ひとつ分かることは、令嬢と話すカーシス様が"笑っている"ということ
どうして、どうして?私と話すときは笑ってくださらないのに、どうしてあの令嬢には笑いかけているの?もしかして、カーシス様はあの令嬢がすき、なの?私はカーシス様に必要とされていないの?
遠くから聞こえる声で私は意識が戻る
視線を戻すとそこにはもう2人の姿はなかった。
次が過去編ラストです




