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戦華舞のスキルマスター(スキマスっ!)  作者: あるか 梓妃
Chapitre1. スキルマスター、学園へ
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8


 「おはよう、アルティアさん、瑠花先生」

「おはようございます」

「おっはようございますっ! 学園長!」


着いた学園長室はネロリの香りの質素な部屋。

つまり、落ち着く雰囲気の部屋だ。


「先に教室に行っていたのか」

「ええ、でもよく教室が分かりましたね」


スキルについて言うつもりはない。


「それはまあ、なんとなく直感で」


そう、返答した。


スキルのことは隠すことがこれからは難しくなってくる。

戦場にて、隠し事はなしだ。


魔族や魔石獣というものがまだこの大地に闊歩している。

それらを退治するのが普通のギルドの役割。


人にとってはそれらは有害でいつ命を取られるのかわからない不安要素なのだが特に、魔石獣は全滅させてはいけない。

それで生活を営んでるものも多いし何より大地が死んでしまう。

だから下手に彼らに手を下すわけにはいかないのだ。


そして、それを知っていながらも魔族はこちらを抹消しようとする。

ここ最近はその魔族への対応と討伐で任務や依頼が立て込んでおり、私はいつも以上に睡眠時間を削っていた。


本当は学園など辞めてもっと強くなりたい。

でも、行き場を失った私を助けてくれた生津の言葉には逆らうつもりはない。


「本当に、姓なしでいいのか?」

「問題はありません」

「そうか、では顔を見れたしこの資料を渡しておく」

「これは?」


渡された数枚が纏めてある資料にざっと目を通す。


「この学園の地図、現在通っている貴族の名前、結界の種類、、、、まあ、その他もろもろ。わかるように、一般には見せてはいけないものだ。蒼月様は知っておいても損ではないと思ってな」

「ありがとうございます。魔力の量は誤魔化すこととなりますが平均はいくらぐらいでしょう?」

「数値をいえばざっと150。ともあれこの時期は成長の差がある。言うなれば、100〜250と考えてもらっていい」


困ったことがあった。

私の魔力は1500万以上。

魔力計測機で測れるのが1500万までであり、私はそれより多いとされる。

魔力計測機が強い反応を示してそれきり動かなくなったからだ。

機械自体が持てる魔力の容量を超えたのだろう。


魔力を抑える方法としては魔封具で抑えるしかない。

しかし一人が魔封具を着用出来るのは3つから4つ。

私はどうかは知らないが念のために4つしか着用したことがない。


そして、もう4つすでにつけている。


更新頻度、上げていきまふ。(*'▽'*)

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