24話 おまわりさんこいつらです
~魔術王国と剣王国で貴族に化けて暗躍している魔族さんの会話~
魔族A「どういう事だ。急に魔術王国、剣王国が、聖王国の同盟関係を強めるといいだした」
魔族B「まさか、聖王国を恨むように仕向けた暗示が解けたのか?」
魔族C「まずいですね。魔王様完全復活には聖王国の国民の血が必要。来るべきに備えて孤立させておかねば」
魔族A「だが、どちらの国も王が大臣たちの進言も聞かず、同盟を結ぶと言っているらしい。
両国とも慌ただしい」
魔族B「――ならば、仕方ない。
今魔術王国と剣王国の王子達がサラディウスに居ると言う。
その王子を人質にとって脅すしかあるまい」
魔族C「なるほど」
魔族A「魔王様の復活に備えてそろそろ我らも動きださねば」
■□■
「3000枚そろえただと!?」
「はい、商人からの連絡で魔法効果のあるスクロールをたった一日で用意したそうです」
学園内にマークに用意された豪華な部屋で部下の報告にマークは歯ぎしりした。
自分に恥をかかせた、セレスとアリーシャに嫌がらせのためクラスメイトを辞めさせてやろうと思ったのに、3000枚もそろえるなんてどうやったんだ!?
「わかった、もういい!!」
そう言ってマークは窓から外を見る。
もう小細工はやめだ。
あの小生意気な女二人は模擬戦でいたぶってやればいい。
SS~Bクラスの中で言う事を聞きそうなのを全員買収して、試合で事故を装って大けがを負わせればいいのだ。
きっと母が事件をもみ消してくれるだろう。
見てろよ。小生意気な平民共め!
マークは怒りでがしんっと机を蹴り飛ばして、角に足の小指をぶつけて悶絶するのだった。
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