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SELECT REMEMBERS 【修正前版】(旧「remember」)  作者: ヨベ キラセス
第一章 覚醒
10/42

フラグ再収集

始めに、前回の二話ついて


少し適当でした!すいません!!


ですが、変えるつもりは一切ありません。



ただ、謝りたかっただけです。

『おやすみなさい♡』


 ズバッ



「アチャ〜、失敗してるな〜」


 カチカチ


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『では、種も仕掛けもないマジックの終焉でーす』


「あーーーー、もう!!」


 バシンと机を叩いた。

「あり得ないだろ、ふつう!どんだけ心弱いのよ、ネツ!!」

 ものに当たってもどうしようもない…はずだったが…


 この場合の例外として、どうするべきかを思い出す。何かあるはず、と画面を見る。


 CONTINUE?


 CONTINUE??


 CONTINUE???


「そうだ!『コンティニュー』!!」


 そう、彼の敗因は、『能力をわかっていなかった』ことだ。今回は使えない能力で思い出すとかは、おかしいが、今使える『能力』ですら、使っていないのだ。



 つまり、原因があるとすれば、



 フラグ立てをおろそかにした私と、


 彼自身の、だ


 だったら、チャンスはまだある。



『能力』を知ってもらえばいいのだ。

『チュートリアル』を『使用』しよう。



 ええっと、どこにあったっけ、『鑑賞用』で無く、『干渉用』の〈能力〉は。


 あ、あった。これで続けられる!


 つっづき!つっづき!!つっづき!!!


 私の能力、解放!





 しかし、私の『時を戻す能力』を短期間で2回で使ったの、いつぶりだろうか?



「まあ、いっか」





 ____________________________________________





「…選べんわ!こんな選択肢!!」

 と俺は予定時間の十分を使ってしまった。

「かな か かの かなんて、選べるわけない!」

 俺は、何故かどちらの結末も予想できていた。もしかして、未来予知できたりして…



 …何言ってんのさ、ネツ


 また入ってきたな、ニート


 …あたいはニートじゃあらへんよ!


 ことば、おかしいぞ。てか、なんか久し振りな気がするな〜


 …奇遇だな、私もだ


 で、選べないからどうしようかな


 …なら、選択肢増やしたろうか?


 え、マジで!?


 …しかも、君好みの選択だぞ


 早く教えろよ!


 …まあ待て、ギャルゲーはフラグが大事なんだよ


 ギャルゲーどうでもいいからー


 …つまり、君は



 そのフラグ回収をしなくてはならないのさ


 暗転




 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「で、ここはどこだ」


 …さあ?


「さあ?じゃねーだろ、こんなとこ?」


 …だって、説明面倒だもの。まあ、またちょくちょくくるのだし、いいでしょ


「…またくるのかよ……」



 俺は、会話らしいことの後、いきなり視界が真っ暗になったら、このよくわからない白銀の部屋にいた。

 かな どころか誰一人いない。いや…



 後ろに一人いるだけだ



 だがなぜか、振り向こうと思わない。


 …そりゃ、そう『思わせてる』だけだよ


 だろうな。反発しようとも思わないのだから


 …では、チュートリアル、始めていいかな?


 拒否権はないんだろ?


 …ご名答!



 ため息



 で、何をするのさ?


 …なに、簡単なことだよ。ただ…



 敵を倒せばいいのさ





 グルルルルルルルルルル!!



 おいおい、死ぬだろ普通


 …無理じゃないわ


 俺は弱いって!


 …謙遜なさるなよ、あんただって知っているだろ、だって……



 …自分で封印したんだから



 封印?


 …封印。まあ、レベル0は発動中だけど


 レベル0?何のゲームでだ?


 …決まってるでしょ、あんたよ


 俺がか。しかし、それなら『無能』じゃー


 …『無能な力』なだけよ。発動中は発動中


「…なら、能力は?その特徴は??デメリットは???」


 …習得したら教えて、あ・げ・る♡


 ふざけてるだろ。てか、どう習得するんだよ?


 …簡単よ。レベル『0』から『1』にすればいいのよ





 そこで声は途絶えた


 ヒントらしきものもなく、俺はひたすら『ドラゴン』から逃げていた。

「どおすればいいんだよ!?」


 30分、それは長い戦いだった。

 武器なし、盾なし、攻略法なし、ときている。

 流石に疲労が出てきた。もうどうでもいいか。死ぬ時は死ぬんだ。もうどうでも…



 俺は歩くのをやめた


 ドラゴンの口が近づく


 死を覚悟しようとした



 …熱也……戦え……


 あの女の声ではなかった。もっときつく言われているような…


 …かな を…どうするのさ?


 どうもしないさ。だって、助けようがないじゃないか


 …いや……諦めてないはずだ……だって…俺がいるから


 お前は誰だ?



 …戦え…熱也………いや



 戦ってくれ、俺! 過去の分まで戦え!!

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