異世界帰りの用務員
めっちゃ遅くなりました!楽しみにしてくれた方に申し訳ない気持ちでいっぱいです!
次も頑張って書きますのでよろしくお願いします。
俺は、殴られ倒れたが妹は殴ったと同時に妹と瓜二つの女性に抱えられた。
「私の菫に男が触るな!」
瓜二つの女性はきっと妹の双子何だろう顔が似ており違いは髪の結びが違うくらいしか違いがわから無い。
「華鈴ちゃんその人は、私達のお兄さんよ……ゴホッ、」
菫は、相変わらず顔色が悪くて喋るのもやっとだった。
「ふぇっ?」
すっとんきょうな声で驚くのも無理はない、会った事も無い知らない男が自分の兄なんて信じられ無いだろ。
俺はまだ、倒れているが実は回復して直ぐに立てる状態だが女の子に妹だったが、倒された情けなさが俺の心にダメージを与えて立てない状態だ。
………うん、倒れてる方が状態的に情けないから立とうか。
すっと立つと華鈴は、少し跳び跳ねてビックリしたようだ。
「初めまして、兄の剣って言います」
俺の事をじっと見つめる菫。
「確かに行方不明のお兄さんにそっくりですけど、18年も経って顔が変わらない人何て居ないよ!きっと詐欺師か何かだわ!」
より一層に睨みを増す菫にどうしたら良いのか分からず頭をかく俺。
「ゴホッ、ゴホッ」
華鈴の顔色がさっきより悪くなった、すると見かねたメイドが声をかける。
「菫お嬢様、華鈴お嬢様の具合が悪くなって行くのでそろそろお休みさせて頂けませんでしょうか?」
メイドさんのナイスフォローのお陰で菫は、慌て華鈴を部屋に運びに行き数分後に戻って来て、私が喋るから席に戻りなさいと菫が言った。
席に戻ったが菫はうつむき沈黙が続いて空気が重くなった、何を喋れば良いのか分からず執事を見つめると首を横に振って断られた。
今度は、メイドを見つめるがニコニコして助けてくれない、すると菫が意を決した顔でこちらを見た。
「あの!」
「は、はい!」
「本当に私達のお兄さん何ですか?」
「うん、そうだよ!」
「本当にお兄さんなら、今までなにをされてたんですか!連絡の1つもしないで!」
それほど怒るのも当然だろう、突然消えた行方不明の兄が連絡も無いしないでいきなり帰って来たら怒るわな。
「詳しくは、親父達が帰って来たら話そうと思ってるけど少し話そう」
「俺が行方不明になったのは、異世界に行ったからだ」
突然異世界に行ったとか言われて、菫、メイド、執事は口を開けてポカーンとしてる。
「ご、ごめん、いきなり異世界とか頭おかしい奴とか思うよね!」
そう言って、左手を前に出してどこからともなく右手からナイフを出して自分の左手を切り落とした、切り落とした左手は、テーブルの上に落ちた。
あり得ない状況に菫と執事は悲鳴を上げメイドの顔に笑顔が消え、庇うように前に出て菫を守ろうとした。
「あっ!急にごめんね!でも大丈夫だから、ほら!」
直ぐに元に戻った左手を見せた。
「これで俺が異世界に行ったって事、証明出来たかな?」
いまだに呆然とする2人にメイドが話しかけて来た。
「剣様のその左手は、本物何でしょうか?」
「触って確かめてみる?」
左手を右手で掴んでメイドに渡した、メイドは、じっくりと観察して触った。
「本物でございます」
メイドの話しを聞いて、ビックリする菫に引っ付く執事。
「これでやっと真面目に話しをして良いかな?」
そう聞くと菫はコクンと頷いた。
話そうとすると扉がいきよいよく開いた。
「「「剣!」ちゃん!」たん!」
どこか聞き覚えのある声に俺は扉の方に振り返った。
そこには、30代後半のダンディーな男性と20代中場の女性にどう見ても小学6年生くらいの女の子が居た。
「親父!母さん!それにお姉ちゃん!」
3人とも俺の顔を見ると泣きながら俺に抱きついて来た。
「良く帰って来たな」
泣きながら俺の事を心配する親父に俺も目から涙がこぼれる。
「ごめん、親父、今まで色々あって連絡出来なくて、それでそれで」
「安心してあなたが無事に帰って来ただけで良いのよ、理由なんて要らないは、お帰り」
母さんの優しい言葉に胸が熱くなった。
「剣たーん、うぇーーん、ひっぐ、ひっぐ」
お姉ちゃんは、泣いて言葉にならなかった。
俺は、痛感した、こんなにも家族に愛されてるなんて思ってもなかった、これからは、この家族を守れるように頑張って行きたいって思った。
これの続きはもしかしたら1月になるかもです、違う新作のやつを書いてるのでそっちが12月に出る予定なのでもしかしたら逆になるかもです!
ちなみに新作は、異世界系バトルで体に装着して色々な属性で戦う感じの書いてます。