治療プログラム【2】。
誤字、脱字、おかしな文章は見つけ次第修正します。
治療プログラム、Ver.紅葉。
「やめてぇぇえええええええええええええー!!」
◇治療法その壱、『古代薬学で特製スープ♪』
「大丈夫だって。私が倉庫から引っ張り出した胡散臭い薬品やら薬用植物やら薬用虫やらで作った特製のスープだからおいしぃーよー。はい、あーん」
「待て!スープの色がもう混濁している!緑とかそんなんじゃなくて色々混じってがぼあぁ!」
「どう?」
「う、う、う、うう、うぅぅぅぅぅうううううう……」
ガタガタガタガタガタッ……、バタン。
「あ、心肺停止だ」
◇治療法その弐、『最新技術で検診♪』
「ドウモコンニチハ。医療用ロボットP53〇zデス」
「なんで医療ロボットにドリルついてんだよ!?」
「これは趣味です♪」
「検査ヲ開始シマス」
ビー。
「熱い!何この熱光線熱い!コノヤロウゥ!」
ガン!
「ピーピーピー。エラーエラー。患者対象ガ暴走。患者対象ガ暴走。武装レベルCニテ暴走患者ヲ鎮圧シマス」
ガチャガチャガチャ。ギュォォォォ!
「な、なんで医療ロボットにレーザーが……」
「レーザーじゃないよ。気絶用の高圧電流発生装置。要するに『雷発射装置』でーす」
「そんなもん必要ないだ……」
ドゥン!
「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぁぁああああああああ!」
◇治療法その参、『快眠の為の凍結永眠♪』
「永眠じゃねぇよ!まだ死ねねぇよ!」
「ずべこべ言わずに入った入った!」
「やめろぉぉぉぉ……」
がちゃん。バンバンバンバンバンバンバンッ!バンバンバン…………。
……………………………………………………………………。
がちゃ。
「おぉー見事な氷漬けですなー」
「…………」
◆治療終了。
「し、死ぬぅ。う、うぅ、うぅぅぅ、ま、マジで死……」
「はい次は天才魔術師で愛人の私シャリー・クシャーでぇーす!」
「い、いや、いやだぁぁぁぁぁ…………」
治療プログラム、残りは二つ。