僕から言いたいこと
僕は黙っている
まだ日差しも遠く空の上にあるうちから
足を組む君は
何か考え事をしてる
僕にはそれが
恋愛のこと以外で考えているように見えた
僕から言い出さないと
この場面は次のコマにすすまない
どちらかの言葉をかければ
君のためになるんだろうか
どちらかとは、
恋愛以外の事と
やっぱり恋愛のこと
相談にのるためには
いつものように
構えてたりしてはいけないと思う
なぜか、あふれてくる涙が
わざと、あくびなんてして
ごまかそうとしてる
そんな君を見ていると
いとおしくて、せつなくて
恋の還元サービスは、いらないから
切ないぶんだけ
さみしいぶんだけ
ポイントがつく
そんなカードが
あったなら
いまの僕なら
なんとなく申し込んでしまうのかも
しれない
好きなぶんだけ
もっと近づいてみたいこと
それはあたりまえの気持ちからくるもの
なぜだろうと考えていたって
仕方がないね