小説って素人でも簡単に他人に評価されるものがかけそうに見えるからタチ悪いよね
さて、小説って素人でも簡単に他人に評価されるものがかけそうに見えるからタチが悪いと私は思います。
イラストとかと違って小説は文字だけで構成されていて、パソコンを使って書けば漢字の変換なども自動でやってくれますしね。
まあそのせいで誤変換が増えるというのはありますが。
しかし、小説というものは、自分で書き上げたものが他人が読んでも面白いのか面白くないのか、作品としての良し悪しがよくわからないのですよね。
これがイラストとかであればある程度は自分でも上手い下手というのがわかるのですが。
創作というのは「自分の脳の中にある世界を何らかの手段で他人にもわかるように表現する」ということなのですが、言葉や文字の場合はまず自分がわかっているものは他人もわかるという認識が働き、言葉足らずになりがちなので、他人が読んでもさっぱり理解できないということになりがちなのですね。
日常会話でも5W1Hが足らなすぎて相手の話がよくわからんということはよくあると思いますが、表情や仕草などを見ればある程度補完できる部分もあります。しかし、文章ではそういうものすらないですからね。
本来であれば読んだだけでそこに書かれている場面が映像として頭に浮かぶのが一番なのですが、実際にはそうならないもののほうが多かったりします。
無論書いている人間には映像として頭に浮かぶはずですけどね。
また5W1Hの中でも
WhyとHowをはっきりさせるのが大事だと思います。
主人公がなぜ、その行動を取るのか。
そういった行動を取る背景には、それまでの人生で積み重ねた経験があるはずです。
そしてそれによりどのような結果になって、物語がどのように展開されていくのかですね。
まあ私は小説を書くときにそこまで深く考えてませんけどね。