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いっぺん死んだら公爵様から溺愛され始めたんだが?
「あぶないっ」
彼の背後から迫り来る敵から身を呈して守る。その瞬間腹部から感じたこともない鋭い痛みが襲ってくる。
心の中で、どうしてこの人のことを庇ってしまったのか、と少し後悔する。
「!?...アスタリアッ」
あぁ、今になって私の名前を読んで下さるのね。こんな死に際でさえなければ、私は貴方をちゃんと愛することが出来たかもしれないのに...
だからこそ次に生まれてくるときは、絶対私を愛してくださる人と結婚してやるんだから!
いったいどうなる私!!




