異世界帰りの用務員
今日から三連休でウホウホなので直ぐに次を書かせて頂ます。
また、ポイントも皆さんのおかげで増えていますのでウホウホです。
次の日に俺は、親父と職場先でもあり俺の元母校でもある学園に車で向かった。
「それにしても、親父の車って黒くて頑丈そうでなん格好いいな!」
「別にこだわりとか無かったんだがな、秘書が社長としての威厳がどうとかって車買えってうるさくてな」
「苦労してるんだな親父もこの車高かったんだろ?」
ちなみにこの車は、普通の人が苦労して買える物ではない。
世界に2台しか無く、戦車の大砲にも耐えれるしスピードもスポーツカー顔負けの速度が出て、悪路でも走行出来る優れ物。
後、お値段は………○○億するが元は庶民でもある為に車に疎く飛行機もそれくらいだったし、車もそんなものだろうって考えて買ったのが背景であった。
「うん、まぁまぁかな?車もピンキリだろうしこんな物だろうなって値段だよ」
ちなみにもう一台の車は、歴代アメリカ大統領専用の自家用車になり数々の事故から守った、決して一般の人が自家用車にするレベルではない。
「そろそろ着くぞ」
剣が窓の外を見るととてつもなくデカイ外壁が見えた、手前に校舎が四棟並んでおり、その奥にタワーマンション、横にドーム型の何か、体育館が2つ並んで居る。
手前の門を過ぎて奥の駐車場になってる門がオートで開いて入った。
(見た感じ、凄くデカイし綺麗になってるけど元母校の面影が全くなくて、草)
「何してるんだ、早く行くぞ」
学園を見とれてると親父が声をかけて来たので、慌てて親父に駆け寄った。
手前の認識機会にカードをタッチさせると自動ドアが開いた。
そのまま前に有るエレベーターに乗ってまた、階数ボタンの上にある認識機会にカードをタッチさせると上に上がった。
階数は、5階で止まり扉が開いた、そこには『校長室』横に『理事長』『V.I.P.』と並んでおり、その中の『V.I.P.』の所に入っていった。
親父の後ろで歩いて入ると中には、20代の女性と30代の女性が立って居た。
「お久しぶりです理事長、校長」
「お久しぶりですね真神様」
「お!おおお!おしさしぶりです真神社長!あ!ちが!真神様!」
理事長の妖艶とした態度で喋りかけて来るの違いどうやら校長は、極度の緊張状態なのが直ぐにわかった。
「昨日話していた用務員の件だがこの子を推薦しようと思っているんだがね」
「お伺いしております、ちゃんと席も空けており何時でも入れる状態にしております」
「それは、良かった」
親父も理事長もニッコリ笑っていた。
(何だか凄く裏の社会が見えた気がするが、俺の為だし見なかった事にしよ)
俺と校長は凄い物を見た顔をしていた。
「真神様、ちなみに何ですがこの方って知人の子供とかですの?」
「説明して無かったけ?こいつは、俺の息子だよ」
「真神様の息子様って36歳のはずですよね?」
(そりゃ18歳にしか見えない訳だからそんな反応して当たり前だよな)
苦笑いする俺に親父が説明し始めた。
~~~説明後~~~
「なるほど、異世界にですか」
理事長は、親父の建前的なのか無理矢理に納得した感じだが、校長は俺の顔をジーーーっと覗いていた。
すると親父が俺に向かってウィンクしたのでハーーとため息を流して、俺は手を出すと5本の指から火が出た。
さすがに理事長も驚いて目が見開いて顔をしたが直ぐに納得した、校長は口を開けて
( ゜д゜)って顔をして驚き、何故か親父は得意気な顔でどやってた。
「親父の言う通りで異世界に行ってたのでこんな容姿ですがれっきとした36歳です」
「ごめんなさいね、現実的じゃ無くて疑ってしまってました、でも36歳って根津校長と同い年ですね」
どうやら校長と同い年だったようで親近感が少し湧いたが、校長の方は少し
(;・ω・)気まずそうな顔をしていた。
「あのーさっき知ったと思うんですが、自分って異世界に行ってこの歳で仕事がしたこと無くて、用務員って何をすれば良いんですかね?」
「そうですね、学園内の美化を主に活動して貰えればと思ってます」
仕事での活動の話してまとめるとこうだ、学園内の清掃、学園内の備品管理、その他雑用が主に上がり契約3年の仕事になった。
話しはトントン拍子で決まり、直ぐに契約のサインをした。
「では、学園の案内でもしましょうか」
「嫌、私がやりますよ理事長!」
学園の案内をしようと言う理事長にさすがに止めに入った根津校長、仕事着を貰い根津校長に案内して貰う事になった。
箸休めも中途半端に終わってるから続きを描きたい所で有るがもう少しの辛抱でございます、予定では箸休めは、11話で予定しております。