異世界帰りの用務員(箸休め)
このお話は、転移した後の話しですので本作の箸休めです、時々書くので気休め程度に読んで下さい。
異世界転移、1日目。
この話しは、俺が神様に異世界転移された後の話しだ。
俺は神様の居た場所から転生した、どうやら場所は暗くて壁が岩でゴツゴツしてる所のようだ。
目が慣れないせいなのか暗くてなかなか見えない。
どう動こうかと思った時、いきなり暗い場所がはっきりと見えるようになった。
どういう訳で見えるようになったのか考えてると、目の前に半透明のウィンドウが出てきた。
「真神 剣
年齢 18
ユニークスキル 不老不死
スキル スキル全適性、スキル習得特大、ユニークスキル全習得、限界突破、暗視」
「何か出だし!何か増えてる!」
どこかで見た事あるテンプレどうりの展開にワクワクした目をする。
はっきり見えるようになった道は、後ろが壁で前の一本道しか無い事がわかった。
進むしかなさそうなので進み始める剣であったが5分くらい歩くとデカイ門があった。
ここに入れと言わんばかりのオーラを感じて剣は、門を開けようと両手で触ると見た目に反して門は軽々と開いた。
暗視を使ってるのに門の中は、真っ暗であった。
そろりそろりと中に入って行くといきなり門が閉まり部屋が明るくなる。
明るくなった部屋の真ん中には、真っ黒のデカイ、爆音のいびきをかいたドラゴン寝てた。
頭が真っ白になる、考える事はここが本当に異世界なんだと神様がしくじりやがってこん所に転移したという事が頭の中でぐるぐるとめぐった。
「ゴウーーゴウーー、ごっ………ん?んっ?グォーーウ、ん?明かりが付いとる!久しぶりの冒険者か!」
明かりが付いたせいなのかドラゴンが起きて喋り始めた。
「今回の冒険者は貴様か!ガハハハ、何と貧弱そうな体に装備なんだ、久しぶりに明かりも付いたし直ぐに殺すのも味気が無いことだ、良し!貴様!何か面白い事でもやってみろ!」
(このドラゴン起きてそうそう何と言う無茶振りなんだ、これもそれもあのくそ神様、様って付けるのも腹が立つな、良し!くそ神だな!)
そんな事を思って、考えるてるとドラゴンが喋り始めた。
「貴様何か一発芸的なの無いのか?前の冒険者は、ライトニングサンダーって花火を俺に見せてくれたんだがな?」
(多分それ攻撃魔法だろ?どう考えたって倒しに来てるだろ冒険者!ドラゴンと冒険者のレベル合って無いって!攻撃魔法すら覚えて無い俺にどうしろと?)
「貴様は、つまらんな!死ね!」
「え?」
ドラゴンが口を開けるとオレンジ色の光が見えた。
(あっ、俺、これ死んだ)
そう思うと俺は暗い世界に居た宇宙にも似た所で、浮遊感を感じながら眠りに付いた。
目が覚めると、さっきのドラゴンが居た。
「なんだ!貴様!殺したであろう!確かに消えたのにいつの間にそこに居る!」
(俺は、慌て手を見ると有った!死んだと思ったのに手があり、足があり俺の息子もあり………服がねーじゃん!どこに消えた?俺の服!)
スッポンポンの状態で確認してた為踊ってる様にしか見えなくドラゴンは、余計に驚いた。
「貴様!なんだその踊りは!さては呪いの類いだな!」
勘違いをし始めたドラゴンに俺は、始めて話しかけた。
「すみません、さっきから喋らなくてあの自分の話し聞いて貰えます?」
「なんだ!攻撃か!攻撃される前に先手必勝じゃ!」
また、ドラゴンの口から光が飛んで来た。
光の正体は火だったのだろう、さっきと違い俺は攻撃を受けて耐えてしまった。
(熱い!熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い、痛い!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、無理!無理無理無理無理無理無理無理無理無理、死ぬ!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ)
耐えてしまった為に痛みを感じて俺は、2回目を死んだ。
誤字報告してくださった方はありがとうございました!大変助かりますのでありがたいです!
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