表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セイクリッド・ブレイカー  作者: あすぎめむい
第1話 始まり VS先陣の聖騎士
11/31

修正版フェイズ3~6 その2

 ルールを修正しました。誤字脱字が多いと思われますので、見つけた方はご連絡ください。

 花園さんは一体どんなカードを使うのだろうか。


「私の番です。『ドローステップ』」


「花園さんの手札は4枚だから1枚ドローだ」


「はい。1枚引きます」


 慣れない手つきでデッキからカードを引く。


「えっと、次は『出撃ステップ』……でも何もないと思います。えっと……『メインステップ』ですね」


「まあ、最初はユニットのセットしかできないが……」


 そう言うと、花園さんは少しあわてて。


「わ、分かってます!」


 と言い返してきた。


「ユニットをセットします。《赤い魔女の騎士 ルビー》と《青い魔女の騎士 サファイア》をセットします」


 2枚のセイクリッド・ナイトのカードが待機ゾーンに出る。


「えっと、『メインステップ』を終了して『ソウルステップ』です。サファイアにソウルを三枚置いて、私の番は終了です」


 これで、俺のターンがやってくる。


「俺のターン、手札が5枚になるようにドローする。そして『出撃ステップ』。このステップではユニットのソウルがコストと等しくなったユニットを場に出せる。俺は《桜の街の歌姫》を出撃!」


 《桜の街の歌姫》 色:青 所属:アクア・アクター コスト3 パワー1


 効果:[通常(自分のメインステップ)] コスト1 この効果のコストを自分の待機ゾーンにある、青のユニット一体にソウルとして置く。


「夢咲さん、訊きたいことがあります」


 見ると、花園さんは困惑している。


「カードに書いてあることがよく分からないのです」


「そう言えば説明してなかったな。まず、カードには赤、青、緑、黄、黒の五色に分かれている。花園さんが使っているカードは黄色だね。左上に書いてあるのがコストで、その下がパワー。どちらも後で説明するバトルに使う。所属はそのユニットがどんなカードかを表す。花園さんのは騎士のカードたちだ。そして効果、ユニットたちの能力だけど……後で説明するから」


 そのまま俺はメインステップに移行する。


「じゃあ、効果の説明だ。まず[]の中に書かれているのはタイミング、例えば通常は自分のメインステップにしか使えない。これは効果にしっかりと書かれているから見れば分かるはずだ。効果は後で使うから、後にするよ。それじゃあ、《桜の街の歌姫》で攻撃しようか」


 俺は《桜の街の歌姫》を縦向きから横向きに変える。確か、攻撃の説明もしていなかったな。


「次は攻撃の説明をしよう。攻撃はメインステップに縦向き――未行動状態のユニットを横向き――つまり行動状態にすることで攻撃を宣言できる」


「はいっ。ユニットを縦から横向きに、ですね」


「そうだ。そして攻撃は、基本的に相手の場にユニットがいればそのユニットに、いなければ相手に直接攻撃を行うことができる。花園さんの場にユニットはいないので直接攻撃を行うよ。ではまずはお互い、スキルカードを発動するか否かを確かめる」


「私の場にはユニットがいないので、発動できませんね」


「俺も今回は使わない。そして攻撃が確定したかどうか確認する。ここで直接攻撃が成功していたら、プレイヤーは一枚ドローできる。一枚引くよ、そしてダメージを計算する。《桜の街の歌姫》のパワーは1だから、花園さんに一ダメージだ。花園さんのライフから一枚、カードを待機ゾーンのユニットに置くことができる。こうやって相手のライフをゼロにしたほうがこのゲームの勝者となる」


「はい、分かりました。では、このカードはルビーに置きますね」


 そう言って彼女はルビーのソウルを一枚増やした。


「俺のメインステップはまだ終わっていない。《竜王 メイルシュトローム》をセットして、《桜の街の歌姫》の効果を1回使うよ。ソウルを1枚、《桜の街の歌姫》から《竜王 メイルシュトローム》に移す。さらにエリアカード《龍水の滝》を使用。これは、ソウルステップの終了時に所属:アクア・ドラゴン一体にデッキの上からカードを一枚ソウルに置くことができるエリアカードだ。エリアカードはエリアゾーンに置いて、一番上のカードのみが機能する」


「エリアカードですね」


 花園さんが頑張って覚えようとしてくれている。昔、ルールを頑張って覚えようとしていたころを思い出すなぁ。


「最後にソウルステップ。《竜王 メイルシュトローム》にソウルを四枚置き、《龍水の滝》の効果で、もう一枚ソウルを追加。これで俺のターンは終わり。さあ、花園さんの番だ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ