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異世界帰りの用務員  作者: アポカリプス
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異世界帰りの用務員



玄関で喋るのもって事で中に入り王様の食事みたいに長いテーブルがあり、その真ん中に座った。


俺の前に座ってる女性は女性執事さんに聞くと妹らしいが俺が異世界に行ってる時に出来た妹だ年齢は16歳だと。


改めて考えると凄いと思った、俺が産まれたのは親父が24歳の時だし次に産まれた妹が30歳で、俺が居なくなって42歳だから44歳の時の子供か!


親父も頑張ったんだなーってしみじみ考えてると女性執事が話かけて来た。


「剣様は、今までなにをなさっていたんでしょうか?」


「俺は卒業式の帰りに穴に落ちたら異世界に行ってしまったんだ」


そう言うと執事と妹はポカーンとした顔でこっちを見てた。


「ま、まぁ、俺の事は親父が来たら詳しく話すとして、俺らの家が何でこんなに豪邸になったんだ?」


何故このように豪邸に?自慢じゃ無いが俺の前の家は、結構なぼろぼろで小学生が時々「お化け屋敷ー」って言うくらいの古さだったはずだ。


今度は女性メイドの方が口を開いた。


「それは、剣様が行方不明になった頃に話しは戻ります、あの頃は、とても裕福な環境では無いことから道永様は、家の環境の為に家出をされたと思ったらしいです」


別に裕福な環境に嫌気を感じた事は、無かったしなんなら家族と一緒に居られる事に幸せを感じていた。


「そして、剣様が居なくなってから次の日に当選発表だった宝くじが大当たりしたらしいです」


俺が居なくなってからの幸運ってもしかしたら神様が計らいをしてくれたのかもな。


「道永様は、宝くじが当たり会社を辞めたそうです」


親父が勤めてた会社は工場勤務だったし小さい会社だったからな別の所にでも勤めたかったのかな?


「会社を辞めた次の日に会社を作ったそうです」


「会社作ったの?親父!!しかも辞めた次の日に!」


「はい、道永様の会社は一週間で利益を出して1ヶ月で前の会社の倍の利益が出たそうです」


えっ?普通に凄くない?


「どうやら道永様は、会社を動かす才能が凄かった見たいです、その人の秘められたる才能を開花させて前までは、普通の人でも道永様にかかれば天才と呼ばれる人になったそうです」


え?俺の居なくなった後の親父チートヤバいやん。


「どんどんと右肩上がりになっていく会社だけど、一向に帰って来ない剣様こんな事を思ったそうです、自分が誇れる場所と自分が誇られる父親になりたいと会社を動かしたそうです」


親父……俺が居ない間に苦労したんだろうな。


「こうして道永様の会社は、どんどん大きくなって行き今や、外国で5本の指、国内で3本の指に入るくらいの利益と知名度になりましたその為道永様は、導いてくれる者って事で師匠と異名がつきました」


外国で5本の指とかどんだけの年収何だろうか?師匠とか異名は中二病感すごくて鳥肌がした。


「次に奥様ですが、道永様の資本で研究室を作り研究に没頭して数々の新薬と美容用品を発表して自身の美容用品で20代後半にしか見えない美貌びぼうでタレントとしてバラエティーからドラマ、はたまた映画までもマルチに活動してついた異名は、美貌の魔女」


今度は、母さんにまで異名が付いたよ!何かめっちゃ恥ずかしいんだが。


「次に剣様の6つ下で妹の真香まなか様ですが、順調に高校を卒業して大学に入学して入学中に漫画家デビューをされ多くの人を魅力した色々なジャンル作品がアニメ化、グッズ販売、映画化などして多忙の日々を過ごして付いた異名は、ロリの漫画家」


真香は確かに絵を書くのが好きで色々書いてたがロリの漫画家と異名を聞いてピンと来た。


真香と最後に合ったのが中学一年生で身長145くらいだったので、あれから成長しなかったんだなーって思ったが異名が1人だけ見た目の判断で笑ってしまった。


「ざっくりとした説明だけど物凄い分かりやすくて助かりましたメイドさん、えっと、名前が?」


「私、メイドの白杏しあんって言います、こっちの女性執事が」


「私くしは!執事のたちばな 皐月さつきって言います!」


二人は自己紹介すると妹の方を向いた。 


「あっ、私は、ゴホッゴホッ」


自己紹介を始めようとした妹だが突然咳が出て苦しそうにし始めた。


「ど、どうした!」


突然の事で慌てる俺は直ぐに妹に駆け寄った。


「お嬢様は、産まれ付きに体が弱く時々喘息が出るのです」


慣れたように呼吸器を吸わせる執事の皐月に説明された。 


「また、今度に話すとして今日は休ませて上げよう!」


そうやって妹をお姫様抱っこした。


「早く寝かせよう!どこに行けば良いんだ?」


すぐさま皐月に案内して貰って部屋を出ようとしたら、目の前に妹とそっくりな女性が立っていた、女性と目を合わせると。


「私のすみれに男が触るな!」


そう言うと俺のみぞおちに強烈なパンチが飛んで来て俺は、倒れた。




なるほどな、双子か………

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