097 アチラとコチラ
9/22更新3つめです。
さて。
今日はお店の営業もひと段落して食べ歩き、思いがけず孤児院の皆さんとも交友を深めました。
百点満点の1日でしたね。
後は、お風呂はいってマスター抱き枕に熟睡するだけなんですが。
明日、朝からログインしてくるんですよね。マスターが。
そして昨夜『チキンライス☆2』、一昨日『卵焼き☆2』を達成。
ばっちり『オムライス』のレシピを入手しました。
マスターがおねだりした『オムライス』。
明日、みごと披露できます。
ですけど。
どうせなら『☆2』にしてブチかましてやりたいのです。
そして「参りましたイズミさん」と跪かせてやりたいのです。
もうね、眷族にしたばかりのわたしを3日も放置してからに。
けっこう寂しかったですよ?
そりゃシロもミライナさんも居てくれましたけど。
眷族にはマスターが必要なんですよ。必須栄養素的に。
……よし、やりますよ。
万全の状態で迎え撃つのです。
覚悟するのですよ。マスター。
ぜーはーぜーはーぜーはーぜーはー。
つ、疲れた。
授業が終わるなりノンストップで家まで突っ走ってきたのだ。
とりあえずシャワーだけ浴びさせてくれ。
汗だくで気持ち悪い。
運動部でもないのにジャージでホームルーム。
クラスの連中は怪訝な顔だったが気にしないぜ。
マジでそれどころじゃなかったのだ。
俺の予想が正しければこちらで4時前、向こうで夜11~12時になるとイズミが暴れ出す。
俺のアバターでナニやら遊んでいるみたいなのだ。
俺としてはその前にログインして現場を押さえたい。
授業中、どんなに俺が苦しんだか。
アッとかウッとかヒッとか洩れ出る声を懸命に抑え続けたのだ。どんなプレイですか。
お仕置きしてやる。あんにゃろめ。
ひッ!?
脇にナントモ言えん感触が。
イズミめ、始めやがったな。
ログインだッ!
このままだと、変な扉が開いてしまう!!




