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セイクリッド・ブレイカー  作者: あすぎめむい
第1話 始まり VS先陣の聖騎士
13/31

修正版フェイズ3~6 その4

 ルールを修正しました。誤字脱字が多いと思われますので、見つけた方はご連絡ください。

「私の番。山札からカードを五枚引き、『出撃ステップ』は飛ばします」


 花園さんの待機ゾーンには出撃可能な《赤い魔女の騎士 ルビー》がいる。出さないということは何か作戦でもあるのだろうか。


「『メインステップ』です。サファイアさんで歌姫さんを攻撃します!」


 サファイアの攻撃で歌姫のソウルは0になる。


「歌姫のソウルが無くなったので捨て札するよ」


 その後、彼女は《流星の騎士 シルバースター》をセット、アリスに手札をすべてソウルをつぎ込み、円卓の効果で《流星の騎士 シルバースター》のソウルを一枚増やしターン終了。


「俺のターン。手札が五枚になるようにドロー。そして『出撃ステップ』……、《竜王 メイルシュトローム》を出撃!」


 《竜王 メイルシュトローム》 色:青 所属:アクア・ドラゴン コスト7 パワー5


 効果:[自動(出現時)] このカードが出撃した時、このカード以外の全てのユニットからソウルを一枚捨て札する。


「俺はメイルシュトロームの効果を発動。このユニット以外の全てのユニットから、ソウルを一枚捨て札する。……サファイアには消えてもらおうか!」


「サファイア! ……ありがとう」


 効果によりソウルが0になったサファイアが捨て札された。だが、まだ俺のターンは終わっちゃいない。


「俺はメイルシュトロームで花園さんを攻撃! ハザードブレイク!」


 この攻撃で花園さんのライフから五枚ものカードが吹き飛び、残り九枚となる。


 花園さんはそれらを全てシルバースターに置いた。


 その後、夢咲は《桜の国の歌舞伎者》をセット。『ソウルステップ』で《流水の滝》の効果とともにメイルシュトロームと歌舞伎者にソウルを三枚ずつ置いてターンを終了した。


「私のターン」


 部室に花園さんの声が響く。


 花園さんは手札が5枚になるようにドローした。


「私の『出撃ステップ』、私は《赤い魔女の騎士 ルビー》と――」



「――my favorite card――《聖騎士 セイクリッド・アリス》を出撃させます!」



 《赤い魔女の騎士 ルビー》 色:黄 所属:セイクリッド・ナイト/ウィッチ コスト4 パワー2


 効果:[反応(名称セイクリッド・アリスと名のつくユニットの効果)]名称セイクリッド・アリスと名のつくユニットの効果でソウルのコストを支払うとき、代わりにこのユニットからもコストを支払うことができる。


 場にこのカードと《青い魔女の騎士 サファイア》がいる時、このカードと《青い魔女の騎士 サファイア》にシールド1(このカードが受ける全てのダメージの量を-1する)を与える。


 《聖騎士 セイクリッド・アリス》 色:黄 所属:セイクリッド・ナイト/ヒーロー コスト6 パワー3


 効果:???


 来たか、先陣の聖騎士! 俺は唾を飲み込んで喉を潤す。正直、このカードは強い。慎重に相手をしなければ簡単に負けてしまうかもしれないのだ。


「『メインステップ』です。まずはルビーでメイルを攻撃します」


 メイルシュトローム ソウル7→6


「次に《小さな騎士姫 ギネビア・フラーレン》をセットして、アリスで攻撃します。えっと、《聖騎士 セイクリッド・アリス》の効果! コストを3支払うことで、そのコストを自分の待機ゾーンにある所属:セイクリッド・ナイトに振り分けておくことができます。さらに、この効果で出撃コストとソウルが等しくなったユニットをすぐに出撃させることが出来ます」


 ルビーはアリスのコストを肩代わりすることができる。花園さんはルビーから三つ支払ったコストをシルバースターに二つ、ギネビアに一つ乗せる。これで、シルバースターの出撃コストがソウルと等しくなった。


「出撃コストが8になった、《流星の騎士 シルバースター》を出撃させます」


 《流星の騎士 シルバースター》 色:黄 所属:セイクリッド・ナイト コスト8 パワー8


 効果:無し


「まだです。スキルカード……、《金剛の剣》を使用します!」


 《金剛の剣》 色:黄 コスト2


 効果:手札にあるコスト3以下の黄のカード1枚を捨てる。自分の場にある黄色のユニット一体にパワーを+Xする。Xの値は捨て札にしたカードのコストに等しい。


「効果でアリスの攻撃力は6になります、これでメイルシュトロームを倒せる!」


 手札が無いのでアリスの攻撃を凌ぐ手段はない。


 アリスの攻撃でソウルが無くなったメイルシュトロームは捨て札された。


 これで、俺の身を守るものは無くなってしまった。


「そしてこのタイミングで大型のユニットか……、しかもアリスの攻撃で旅人は捨て札される。夢咲君、この状況、君ならどうする?」


「梓さん、少し黙っていて!」


 正直な話、あまり余裕はないのだ。


「では《流星の騎士 シルバースター》夢咲君を攻撃します!」


 この攻撃で俺のライフは残り7となった。流石大型、パワーが高い。


「ケイをセットして、『メインステップ』を終了します『ソウルステップ』です。ケイにソウルを一枚置いて私の番を終えます」


 だけど、まだ勝負は終わってはいない。


「俺のターン。手札が五枚になるようにドローするよ。そして『出撃ステップ』。さっきの攻撃で失ったライフは待機ゾーンのユニットに置かれる。いくよ、《竜王 メイルシュトローム》再び出撃!」


 もう一度、メイルシュトロームで主導権を握りなおす!

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