~転生面談 高円寺泉~
「ほなお次の方は……、高円寺泉さん!
アンさんは……、まあ普通でんな。可もなく不可もなく。咬んでも味が出て来んやっちゃ。
きゃはははははは!」
「おっと、済まへん、済まへん。怒らんといて。
別にけなしている訳ではおりませんわ。ほんま。
可もなく不可だらけの連中も仰山おるさかい、十分ましな方ですわ。」
「ボーナスポイントも、毎回推奨レベルに使ってくれとりますし……。
いやはや前言撤回。アンさんは優等生やな、えろうスンマセン。」
「今回も15位いっとこか?多少の増減は構へんので、希望を言ったってーな!」
「今回のお客はんの中ではせやな……、
他が余程つぎ込まん限りはまずまずの所に行けますやろ!
安心しーや!人生何とかしようと思たら何とかなる!
と言いながらアンさんは若く死んでしまわれとるますがな!ぎゃははははは!」
「そや、記憶が蘇る時期は全員一律なんで、その点は平等なっとるさかい。
まあ、『年齢』が一緒とは限らんので、出自含めて、『やれる事』は平等になっとらんが。」
「という訳で、気張っていこか!運が良ければ従妹はんとも再会できるでっしゃろ!
ほないってっらっしゃい~~!」