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SELECT REMEMBERS 【修正前版】(旧「remember」)  作者: ヨベ キラセス
第三章 私闘と死闘
33/42

覚えてる殺気

 さて、翌日のこと(なぜその夜を話さないのかは、まあ、伏せてくれ)

 あ、ちなみに会長はと言うと、なんか、別れたふりして、途中尾行されてたのが明らかに分かっていたから、途中でまいて、あとはしらん



 教室


 殺気はもうほぼ鎮静化されたようだ

 もう当分は針山は御免だ


「はーい席つけ〜。またまた転校生だよー」

 と、音部先生が入ってきた

 あ、だからさっきから俺とカナ、板井以外がソワソワしてたのか

「では、入ってこい。そして自己紹介だ」

 この人、適当だなー。今更だけど


 入ってきたのは、赤髪短髪の、熱血さ5冷静さ5ぐらいの顔をした子だった

「……どうも、『鹿原かはら きょう』です。よろしくお願いします」

 と、きっちり45度で礼をする鹿原

 拍手の嵐の後、鹿原は指定席に向かう、その時だった

 他の奴に笑顔を見せてたはずの鹿原が、俺を捉えた瞬間、殺気が俺を襲う


 完全に仇を見る目だった

 俺は、この目を、他の人で見たことがある。しかも、記憶が消える前に……


 奴が通り過ぎたのがわかった時、俺はどっと汗が出た

 明らかに、俺に対してだ


 俺はもう、この日は居眠りに徹していくことにした

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