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おっさんでデブ  作者: DeathcountRicefield
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はやく人間になりたい。

初投稿です。

サブタイトルとか前書きとか見て、ちょっと固まっちゃいましたよ。

小数点第二位まで表示できるデジタル体重計を買ったんですが、

実際乗ってみると1桁しか表示しないんですよね…

おっかしいなぁ…

2桁目表示しないじゃん。

て、おかしいのはお前の体重じゃ!

本来2桁目に用いられるはずの桁を、先頭の1で使ってんじゃねーかっ!

って言う、自責の念から付けたサブタイトルです。

あれ?前書きってそういうんじゃないんだっけか。

うーん。


-はじめに。

大魔王をツボから呼び出すのはハクションですが、

このハナシはフィクションです。

実在の人物や団体、地名や路線、商標登録された製品名

などなどとは、まーったく関係ありません。-


こんな感じで、よろしいでしょうか?

以上よろしくお願い致します。


今日、保険の更新をお断りされた。

ありとあらゆる数値の高い健康診断結果を提示したが、

どうもコアに引っかかったのは尿酸値10.4とBMIらしい。

ま、つまりは体重だ。

133kgという第二世代Pentiumのクロック数かと見間違う値が

ダメだったと言う訳だ。

11人乗りの我が社のエレベータに俺は5人しか乗れない事にる計算だ。

せめて過半数は超えないと人としてダメなんだろうと言う事だ。


我が半生が走馬灯のように蘇る…

いや死なないですけど。

今まで痩せよう瘦せようと思いながらも長続きはしなかった。

持って1ヶ月。

最大でも3ヶ月が我慢の限界なのだ。

がんばればがんばった分だけ痩せるのだから、

もう何をやってもダメなお手上げってな状態ではない。

とても面白いことに、食えば食っただけ太り、

食わねば食わなかった分だけ痩せることが自身の経験上、判っている。

だがその後は決まってリバウンドという超回復が待っており、

越えられない壁を易々と超えてきたのだ。

壁は超えるべきもの?

いやこの壁はもう勘弁してほしい。


元々学生時代に遡れば柔道の86kg以下級で、だいたい常時90kgはあった。

試合前に短期間で痩せるは割と得意だったのだ。

現役を引退してから急に太って100kgになった。

運動をしなくなっても食う量は以前と変わらず、という理由だろう。

とても判りやすい。


この頃から大好きだったお正月恒例のおもちシートを食わなくなった。

トースターに6枚の切り餅を隙間なく敷き詰め、

一気に焼き上げると隣接した餅同士が結合し、

1枚の大きなおもちシートになる。

これを食うのが大好きだったが、

これをさんざんやって明けた正月の体重はすさまじく、

その体重が徐々に1年かけて元に戻るという生活を繰り返していた。

当時の俺にとっては大英断だった訳だが、

今思えばその程度が自分なりの節制もつもりだった。


大きいのは夏、大好物のすいかの存在である。

当時一人暮らしであるにも関わらず、すいかは丸々1玉買いしていた。

朝晩毎日、夏はすいか4分の1カット、という生活でぐんぐん痩せた。

バナナダイエット、とかリンゴダイエットという話はしばしば当時耳にしたが、

すいかでこんだけ調子よく痩せれる事実は知る人ぞ知るだろう。

同僚にその全米驚愕の真実を打ち明けたことがあるが、

「夏バテしそう」

で一蹴された。

ま、私は全くしませんでしたけども。

良いですよ、すいか。


そんな生活ができなくなる日が30歳でやってくる。

”結婚”である。

結婚後はこのようなすいか三昧を送る事ができないどころか、

そもそもすいか自体が食卓に上がることがまず無かった。

東京で一人暮らしから一転、北関東でファミリー生活のため、

お買い物も車でなければできない環境にあり、

お車という機動力を有する嫁に依存するしかなかった訳だが

「高い、重い」

という理由でどれだけせがんでも買って来てはくれなかった。

日曜日稀にスーパーに同伴できる機会があるとすかさず購入するも、

「冷蔵庫の空きがない」

と絶不評を買う為に、渋々我慢する生活を送り続けた。

嫌われてるなーすいか。

でも大丈夫です、全国の西瓜農家の皆さん、私は今でも愛しています。

そして夏に急激に痩せることが無くなると、体重は右肩上がり

110kgの境目、120kgの境目など、節目節目で痩せようと努力はしたが、

短期決戦型の為、努力は長続きしなかったのだ。


ただ、何らかの強い目標があるとどうにかなる、という事はあった。

娘の七五三の時、家族写真を撮ろうという話になり、

この時ばかりは久しぶりに本気を出した。

その頃は既にボーダーが120kgの頃で、

常時116kg~118kgを推移して居る頃だったが、

目標となる三桁割、100kg割りの98kgを達成したのだ。

その方法も至って単純。

消費カロリーよりも摂取カロリーを小さくする。

はやく瘦せる為に、著しく小さくする。

そんな感じ。

単純でしょ?


日曜日のお昼時にきっとどこかで一度放送したんだろうなぁという

ドキュメンタリー番組が流れていた。

それは某お米の国のデブでデブで仕方がない人達だけが

収容される病院のお話だった。

毎日来る日も来る日も山盛りの野菜と鳥のささ身肉しか食わない。

一日600kcalしか摂取しないと言う。


はー、十二分に蓄えがあるとはいえ、人は一日600kcalで生きてゆけるのか。


と感心し、それを真似ようと思った。

しかしこいつはかなりキツイ。

葉っぱにドレッシング的な何か掛けるとそれだけで一食600kcalに至る。

一日分というか一食分じゃないか。

ゴマとかシーザーが好きなのに、ダメじゃん。

一番カロリーの少ないものは青じそドレッシング、

青じそ、嫌いなんですよね…

仕方がなく、カロリー80%オフのマヨネーズを

お酢で3倍以上に溶いたモノを使った。

ただ自分の口に入るものが、いったい何kcalあるのか判らなければ、

制限することもできないことから、

数値が明記されたものしか口にできなかった。

なお判らないものは極力抑え、主にいい加減に計算しても

問題なさそうな葉っぱ類だけである。

きゅうり1本15kcalとか端数の出ない数字で。

この時どうして鳥のささ身がよく用いられるのか理由が判った。


100gだいたい100kcalなのよこれ。


グラム表記=カロリーなのでとてもありがたかった。

俺の学生時代はささ身なんてむね肉と同等かそれ以下、

グラム30円ぐらいだったのに…偉くなったな、お前。

きっと全国のムキマッチョな皆さんが食い漁った結果なんだろうな。

元々希少部位っちゃー希少部位だしね。

とは言え普通に外で飯を食えば800kcal、1000kcalと当たり前。

隔離された環境でも構築維持しない限り、

それこそ病院に入院でもしなければこのゆらぎ、

増減はどうしても避けられない。

このため


基本1日600kcalを目標とし、700kcal以下に抑える。

1日1600kcal以上摂取したら翌日は何も口にしない。

1日800kcal以上摂取した日が2日連続で生じ場合、

その翌日は何も口にしない。


このようなルールを設けたところ、概ね平均750kcalぐらいで落ち着いた。

これを実際に実践すると、数値は嘘を付かないことがよく判る。

びっくりするほどぐんぐん体重は減った。

まー、元が100kg超えてれば当たり前か。


ただこちとら一般人である。

栄養士さまでは無い訳で、いろんな不調が体に訪れる。

まず開始1週間で口内炎ができてしまった。

チョコラBBさまのお力を借りることにしたが、

毎日朝晩2回飲んでもなかなか治らなかった。

免疫力は確実に落ちているのが判る。

健康な哺乳動物は太る、真理だ。

何もないところでつまづく事が増えたり、

髪の毛が妙にごわごわして来たり、

2ヶ月後には毎朝起きると足が攣るようになった。

いやーやばい。

何かヤバイ。

これは何らかの栄養素が足りてない。

危機感を感じて規制を緩和しようと思った頃、

体重が目標数値100kgを割り、

98kgになった事からこの生活を終了した。


恐らくこれは、

よくある筋力も一緒に落ちる、

ダメなダイエットって奴だったのだろう。

目的のイベントを終えた後、

どういう訳か一瞬で元の体重に戻ってしまった。

2ヶ月で減ったものは、1ヶ月で元に戻る。

てかここでまた新しい壁を越えたような気が…する。


そんな事件も時折起こしつつ、

いやー痩せたい気持ちは常にあるけど、気持ちだけなんですよね。

って、保健師面談で言い続けていたら

特定保健指導というものを会社から受けさせて貰う事になった。

やはり生活自体がいろいろダメダメだったらしい。


朝ご飯をちゃんと食べなさい。

夜8以降ごはん食べちゃダメ。

たくさん運動しなさい。

もっと寝なさい。


いやー…

無理だよ。

北関東在住の東京通勤サラリーマンは普通に全部できないよ。


まず、遠距離通勤者は朝、胃腸に刺激を与えはならない。

朝電車の中でUNKしたくなったら即遅刻だからだ。

どのような場所であっても朝駅のトイレで空いている場所など無く、

行列が出来ている。

不安要素は排除しなければならない。

その辺はプロのサラリーマンとして徹底し、

水一滴、口にしない。

朝食なんてもっての他なのだ。

なので…通勤後に食う事にした。

…それでは遅いのだという。

概ね2時間電車の中なのだ。

それ以上どうしろと?

起床1時間以内に朝食をしっかり摂ると

その日1日の基礎代謝が上がるという事なのだが…

3時間後にとうがらし舐めるとかで、どうにかなりませんか?


夜8時以降ごはん食べちゃダメ。

…ちょっと残業すると帰着が9時半前後。

家に帰着できていないというか、

下手したら会社にいる時間なんですけれども。

帰路の途中でなんか食えって事なのだろうか。

まぁ、良いけど。

遅くなりそうな時は先に炭水化物、おにぎり1個食べて

残りを家で軽く済ますとか、分けてみると良いと勧められたが

実際やってみると晩飯が2倍になっただけだったという。

少し食べて満足出来ればよいのだが、

少し食べるとスイッチが入るのか余計に腹が減る。

何も口にしないほうがむしろ飢餓感はない。

どうなのこれ?


運動だ。

運動は大事だ。

それは判る。

判っている。

だがしかし、デスクワーカーは終始仕事中机の前に座りっぱなしだ。

椅子に座りっぱなしで出来る運動をいくつか紹介されたが…

仕事中にそんな事思い出さないし、

自然と実践できるレベルまで到達出来れば良かったのだが、

忘れてしまったよ。


「一駅前の駅で降りて、歩くといいよ」


運動できない、する時間もなかなか取れない、

ながら運動はなかなか馴染まないと泣き言を吐いたら

そう勧められた。

朝から汗かきたくないですよオジサン。

スメハラとかになっちゃったら

被害者も加害者も誰も得しないよ。

そしたら帰路しか無い訳で。

帰ったらすぐ風呂に入れば良いのだから。

でも…

帰りは…

田舎電車の一駅は、駅間が長く、ちょっとヤバイ。

と思った。

思ったけれども言われたことちゃんとできないダメな子に

与えられたせっかくのミッションだ。

実践せずして否定は良くない。

まずやってみて、どうか。


やってみた。


一駅前で降りる。

線路沿いを平行に歩く。

大きな川に差し掛かる。

電車用の橋は人間様は渡れない。

まーそうですよねって、微妙に途方に暮れつつも

周囲を見渡すと、遠くに車のライトが見える。

あれ、きっと人間様も渡れる橋だ。

そうに違いない。

そこまで大きく膨らむと…

なんか、橋を渡った後の現在位置がよく判らなくなり、

遭難しそうになった。


というのも橋の掛かった大通りは大型車両の交通量が激しく、

暗い夜道は非常に危険だった。

わずかな歩道も伸び放題の野草に阻まれ

ここ、普段人通らないんですかね?

っていう整備状況。

大型車両に轢かれる前に少し中の小道に逸れた。

逸れたら…

絶対現地住民しか歩かないような住宅街に突入。

分譲住宅地かな。

碁盤の目のように特徴もなく、きょろきょろ進んでいると…

曲がり角から女子学生。

進行方向が被ってしまう。

…気不味い。

なんか、後ろ付け歩いてるみたいになってもうた。

暗い夜道だし、事案に発展する前に撤退だ!

って、どこでも良いからひとまず適当な角をっと曲がったら?

もうその道がくねくねで完全に方向を見失ってしまった。

という訳。


大きな道をそのまま突き進んでれば、

恐らく特に迷わなかったと思うけど、いのちだいじに。

結果、市街地にて遭難。

いやー

今の時代、GPSとかあって良かったよ。

GoogleMAPは俺の命を救った。

ようやく家に帰着。

汗だく。

所要時間は…2時間30分!

そして足の裏には血豆と水ぶくれ。

翌朝は歩行困難になっていた。

デブはまともに歩くこともできないのか。

俺の命を救ったGoogleMAPさまは、

後日迷わず歩いても2時間掛かる道だと教えてくれた。

たったの1トライで没案決定。

ただ、汗という名の水が、ずいぶん体外に放出されたのか

この日ばかりはすげぇ体重が減ったのは事実。

ま、無理ですけどね。

ってかヘルシアでも飲んでおけば良かったよ。


次回の面談時にこの結果を伝えると、

日常生活の負荷を上げるのも良いという。


だらだら歩かず、きびきび歩く。

エスカレーターやエレベーターではなく、階段を行く。

電車の中では立つ。


という事だ。

まー…そうですね…

朝の電車ではどっかり座って寝てますね。

階段使うと膝に来るし、汗かくし。

だらだら歩いてますよ、汗かくし。

しかし何もして来なかったからこそ、今こそ何かしなければ。

ただ、朝の電車の中で立つというのだけは、致しません!

寝たいもん。


と、決意は固めたものの…

生活習慣というものはなかなか変える事ができず、

無意識のうちにとぼとぼ歩いている。

しまっている。

はっと我に返った時だけ急加速。

キビキビ歩く!キビキビ歩く!

…俺、大丈夫?

変だよね?

そんな事、ない?


ここで唐突に全宇宙の真理を1つ語ろう。

コンビニの店員は、100%常連客にあだ名を付けている。

むかし駅前店の店員だった頃、


ツナおじさん


と命名されたおじさんが居た。

簡単な理由だ。

毎朝2個しか仕入れない、今でこそ見なくなったが

ツナのみのサンドイッチを必ず購入していくからだ。

今ってどういう訳かツナタマゴサンドとか、

ツナでは無い異物が混ざるんだよね。

まぁそれはさておきツナおじさん。

ある日ツナおじさんが現れる前に2個売れてしまった事があった。

やばい、欠品だ!非常事態だ!

どうなる!!?ツナおじさん!!

定刻通りに毎日現れるツナおじさん、

しばらくその場で沈黙の後、手に取ったものは…

シーチキンおにぎり!!!

やったね!

やっぱりツナおじさんはツナおじさんだったよ!

思わずバックルームでガッツポーズ。

嬉しさのあまり朝バイトさんとパートのおばちゃんにまで

普段しない業務報告をした事を今でも覚えている。

何年か経っても、その癖が抜けないのだ。

私の場合もう何十年も経つが、

今でも勝手に他人に心の中であだ名を付けている。

他にもいるでしょ?

え?俺だけ?


遠距離通勤。

毎日決まった車両の決まった時刻の電車に乗る。

乗換駅の構造上、後ろのほうに乗る。

ただし、田舎電車の最後列は昔懐かしいボックス席。

そうではない車両に乗りたくてやや前にずれる。

あまりズレ過ぎると乗換駅で降り立った時、

ごった返す人で思う方向に進めないから

乗る位置は自ずと絞られてしまう。

結果、3両目にしか乗れないのだ。

出来れば決まった席にも座りたいが、

残念な事にそこは日替わりだ。

そうすると毎日見る顔を覚えてしまうのだ。

いやべつにまじまじ眺める訳ではないのだけれども。

覚えてしまうものなのだ。

当然あだ名がつく、ついてしまう。

ホームで待っているときに同じ列に並ぶ人。

隣に並ぶ人は毎日同じ人だ。

来る時間も判る程。


ホームで電車を待つ間、

毎日の日課のようにスマホゲームを行う。

切りが悪くて隣駅過ぎるまでゲーム続行の場合もあるが、

大体の場合は座って間もなく仮眠に入る。

下を向くと首に相当なダメージを負う上、

下手をするとお口からおツユが垂れてしまう事から、

上を向く事にしているが、上を向くと…

口が、空いてしまう。

自分では判らないものの、

口を開けてがーがー寝るオッサンは

相当に見栄えが悪いと思われ、

常にマスクが必須である。

コロナ渦中に措いては当たり前の装備だが、

俺はそれ以前からのマスクマンだ。


この毎朝ひと眠りはとても重要で

その日のコンディションを左右すると言っても過言ではない。

しかし、このひとときを阻害するものが存在する。


ゴッスンだ。


ゴッスンは、我が道のり半ばで乗って来て、

乗換駅1つ手前の駅で降りて行く。

やたらとたくさんの荷物を持って乗車、

そのうちのいくつかを物凄い勢いで荷物を荷棚に放り投げる。

ゴン!

上を向いて寝ている自分の後頭部は車両の窓に密着しており、

その振動で目覚めてしまうのだ。

これが非常に嫌で嫌で仕方がない。

JRの人。

ゴッスンにイエローカード、お願いします。


朝、ある程度座る席に選択肢がある状態。

眠くて意識がはっきりしないときなどは、

ついつい端っこに無意識のうちに座ってしまいがちだが、

ゴッスンは端っこにやってくる。

大量の荷物の取り回しの関係上、どうしてもドア付近が良いのだろう。

意識がはっきりしているときは内側に座るようにしている。

ただ内側に座ってもその日一日が安泰な訳ではない。

貧乏ゆすりの激しいオヤジややたら意識過剰な肘姉さんと隣接しても

やはり安眠は阻害される。


体の大きい人が、座っている。

確かに一人分で収まらないのは俺のせいかも知れない。

それを自覚しているからこそ1人分しか席が空いていない場合には

席に座ったりはしない。

俺なりのルールだ。

ただそこにでっかいのが座っている状態で隣に座ってくるのは、状況が違う。

見て、そこにデカいのが既に座っていて、狭い事が判ったうえで座る訳だ。

そこには暗黙の同意が存在するはずなのだ。

やたらと体をゆすり狭さをアピールするオヤジ、

どんなに押されても体のサイズは小さくならないし、

肩関節を内側に寄せても限界がある。

譲歩が無ければ交渉ではない、ビジネスマンの基本だ。

しかしこちらの譲歩も理解できずに終始アピールし続けるあの人、

どこか遠くへ消えてくれないだろうか。

身なりも良いしきっとどこかの会社の偉い人なんだろう。

そういう人は庶民に混ざらずどうぞお金払ってグリーン車にお乗り下さい。

いつか俺がバシルーラを覚えたら最初に飛ばすのはアイツで決まりだ。


慣性の法則を習うのは高校か?

電車の進行方向に対して横向きに座っているのだ、

加速、減速のタイミングで多少体が動くのは仕方の無い事。

ちょっとでも体が流れるとグイっと肘を入れてくるお姉さんが居る。

けっこう痛い。

過去にどんな嫌な思いをしたかは知らんが、

どこまでが通常起こりうるブレ幅なのかは理解して座って欲しい。

はじめてコイツが横に来たときは肘を受けないように

必死になって体の流れを制止していたが、実はこれが大変体に負荷が掛かる。

結果、座っているのにも関わらず、立っている時以上に疲労した事から、

コイツが運悪く隣に来た時には諦めて席を立つようにしている。


まぁ、被害発生は先のそわそわオヤジと肘姉さんの遭遇確率は月に1回程度、

運が悪いと諦められる範囲に収まっているのがせめてもの救いだし、

貧乏ゆすりは本当に疲れているときは割と気にせず眠れてしまうのだ。

肘は無理だけどね。

お願いします。

どなたか肘姉さんにニュートンの偉大な運動法則について、

教授してあげて下さい。


と言う訳で朝はある意味ゴッスン他をいかに避けるかの戦いなのだ。

彼の乗換駅のドアは進路左なので、

左側に陣取るかというと決してそんな事は無く、

むしろ右側が多いような気もする。

本当に読めない。

ただ一つ言えることは確実に同じ車両のどこかに居る。

ほんの1時間で良いのです。

神様私に1時間後の未来を見透かす能力を授けて下さい。

あー、この能力あったらお金持ちになれるから?

そもそも通勤が生じないわ。


一度ゴッスンが目の前に立ち、

いつものような勢いで荷棚に放り投げた荷物がリバース、

間髪入れず落ちて来た事件があった。

こわ!

マジこわ!!

膝の上に敷いた自分のカバンの上にどんと落ちたため、

負傷の類は無かったが、けっこうな衝撃が伝わってきたので

頭とか直撃だったら死んだかも。

やはり上を向いて寝る姿勢は正解だった訳か。

と、自身の負傷は無かったものの、

カバンの中に入れていたスマホの液晶が割れていた。

その場で確かめた訳ではないので容疑に留まるが、

俺はゴッスンのせいだと決めつけている。

だってそれ以外にガラスが割れるほどの衝撃与えてないもの。


家ではスマホやスイッチ等を粗雑に放り投げる子供たちを叱る父親である。

平成生まれは精密機器に対する恐れを知らない!

基盤1つ割ったりしたら、それはもう人の手では治せないんだよ!

畏怖と敬意の念を以って接するのじゃ!

などと常日頃叱る父のスマホの液晶が割れているなどと…

絶対、知られる訳にはいかない。

あいつのせいで家族に知られてはならない秘密が増えた。

それ以来、警戒してカバンを膝の上に敷くのを辞めた。

膝の上で立てている。

ぐっすり寝てる間に横になってしまっていることもあるが…

あれ?

カバンの中にスマホしまわなきゃ良い?


気を取り直してまぁ、

田舎電車の車中もさることながら

田舎電車を降り、地下鉄への乗り継ぎの道を通る時も

何人か同じ顔ぶれ?を目にし、覚えてしまうのです。

いや同じ方向に向かってその後ろを歩く訳なので、

顔、見ないんですけどね。

寝ている車中で目覚めると目の前に立ってた!

なんて偶然、稀にある訳ですよ。

平日、毎日の事ですから。


青いジャンパーを着たおじさんを

坊ちゃんの赤シャツ風に青ジャンと呼んでいたら、

この人実は春先と秋口だけで、夏と冬は青いジャンパー、着ないんですよ。

ツナおじさんの時に感じた高揚感も勝利の味も味わえなかったんですよ。

バックルームでガッツポーズ出来なかったんですよ。

いやもうとうの昔にコンビニの店員さんでは無いのですが。

この人、歩行速度が速くてたらたら歩いているとすぐ見えなくなっちゃんですよ。

私の中でキビキビ歩くイコールで青ジャンなので、

普段ならぱっと人波に塗れて見失うところを

がんばって追従してみたりもした訳ですよ。

いやー…

朝からは、正直、しんどい。

いつも大きな本を車両の中で読んでいるので

その本の内容に興味津々。

あの人ナニ読んでるのだろうか。

…おっと。

良いのです。

朝下手に汗をかく訳にはいかんのです。

結局無理を押して通してもそれは長続きしないのです。

また血マメとか水ぶくれ足に作っちゃいけないので諦めます!


で、朝は従来通りとぼとぼ歩く。と。

私がとぼとぼ歩く時の歩行速度がほぼ同一の人物が居る。

黄色い傘の女の子だ。

黄色い傘、と言ってしまうと小学生の身に着ける

あのどぎつい黄色を連想するだろうが、そうではない。

レモン色?薄汚れた感が半端ない、いや失礼。

あまり目にしない傘の色なので印象的だったのだ。

もう何年もこの子の後ろを歩いているような気がする。

…ストーカーじゃありませんよ?

自分は傘をすぐ忘れる。

何度電車にプレゼントした事か。

あんなに社内アナウンスもされているにも関わらず、

学習能力無く傘を車中に忘れるという事を繰り返した挙句、

結論的には折り畳み傘。

どんな豪雨であっても台風であっても折り畳み傘、

常に折り畳み傘はカバンに常備。

という結論に至ったのだ。

至った本人としては何年も同じ傘を使用し続けることが可能な人を

尊敬せざるを得ない。

是非とも爪の垢を煎じてって…やめて下さいよ。

逮捕されるじゃないですか。

普通に事案ですよ。

自分は一生折り畳み傘で結構です。

てかしばらく黄色い傘見てない気が…

もしや!

君もなのかっ!!


要は、日常生活の、運動負荷を上げればよいのだ。

特定保健指導の人に頼りっぱなしではなく、自分なりに考えろ!

否定するなら代案を出せ!

頭使って生きろよお前!

私の口癖の一つだ。


重りを付けて、生活する事にした。

リストバンドとアンクルバンドをゾマホンさんでポチポチ。

期待に胸を膨らませて重り生活スタート!

…リストバンドとアンクルバンドは、装着位置が、ずれる。

会社でリストバンドの装着位置がずれて、

同僚にバレた時の気恥ずかしさと言ったら…

ズボンケツビリした時と同等かそれ以上。

腕は、1日でやめた。

足は…2日でやめた。

しっかり固定できていないのか、擦れてかかとの皮がむけたのだ。

痛い…

装備不能。


膝のサポーターのような形状の商品を発見した。

これはすごい。

この装着部位ならかかとの皮、剥けないね。

これはよきものだ。

早速ポチポチ。

翌々日には商品到着。

期待に胸を膨らませて早速装着。

…う。

血が、止まる。

なんか指先の体温がみるみる失われていくのが、判る。

これ…やばいんじゃないですか?

ゆるく装着すると、ずれて来てしまい、

きつく装着すると、血の気が引く。

重りの板を外して重さを調節できる商品だったため、

ゆるめに装着しつつずれて来ない重さを調節しようとしたが…

無かった。

ゆるく装着した場合、どのような重さであっても取れてしまう。

この商品も諦めた。

ひとまず脚が細くなるまでお蔵入りだ。


次にポチポチした商品は、靴底の重り。

シート状の鉄粉込みの靴底だ。

これは…!!!

かなり調子が良い!!

ただ、普通に生活していると足の裏に水ぶくれが出来た。

安い靴下に穴が開いた。

10足1000円の靴下5枚をダメにした辺りで、ちょっと考えた。

何かまた、中間にクッション材となる中敷きをサンドしなくては。

そこでまた耐久性に優れてかつ衝撃を吸収しそうな

すんごい中敷きを購入した。

するとどうだろうか、元々甲高な足だった訳だが

異物2枚を敷いた甲は靴紐をゆるゆるにしてもぱっつんぱつんになった。

厚手の靴下を履かなければ、ギリセーフな状態。

これで行こう!

重りの抵抗はそこそこあって、歩行時関節が延ばされるような

妙な感覚に襲われつつも、3日程で慣れた。

これを続ける事にした。


雨が降り、水を吸ってしまうとコイツは弾力を失い、

ボロボロと崩れてきた。

靴の中が小さな石炭のような物質で溢れかえる。

ある程度の大きさの破片が表に出てくると、けっこう痛い。

気にせず使用を続けたある日、

変な菌に侵されたのか、足が腫れた。

すんごい、腫れた。

理由は…アレだ。

こちとら医者ではないが、根拠無く勝手に決めつけた。


製品的な、寿命だな。

悟り、新しいものを買った。

…また買った。

3,000円。

1回ならまぁたいした額では無いのだが、

この調子では財力的に不安を感じ始めた。

…雨季には無理だ。

ちなみにこのスグレモノ、飛行機の手荷物検査で引っかかる。

その存在をすっかり忘れキンコン。

お?思いつく鍵束なんかを取り出して再突入するもキンコン。

ベルトまで取られてキンコン。

えぇぇぇ…っと、頭を抱えた時にはっとコヤツの存在を思い出す。

もしかしたら…靴かも?

空港にスリッパあるのね。

はじめて知りました。

帰りは自己申告で即スリッパ。

あの時はっとしなければ、俺は空港でバンツ一丁になっていたのだろうか?

いやもっと早く気づけよ俺。


金銭的理由、商品の耐久性の問題でこの状態を諦めたくはなく、

とは言え濡れたらダメってなかなかのハードルなので、ちょっと自作を考えた。

元々重り込みの靴製品があるのだが、靴はなかなか自分の足に合うものが

無い事を知っていたし、28までしかサイズが無いのだ。

28.5の6Eおまけに形状が甲高ときたらまーまず通販で買えないのである。

靴底がダメになった靴を靴底補修材で補修する際、針金を練り練り練り込んだ。

仕上がりはまさにシークレットシューズ?

女子の底上げ靴のようになってしまったが…

なんか針金の重さ、全然物足りない。

しかも靴底補修材、そんなに安くないしこの工作は無駄だったなぁと、

思いながらも雨の日はこれを履く事にした。

靴底補修材5本と針金の束、計5,000円

我ながら、またつまらぬものを作ってしまった。

靴メーカーの皆様、是非ともこの商材ポイント、御社で埋めてみませんか?

私、買います!


もっとだ。

もっと負荷を、要求したい。

身に着けるものは…いろいろ見たが、もうダメっぽい。

重り付きベストとか、サラリーマン無理だろ。

ドラゴンボールの脱いだ時ドカッっと落ちる黒いTシャツが欲しいが、

無いものは無いのだ。

確認せい!

お前にまだ残っているものは何じゃ!

渋々通勤カバンを重くする事にした。

それでも漢は黙って亀仙流なのだ。

まぁカバンなので、オフィスの中では意味を為さないのだから、

行きと帰り、手加減無用でおもいっきりやってしまおう、と思った。

ただ、そのまんま重りを忍ばせるのも恥ずかしい。

出張セットと工具を常時持ち歩く事にした。

飛行機にそのまま乗れないカバンの完成だ。


当初はいろいろと満載させてみたものの…

さすがに、重い。

肩掛けひもが、食い込む。

ギュ、ギュ、重い、痛い、重い、痛い。

肩掛け紐のたすき掛け状態での移動は駄目だ。

リュックにもなるのだが、完全に背負ってしまうとピタッと

背中に収まってしまい、降ろすのに一苦労。

何か得体のしれない未確認動物の脱皮みたいな状態を

駅のホームで大衆に晒す訳にはいかない。

そうですね。

一言で表現するならば…マサルさんのトレンディ?

なので、片方の肩でぎゅっと握り背負う事にした。


…行は、良い。

車中座って寝てるからだ。

帰りが…ツライ。

なんか、背中が痛い。

カバン重くすると帰りの車中、終始背中が痛い。

どういう理屈なのか背筋に負荷が掛かるのだろうか。

きっと数日も耐えれば体に筋力が付き、痛みは消える!

そう思ってけっこうがんばったのだが、

背中が痛い状態は続き、渋々ギブアップ。

正直まったく使わないファイバースコープとか、

かなりどうでも良い品々をカバンから出した。

小型の通線ワイヤーと金属探知機とファイバースコープは

セットだろってカバンに詰め込んだが、

正直かさばるだけでそんなに重くは無いのだ。

というのもカバンの端からたまにカメラ部分が

コンニチワしてる時があって、それを見る度

「お、盗撮?」

と声を掛ける同僚も若干うざいし。

そりゃ撮影機能はついてるけれど動作した時点で

先端でLEDが煌々と輝くのですぐ判ってしまうのですが。

当初自宅の壁の中を覗くつもりで買ったのだが、

商品到着後まず最初に試みた視認対象が

自分の耳と鼻の穴だった事は、墓まで持って行く秘密だ。


日常生活に負荷をかけ続けた結果、

気持ち、体重が減った。

か?

平日は減る、週末で元に戻る。

を繰り返し結果、ほぼ平行線だ。

俺の信じた亀仙流、アディオス・アミーゴ!

とは、ならない。

平日、減ってるもん。

週末元に戻るロジックを解明すれば良いだけだ。

解明って…

そんな難解な話でも無いんですわ、実は。

週末、食って飲んで寝てるだけだし。

用事がなければ動かないし。

サガットステージの寝仏のような状態で

漫画かアニメを見るか、ゲームしてるだけ。


良いんです。

どんなに太ろうとも健康であるならば、

ナメック星の最長老様のような状態で構わんのです。

しかしそうでは無いのが現実なのです。

今回保険の更新をお断りされる程にリスクある状態なのです。

平日6時間寝ようとすると、日々撮り溜めているアニメを

見る時間がなかなか取れない。

このしわ寄せが週末に訪れる。

土日出勤とかあると二週分だ。

そりゃ1日サガットステージになっちゃうでしょが!

と、言い訳してきたツケの清算ですからね。

今回は。

改善しますよマジデ。


週末、食って飲んで寝る。

まず酒は駄目だ。

尿酸値も上がるし。

平日は割と規則正しい食生活も、休日は乱れる。

朝昼晩とかじゃなく、腹が減ると、食う。

眠くなったら、寝る。

これもやめよう。

ブッシュマン、嘘ツカナイ。

空腹を感じるのは良くないので1日5食ぐらいが良いと、

むかーしどこかで読んだんだ。

人は信じたいものだけを信じ、見たいものだけを見る。

世の中に出て多くの人様の目に触れるものだ。

嘘偽りでは無いのであろう。

それには恐らく何らかの前提や条件があったのだろうが、

そのような記憶は我がメモリーに残っていない。

結果が伴わない以上、己の体験を信じる。

数字は、嘘を付かない。

だ。


休日は、何回、何食食っても良いから1600kcal以下に抑える事にした。


え?

運動しろ?

アニメ見ないなんて選択肢は無いのですよ。

人生の楽しみそのものを切り捨てるとか、あり得ません!

せめて自転車こぎながらでも見ろ?

製作者の皆様に失礼でしょうが!!

ま、そこは今後の動向に注視しつつ、前向きに検討致します。

我が家、実はリビングに走らない自転車、置いてあるんですよね…

嫁がハンガー代わりにいろんなものハンドルにぶら下げ、

サドルにモノを置くんですよ。

あんな不安定な場所に。

しかも息子はリビングのデカいテレビ独占してずっとYouTube見てるし。

あの自転車は…無理かなー

あぁ、結論出ちゃったけど、前向きね?

前向きに検討致します。

はい。

寝仏状態では1600kcalが妥当だと考えた訳だが、

多少は動いてみようかな。

もちろん、鑑賞の妨げにならない程度では、ありますが。


毎期訪れるアニメを3つに分類する。

気合い入れて正座で見るもの。

寝仏状態でリラックスして見るもの。

1話目であぁこれはチョット、と思いながらもだらだら惰性で見るもの。

だいたいのものには目を通す。

最後までしっかり見なければ、いい加減な感想を述べる訳にもいかないし。

この俺様が正直しんどいです!と言いながら

半ばで鑑賞を辞めたのは、地獄少女ぐらいだ。

この精神耐性は鍛えられる事なく月日は流れ、

歳をとる程、弱体化、より一層脆くなった。

歳を取ると涙もろくなる。

というは本当の事だったのだよ。

もう俺ぐれーのレベルになると、

ハッピーエンドしか認められないんです。

そんな訳で、一応どんな作品であろうとも3話目までは見る。

その結果分類されたカテゴリーにより以下の対応を取る事とした。

カテゴリー3はバッサリ切る、見るのを辞める。

カテゴリー2はながら運動。

カテゴリー1は、従来通り正座しながら気合いで見る。

以上。


そこで全世界が震撼する驚愕の事実が発覚。

びっくり仰天だ。

なんと…

腹筋が、できない。

手を使わずして起き上がることが、できない。

えええええええええええええええええええええええええええ!

凄いなデブ。

以前、健康診断で腹部CTを撮った際に言われた事。

人間のおなかの中には空洞があります。

空洞は、CTでは真っ黒に映ります。

真っ黒なところ、ナイですよね?

これ全部内臓脂肪。

みっちり。

イカめし状態です。


イカめし…だからなのか?

それとも単なる自重と筋力の問題か?

考えて判るものでもないし、知る必要もない。

痩せろ。

いや痩せる為の運動だ。

タマゴとかニワトリとかどっちが先とかはもう考えるな!

感じろ!

仕方がない。

腹筋できない人のための腹筋運動を開発しよう。

起き上がれるところまで、頑張って起きる。

自分のへそを見るだけ。

寝た状態でまっすぐ伸ばした足を持ち上げる。

この運動をひたすら続けた結果、

よく筋を痛めるから駄目よと言われる

反動付ければ起き上がる腹筋状態になることができた。

そこからはひたすら腹筋、腹筋、腹筋。

当初は土日のだらだらタイムだけだったが、

毎朝、毎晩に回数を増やした。


筋肉の超回復のためには

1日クールタイムを置くと良いという話で、

実際に若かりし頃はそんな感じを実践していた気がする。

しかし現況はどうかというと、適合し難いと判断せざるを得ない。

一度筋肉痛になるとしばらく治らないうえ、

筋肉痛自体がそもそも翌日にやってこない。

1日置いても仕方がない状態であり、

結局2日後にやってくる筋肉痛が収まるのを待つと…

週末になる、いやこれ振出しに戻るでしょ。

ダメダメでしょ。

適正な回数に収まれないならひたすら酷使しようと決めたのだ。


併せて平日の食事も変えた。

変更前:

朝、食べない。昼、外食。夜、スーパーの半額シールの張られたお惣菜。

常備飲み物、ウーロン茶、ブラックコーヒー

変更後:

朝・昼、謎の寒天。夜、何らかの肉。

常備飲み物、

ブルーベリー黒酢ストレート、ブラックコーヒー

黒酢は内臓脂肪を減らしてくれるそうです。

急務でしょ?

今の俺には。

脱イカめしですよ。


謎の寒天、気になりますか?

そうですか。

それではご説明致しましょう。

キノコと、海藻を食べなさい。

そう言われたんです。

毎日。

キノコと海藻と言われましても…

味噌汁ぐらいしか思い浮かべる事の出来ない貧困な発想力では

どうしたらよいものやらと頭を抱えながら、

何か作る時には必ずキノコを入れた。


キノコは良い、何を何に入れても味を主張しないし、邪魔にもならない。

カレーにもシチューにも、鍋にも、スープにも、炒め物にも、何にでも入る。

生姜焼き作ってもハンバーグ作っても親子丼はひとり他人が混ざっても問題ない。

問題なのは海藻だ。

海藻って何だよ…

ワカメぐらいしか、思いもつかん。

カレーにもシチューにも、鍋にも入らないし、スープもかなりモノを選ぶ。

仕方が無いので酢で和えて小鉢にしてみた。

作り置きが面倒になると小パックのもずく酢を買ったりしたが、

酢、飽きるねー…

もうちょっと、バリエーション欲しいよね。

柄にもなくクックパッドとかも見たけど、似たようなものばかり。

普通の酢でも、内臓脂肪って減るのかな?

それならそれで、もう少し頑張れそうではあるが、

難しいな、海藻!

いや難しいのはワカメか!


そんなある日、寒天が海藻だったことを唐突に思い出した。

正直朝は頭が起きてないし、昼も若い頃は忙しくて抜いてたぐらいだ。

必要な栄養素が摂取出来、腹を満たし、

痩せる事が出来るのであれば味はこの際二の次、

一昔前の宇宙食や軍用レーションのようなもので良いのです。

イメージはアムロが食べていたあの青い宇宙食だ!

そんな発想から作り上げたキャラメルマン1号。

素材:

・えのき

・寒天

・低脂肪乳

・難消化性デキストリン粉末

・ソイプロテインプレーン味

これらをすべてミキサーで撹拌し、

熱して冷やして固めたものを会社に持って行った。

初回加熱時ブクブクとブクブクと非常に勝手に泡立ち、

吹きこぼしてしまったが、それをふき取ると…

なんとガス台の油汚れがごっそり綺麗に!!!


…趣旨違うし。

食べ物粗末にしたらダメだろ。

しかし、我が家のガス台を綺麗にしつつ産声を上げたコイツ…

んまー、不味い。

びっくりするほど、不味い。

味の構成要素は、ほぼプレーンのソイプロテイン。

ソイって大豆ですよね?

大豆って粉末にするときな粉ですよね?

きな粉ミルクって、おいしいじゃないですか?

違うんですよこのソイプロテインプレーンの味は。

豆腐をそのままフリーズドライか何かした後粉末状になるまで砕いたような

豆腐そのものズバリの味がどストレートにするんですよ。

なんか、おなかいっぱいと言うよりはむしろ胸いっぱいで終了。

なんだろうなーこれ。

甘味を足したらまた違う境地にたどり着くかも?


そんな訳でキャラメルマン2号。

・タウリン3000mg配合の薬局で一番安い栄養ドリンク

を、甘味として足してみた。

そもそも寒天を固めるにあたり、一度加熱しなければならない。

栄養ドリンクって、加熱して大丈夫なのだろうか?

一瞬何かが警告を発したが、チャレンジ&レスポンス。

ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ。

例えば、自分がどれだけ真剣なのか、とかね!

…いやクッソ不味い。

余計に、不味い。

うっすら、ほんのり香る甘みがキモチワルイ。

色も少々黄ばみが出てるし。

ノリノリでぶつかってみたものの、見事玉砕。


味には力関係が存在する。

王者カレーは、

何を入れてもだいたいのものはカレー味に変貌する。

強きモノを取り入れるのだ!

心のうちの何かがそう叫んだ。

目の前には嫁が毎日飲んでいる青汁粉末スティック。

…3本ほど、入れてみた。

乳酸菌入りらしいが、乳酸菌は皆ぐつぐつ煮た時点で

死ぬんだろうな。

グッバイ乳酸菌。

そしてウェルカム緑色の野菜要素達。

これも王者を受け入れるための犠牲だ!

これがキャラメルマン3号だ!!

出でよ!!!

…いやクッソ不味い。

ホント不味い、マジ不味い。

見た目もなんか金魚の餌大量にふやかしたみたいな状態になってるし。

フナ釣りのエサじゃ無いんです。

コレ私のエサなんです!


でもこの製作中、常に青汁さまはそこにおわす訳でして。

挫けない。

ネバーギブアップ。

キャラメルマン4号はこれに更に、前回同様

・タウリン3000mg配合の薬局で一番安い栄養ドリンク

を、足してみた。

うーん…

さすが王者。

まったく動じる事無く、安定してクソ不味い。

まだ8本残ってるお助けロボ的な役割を期待する栄養ドリンクは、

未だその実力を発揮できていない中、早速挫けそう。

軟弱者!

どなたか私の頬をひっぱたいてください。


ここで若干路線が変わる。

恒常的に安定的でかつ安価な量産型を模索していたが、

家の冷蔵庫に大量のりんごが仕入れられ、

一向に減る事がないという危機的状況から、

この在庫が無くなるまでレシピを変える。

我が家からフードロスが出る事など、あってはならないのだ!

これがキャラメルマン5号だ!!

・えのき

・寒天

・低脂肪乳

・りんご酢

・難消化性デキストリン粉末

・ソイプロテインプレーン味

・りんごまるごと1個

…味、薄っす。

リンゴジュース作った後の搾りカス食べてるみたい。

何と相殺されたのかこれまで物凄く主張し続けた

ソイを感じないのは良い事なのだが、やっぱりなんかキモチワルイ。

あとリンゴも加熱したので焼きリンゴ味に変貌している。

決しておいしい訳ではないが、従来比として不味さがだいぶ低減しているし

この程度なら許容の範囲かもしれないと思ってしまう己の心の弱さを呪う。


ちょっと中休みにほぼリンゴのみで作ってみた。

・寒天

・100%リンゴジュース

・難消化性デキストリン粉末

・りんごまるごと2個

 皮ごとすりおろしたものと、サイコロ状に切ったもの。

すげー…うまい。

程々に甘く、お上品なアップルパイの上の部分だけ食ってる気分だ。

普段食ってるアップルパイはジャムでも入れてんのかってぐらい

この子は程々に甘い。

今度子供たちに作ってやろう。

って、こんなんただのりんご寒天でしょーが!

おいしくて当たり前なんですよ!

当初目的であるキノコと海藻という条件を満たしていない。

というか、薄々ここで気づいてしまう。

いつもベースなんかキモチワルイのは、えのき?

どうするキャラメルマン?


どうもしませんよ。

アイアンハートですよ。

目的はキノコと海藻の体内摂取なのだから。

でも一応検証はしておこう。

・寒天

・低脂肪乳

・りんご酢

・難消化性デキストリン粉末

・ソイプロテインプレーン味

・りんごまるごと2個

 皮ごとすりおろしたものと、サイコロ状に切ったもの。

あぁ、やっぱりだ。

ベースなんかキモチワルイのは、えのきだよ、えのき。

確定。

だいぶ微妙な味に劣化したものの、食えるものに仕上がってるもん。

ホントどうするキャラメルマン??


いやいやどうもしませんよ。

だってえのきを採用したのはそもそもが…

赤味噌、白味噌、酢、玉ねぎ、えのきで構成された味噌汁が痩せる。

その中で最も効力を発揮している一番槍がえのきだという話を

キャッチしたからなのだから。

実際鍋いっぱいにその味噌汁を作ってみたことがあったが、

家族は誰も口にしない。

ひとりでは捌けず味噌汁は意外と足が速いので

下手をすると腐らせてしまう恐れを感じ、泣く泣く不採用にした経緯から

どうあってもえのきを使ってみたかったんだ。

使ってみたかったんだよぉぉぉ…

繰り返しになるが、我が家からフードロスを出す事は無い。

我が家のたった一つの家訓。

残さず食べる。

この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!


ここで1つ、朗報がある。

キャラメルマン6号でソイプロテインプレーン味は潰えたのだ。

いや元々キノコと海藻の摂取が目的だったので、

こいつ実は余計だったなーって、のっけから思ってましたよ。

でも買っちゃったんだもん。

使い切らなくては。

そうでしょ?


…6号、気になる?

簡単ですよ、初号機の焼き直しです。

超強力人工甘味料を混入させ、無理やり甘くしたんです。

使用量3分の1!

つまり、通常の3倍甘い訳です!

角生えてませんよ?

赤くないですよ?

無色透明です。

なおかつ煮詰めた寒天の冷却段階で

植物性生クリームを投入!

まぁまぁ食えるものに、仕上がった。

ある意味、成功と言えなくはない。

が、生クリームは駄目だ。

1回で200円以上する合成アイテムを常用する訳にはいかない。

目指すのは量産型なのだ。

さらばだ連邦の白い悪魔。

…って、言うほどぶっちゃけ美味しくもなかったけどね。


筋肉を付ける。

そうすると基礎代謝が上がる。

勝手に痩せる。

プロテインにはそんな切なる想いが込められていた。

ようやくプレーン味の呪縛から解き放たれた俺は、

新たなプロテインを購入しようと思った。

薬局の売り場をぐるぐるぐるぐるぐるぐる。

熟考に熟考を重ねた末手に取ったのは

チョコレート味と、

なんか女子向けっぽいピンクの容器のミルクティー味。

どちらもソイプロテインだ。

ピンクの容器のミルクティー味のほうは

なんかいろんな栄養入ってそうだし交互に摂取する事にした。


で、新たな仲間が加わった所で今回作成する

キャラメルマン7号は、チョコバナナヨーグルト味。

いやまたずいぶんとまぁ欲張ったなと。

皆々は思うかも知れないが、我が家の冷蔵庫の奥底に

真っ黒になった2本のバナナを発掘してしまったからだ!

だいーぶ、やられてしまっているご様子ではあるが、

我が家からフードロスを出す事は決して無い!

今回はベースとなる

・えのき

・寒天

・低脂肪乳

・りんご酢

・難消化性デキストリン粉末

を先に煮詰めた後、

チョコレート味のプロテインとバナナと低脂肪乳を

ミキサーに掛けたものを後付けで混入した。

元から入れてしまうと熱でいろいろなものを失うかも知れないし

なんかそのまま放置すると分離しそうだし。

そんな俺様の配慮を知ってか知らずか

後入れでもしっかり分離したwwwwww

白い層と茶色い層が見事に分離し、

ティラミスのような状態に。

上はチョコバナナ味。

あんなに真っ黒でげちょげちょだったくせに

少しどこか青臭いバナナ臭を感じる。

下は…はい、かつてのキャラメルマンそのものです。

上澄みがソース感覚なので、多少マシ?


経過は順調である。

黒酢が効いたのか純粋に腹筋が効いたのか、

おなか周りがすっきりしてきた。

いや比較的、にと足しておこう。

まだまだ十分にデブい。

体重は123kgまで減っていた。

10kg減だ。


休日明けの月曜日、事件は起きた。

いつものようにとぼとぼ駅に向かい、改札をくぐろうとした時。

定期券が、ナイ。

右ポッケに裸のお札もナイ。

左ポッケに裸の小銭も、ナイ。

ナイナイナイ。

あ、日曜日ジーパンに履き替えた時、

装備一式移植したんだった!!

そこから…

走った。

ただひたすらに。


以前絶頂期に少し長めの横断歩道が点滅しだし、

赤信号に変わろうとした際に、走った事がある。

膝と踝の間、脛のあたりに物凄い圧を感じた。

脛骨の中心あたりが、なんかヤバイ。

ドスドス着地する度に湾曲しているのではないか?

しなっているのではないか?

という圧を感じた。

…これ、折れるんじゃないか?

足の骨、折れちゃうんじゃないか??


信号が点滅しだしたので走ったら足の骨が折れました。


なんか流行りの異世界転生物のタイトルになりそうな。

なんですかねコレ。

もう二度と走らないと自分自身に誓らせた出来事だった。


ええ、10kg痩せたらこれ、生じなかったんです。

この現象は再現しませんでした。

てか必死に走ったし。

普段15分掛けて移動し、15分ぐらいホームで電車を待ち、

その間にスマホゲームの朝の所作を済ますのが日課。

走って家に戻り、素早く装備を回収、走って駅に戻ったら、

丁度いつも乗る電車がホームインする所だった。

すげぇ…間に合った。

喜びはしたものの、普段の乗車位置より遥かに手前というか、

中間のあたりに乗ってしまったが、乗るには乗れた。

かなり寒いのに、汗、だくだく。

そして無理に体を酷使したために喉の奥がヒリヒリ血の味がした。

そしてそこがむず痒く、小刻みにコホコホと咳が止まらない。

収まるまでに3駅か4駅ほど掛かり、

その間は誰も俺に近づかなかった。

ですよねー…

今のご時世、汗だくで具合悪そうに咳してる奴とか居たら、

近づけないですよね。

っしかし我ながら、命削ったなー


努力に成果は伴い、

その成果は確実に己に還元されていたのだ。

これは嬉しい。

素直に。

この歳になると他人を褒める事はあっても、

他人に褒められる事は無い。

仕方がないなー…

おもいっきり、自画自賛しよう。

俺Sugeeeeeeー!


ただそこから10日間を経過しても123kgだ。

筋肉が増えているのだろうか?

ただただ停滞しているのだろうか?

ひとまずそのまま経過を観察したい。

これから少々長い冬休み、年末年始期間に突入する。

キャラメルマン生活はここで少し中断だ。

会社、行かないしね。


俺は根っからのインドア派だ。

学生時代は周囲に誘われれば誘われるがままどこにでも

馳せ参じたので友人達にその印象は無いだろうが。

ひとりでどこかに繰り出そうとは、思わない。

休日は用事が無ければ外にも出ない。

まぁまず休日は電車に乗りたくない。

デフォルトが寝仏状態なのだが、今回はそういう訳にも行かない。

例年と異なり、冬休みも短い。

撮り溜めも1日あれば見終わる。

2日目以降の身の振り方を考えよう。

普段働いているし通勤もある。

つまり、寝仏状態は普段よりも消費するカロリーが少ないのだ。

理想とするヒキオタニート生活はこの際忘れよう。

とりあえず、無駄に動こう。

朝は無駄に重くした会社カバンを装備して、うろうろしよう。

歩く、キビキビ歩く!

会社には行かないけどね!


会社での日常負荷を考えてみた。

ほぼ、座っている。

こまごました事務所内移動を仮に30分ぐらいと勝手に仮定する。

通勤時も田舎電車では行はぐっすり。

帰りは立ってる。

歩く距離は…家から15分、会社まで5分だから、往復40分。

ただ立っているだけなのと、歩くのとではどれだけ違いがあるのだろうか?

いや調べても良いんだけれども…あんま厳密じゃなくて良いんだよね。

目標値設定の目安だから。

よし、2時間歩いちゃおう。

あ…

なんだか嫌な過去の記憶が蘇ってきた。

2時間ぶっ通しで歩いたら、足の裏なんかヤバイ事になってたよね?

適度にインターバルを設けて歩く手段を検討しよう。


と思ってから既に2日が経過していた。

寝仏状態でほぼアニメも見終えたし、ブックオフで買った漫画も読み終えた。

未だやっていないゲームはあるものの

ぼつぼつ本格始動しないといけない頃合いか?

休みの日は家でメシを作る。

最近はずっと白菜と大根が異常に安い状態が続いて居た為、

ずーーーーっと大根と白菜の生活だった。

さすがに飽きたな。

もちろん何を作るにしても、キノコ入れてますよ?

まぁそんな生活を送っていると、厨房。

いや台所周りが気になるもので。


冷蔵庫にインドメタシン。

まぁ冷蔵の庫な訳だから食品のみに限定する道理はないが…

甜面醤瓶の下にインドメタシン。

ねりからしチューブの脇にインドメタシン。

せめて区画整理は、したい。

医薬品は扉上部に綺麗に纏めた。

が、知らぬ間に練乳チューブの脇に娘のニキビ薬。

いつの間にやら気付くと綺麗に元通り。

その都度、区画整理しなおしている。

学習能力が無いのは遺伝か?

いや学習能力の問題ではない、

察しの文化、日本人としての成長の問題だ。

寝ている間に作業しているのは小人さんじゃありません。

父です!

どうしてそこにあるのか疑問を持って下さい!


冷蔵庫の区画整理に明け暮れているとき流れていたTV番組にヒントはあった。

ぶらり途中下車の旅、しちゃう?

ヒント?

まんまじゃねーかっ!

まぁ良いじゃないですか丸パクリでも。

目的は歩く事。

実は会社で通勤定期券が買って貰えなくなる。

つまりはもう気兼ねなく途中下車出来なくなるのだ。

いままでさんざん通過してきた駅々を散策しようではないか。

我ながら良案である。

実際通過するばかりで降りる用事など無いのだから。

急激にUNKしたくなって降りたことのある駅もあるが、

駅構内から出て無いしね。

探検だ!

え?命を救ってくれた彼のGoogleMAP様には

ストリートビュー機能があるだと?

田舎にそんなものは無い!

道を知っている事と実際に歩く事は違うのである!


…足、痛いね。

休み休み歩いても。

足の裏、擦れてるの判ります。

ごしごし摩擦されてるの、判ります。

これ以上歩くとまた水ぶくれ出来そう。

時間経過はいろいろ無駄に散策してきっちり2時間ぐらい。

これ靴が原因だわ。

普通の皆さんはみっちりな靴を履く。

小上がり席の脇などには必ず靴ベラが置いてあり、

品の良いおじ様達は靴ベラ使ってよっせいと革靴を履く。

俺の場合、ベランダのスリッパを履くかの如く

ファストインファストアウトだ。

ゆるゆるにして履き易くしている分、

着地時に小さなズレが生じてる模様。

ただ仕事靴をこの時にだけぎゅっと絞るのも嫌だなー

歩く用の靴、買おうかな。

年明けに。

ゾマホンの初売りセールですかね…

いやいや繰り返しになりますが靴は、通販じゃ買いません。


新年を迎えた。

あけましておめでとう。

我が家にはお年玉という文化を根付かせていない。

その為なのか特別な日であるという認識も無く、

さっきまでネットゲームに勤しんでいた小学生の息子の姿が見えない。

知らぬ間に外出してた模様。

トボトボ帰ってきた息子に聞けば、

ゲーム内で友人たちとリアルに公園で遊ぶ約束をしたものの、

待ち合わせの時間に誰も来ないから一軒一軒巡って来たのだという。

結果、どの家にも追い返され、一人寂しくトボトボと帰着。

うーん、元旦は、無いでしょ。

さすがに。

なんか大変うちの子がお騒がせ致しました。

その辺の常識を教えておくべきだったかと思いつつも、

誰一人として集合場所の公園に来れなかったと言うのは…

他の家は、しっかりガードしてますね!

私はどうしていたかと言いますと…

この減量生活始まって以来、絶っていたお酒を、

少々嗜んでおりました…

いや、大晦日からずっと飲んでました!

2日からはしっかりします!


いやビックリだ。

いやいやマジデ。

ほんのちょっと、1日。

いや正確には大晦日からだから1日半、

飲んで食って飲んで飲んで飲んで食っての

生活を送っただけなのに。

120kg周辺をさまよっていて朝方水分が抜けきっている時などは

最大瞬間風速的に119kgを記録していた体重が、

123kgになっているではないか!!!

まー…この体重に至っては3kg程度は誤差の範囲ではあるものの、

それでもこの衝撃は計り知れない。

しかもなんなんですかね。

この飢餓感。

この生活初めて少々胃が小さくなったのか、

食う量はだいぶ減り、以前ほど空腹を感じる事が少なくなっていたはずなのに…

物凄い、腹減ります。

ここで食欲の赴くまま突っ走ってしまうと、完全にアウトなのが判ります。

ここで終わらせる訳には、行かないのです。

やはり食欲は御し難い。

そんな時は、無心で腹筋です。

ひた延々と腹筋です。

お腹攣るまで腹筋しましょう。

で、寝る。

…何故か背中が攣りましたwww



また半年後に投稿しますね。

アディオス、アミーゴ。

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