第5章:いま一度、あの『魔物事件』について検証してみよう
・・・もう、読者の皆様には、
『耳タコ』かとは思う。
それに関した謝罪はできたものの・・・
美絵子ちゃんの本心としては、
まだまだ納得できていない・・・
折り合いがつかず、飲み込めない部分もあることだろう。
あの日のぼくの行動理由や心境については、
かくいうぼく本人も、
実はよくわからないのだ。
(なんでまた、よりによって、あの時期やタイミングで美絵子ちゃんを・・・)
というのが、正直なところなのである。
たしかにね、
中休みに美絵子ちゃんに会う直前に起きた、
『大桶茂晴くん・小便もらし事件』が、なにかしらの「呼び水」になったことは疑いようもない真実なのだけれども、
そんなことをいえば、きっと美絵子ちゃんは、
「しげおくん・・・あの日のことを、そうやって大桶さんのせいにするのは、いかがなものかと思うわ。」
「ほかでもない、あなた自身の『きまぐれ』がまねいた結果でしょう・・・?」
と反論されるでしょうね。
あの罪深い行為にいたった原因が何であれ、
ぼくは素直に罪を認め・・・
心からの謝罪はしてきたつもりだ。
だから美絵子ちゃんだって、
こうして読みにきてくださっているわけだから・・・。
ともあれ、
ぼくたちの距離が・・・
宇宙の果てのように離れてしまっていた心と心が、
かつてないくらい再接近してくれているのは、
この肌で感じる。
意外と、
「その日」は近いのかも・・・ね❤
m(_ _)m




