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私あのとき死んだはずでは??
「...さま?お嬢様、お嬢様!」
はっ、ここはどこ?部屋を見渡すと私の部屋だということがわかる。私、あのときあの人を庇って死んだはずじゃ?
「お嬢様?大丈夫ですか?」
「え、ええ、大丈夫」
混乱する頭で専属のメイド、アンナに声をかけた。
「アンナ、私って今何歳だったかしら?」
「ふふふ、お嬢様ったら寝起きで寝ぼけていらっしゃるのですね。お嬢様は、今年で15歳になられます。」
15歳!?15歳と言えば、私の婚約者がお父様に決められてしまう年じゃない!そんなそんな、嫌よ。もう私はあの人とは関わらないってあのとき決めたの。過去の自分のような辛い思いはしなくない!
「お嬢様?朝食の準備が出来ていますが、どうされますか?」
「あ、ごめんね。すぐに着替えて行くわ」
まずは朝ごはんよ!考えるのは次々!
そんな暇もなく、私は後悔することになる




